2011 筑波ツーリストトロフィー in MARCH《開催レポート》

2011年レースシーズン到来!筑波ツーリストトロフィー in MARCH
決勝レースレポート The BATTLE Enjoy Paddock Let's take a photo!

決勝レースレポート

新田博昭のポールtoウィン。NT2優勝は田中貞泰

 ポールポジションからスタートしたNo.49新田博昭が真っ先に1コーナーへ飛び込んで2011年の筑波ツーリストトロフィーがスタートした。No.2田中貞泰、No.21大滝太朗、No.33石川伸介、No.74小沼弘文と続いてファーストラップを終了する。上位5台はこのままの順序で周回を重ね、10周のレースをフィニッシュ。5台による6位争いはNo.9森安伸彦、No.51吉松克己、No.27吉田喜洋、No.7飛田智、No.71小口太郎の順で決着した。N250F優勝の新田はポールtoウィンを達成。NT2優勝は田中。 NS2/NT2/N250F

マスターズは古山重義。GSX-Rは逆転で伊藤直秀の勝利

 最速のGSX-R使いを決めるGSX-RカップはマスターズのNo.34古山重義がホールショットを奪い、1周目から2位以下を大きくリードしていく。そのまま逃げ切った古山がトップでチェッカーを受けてマスターズクラス優勝。2番手はNo.43斉藤知宏、No.10伊藤直秀、No.46中村強司、No.84武藤篤らが争っていたが、武藤が転倒した際に斉藤と伊藤が抜け出し、ラストラップに2位へ浮上した伊藤がGSX-Rクラス優勝となった。斉藤と中村が続き、ラストラップにNo.9下出和義が5位へと浮上した。 GSX-R/MASTERS

堅木秀紀がぶっちぎりでNB優勝。NT1優勝は小檜山祐

 2番手グリッドからスタートを決めたNo.7斉藤和也が先頭で1コーナーへ進入し、No.34金綱清が続く。しかしポールシッターのNo.6堅木秀紀がすかさず挽回して序盤にトップへ立つ。そのままハイペースで飛ばし続けた堅木が2位以下を7秒以上引き離して優勝。斉藤、金網、No.3佐久間淳らが単独の2~4位となり、上位4台はすべて4気筒エンジンのNBクラス。総合5位のNo.16小檜山祐が2気筒エンジンのNT1クラス優勝となった。 NT1/NB

ライバルを寄せ付けなかった長野克哉、完全勝利を達成

 予選決勝を通してNo.41長野克哉がライバルを寄せ付けない横綱相撲を見せた。ポールポジションから飛び出した長野は1周目からペースを上げて周回ごとに後続を引き離し、2位以下を7秒以上リードしてレースをフィニッシュ。レースの完全制覇を達成した。2位争いはNo.12入江晃とNo.17宮川明和の一騎打ちとなり、最終的には入江が逃げ切った。No.5元義人が単独の4位で続き、No.87花塚義孝とNo.51朝熊康之による5位は花塚が朝熊を振り切って決着した。 NS2

飯生利之、織田道武が揃って各クラスを完全制覇

 ポールシッターのNo.96飯生利之がロケットスタートを決めると、そのまま後続をリードし続けて最終的には2位以下に10秒以上の大差をつけてポールtoウィンのNS1クラス優勝を果たした。2番手争いはNo.31織田道武、No.46増田浩志、No.72阿部勇二らによる接近戦となり、織田が逃げ切ってTerminator's1クラス優勝。3位は終盤に増田を攻略した阿部が手にした。5位争いはNS1のNo.17間島勝美がTerminator's1のNo.63久保田裕司を振り切って決着した。 NS1/Terminator’s1

存続決定! 0.021秒差で逃げ切った津川秀雄

 エントラントからの熱い要望に応えて存続が決定したFrontier2には23台のマシンが出走した。VT250系マシンが9割以上を占める中で行われた決勝は、序盤から予選1位のNo.74津川英雄と予選2位のNo.21中井秀が激しい接近戦を展開した。逃げる津川に負う中井。最終的には0.021秒の僅差で逃げ切った津川秀雄が薄氷の勝利を手にした。3位争いもNo.2藤元博行とNo.6岡崎雅之の一騎打ちとなり、藤元がバトルを制した。5位のNo.27横田崇史とNo.23中野隆廣までの上位6名が表彰台に並んだ。 Frontier2

積極的に攻めた二瓶祐輔が一騎打ちを制して優勝

 最多の24台が出走して行われたNMは、まずポールシッターのNo.60佐藤賢が先行し、予選2番手のNo.22二瓶祐輔が続いた。二瓶は積極的にレースを展開して序盤にトップを奪ってレースを引っ張った。佐藤も懸命に追うが二瓶も譲らず、最後は二瓶が0.116秒差で逃げ切って見事な作戦勝ちを達成した。3位にはNo.84橋詰光が単独で入り、4位はNo.10堀内元気。終盤まで5位を走っていたNo.76香取誠が脱落した結果、No.78野々山祐也とNo.31諏訪匡邦が5~6位となった。 NM

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