2015筑波ツーリスト・トロフィー in OCTOBER

2015筑波ツーリスト・トロフィー in OCTOBER
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NT2/N250F 渡辺明、圧勝でN250Fタイトル獲得。NT2優勝は中村裕哉
 予選で出されていたウェット宣言は解除され、ドライの条件下で今年最後の筑波TTがスタートした。先手を取ったのはポールシッターのNo.5渡辺明で、1周目から飛ばして独走。最終ラップにはコースレコードを更新するおまけつきで2連勝を達成。
同時にN250Fのシリーズタイトルを手にした。No.3近藤秀明は単独の2位。3番手のNo.9中村裕哉はNT2優勝となり、4台による4位争いはNo.76足立文尚、No.92秋山貴文、No.21島崎洋平、No.26竹内千尋の順で決着。島崎は全勝を逃したものの手堅くNT2チャンピオンを獲得した。
NT2/N250F

NS1/MS1/Terminator's1 5台によるトップ争い。クレバーな判断で勝利した飯生利之
 先行したのはNo.49松本記一で、No.73長谷川茂が追う。さらにNo.69飯生利之、No.4織田道武、No.8酒井利明が追いついて中盤以降は先頭集団が5台に膨らんだ。中でも松本と飯生による先頭争いは激しく、松本、飯生の順で最終周へ。
バックマーカーが入り乱れる混乱の中、状況を冷静に判断した飯生は1コーナーでトップへ浮上。そして最終コーナーで松本を完璧にブロックした飯生が0.087秒差で逃げ切りTN1クラス優勝。長谷川は3位でTN1王者を獲得。NS1はNo.21山本剛久、MS1はNo.66太田薫雄がそれぞれ制した。
NS1/MS1/Terminator's1

NS2/Terminator’s2 序盤のペースアップでライバルを突き放した内山智彦
 ホールショットを決めたのはポールシッターのNo.56渡辺瑛貴。しかしNo.89内山智彦がほどなくトップを奪って1周目を終了。内山を逃がすまいとNo.5松本和也が追ったが、松本は2周目に痛恨のリタイヤを喫する。その後は内山の独走態勢が確立し、最終的には2位以下に3秒近いリードを築いてNS2優勝を遂げた。
2位争いは4台による接近戦で、何度も順位が入れ替わる混戦の末、No.69櫻澤宏太、No.71大谷朋之、No.95日比真英、渡辺の順で決着。このうち日比がNS2のチャンピオンを獲得した。TN2優勝はNo.9山田秀樹。
NS2/Terminator’s2

NT1/NB 青木翼vs櫛田賢治の一騎打ち。勝ったのは2気筒の青木
 真っ先に1コーナーへ飛び込んだのはNo.85青木翼。対してNo.88櫛田賢治が追う。櫛田は4気筒パワーを生かして3周目に青木を攻略したが、青木も2気筒の旋回性を武器に食らいつく。
2台は接近したまま周回を重ねていたが、7周目の第1ヘアピンで背後からのプレッシャーに屈した櫛田がミスを犯し、青木がトップを奪還。そのまま最後まで逃げ切った青木がNT1で大金星の総合優勝を遂げた。
2位の青木はNB優勝。4台バトルとなった3位争いはNo.33山﨑張起、No.69山口喜睦、No.9葛城紀行、No.31信濃孝喜の順で決した。
NT1/NB

NM 早めの仕掛けが功奏。6台バトルを制した菅野史隆の優勝
 2番手スタートのNo.22広瀬秀夫がホールショットからレースを引っ張り、No.90菅野史隆、No.19下河辺吉章、No.31矢作享、No.7香取誠、No.13浅見保らが続いて計6台が序盤の先頭集団を形成した。
このうち4周目に菅野が先頭に立つ一方、矢作は第1ヘアピンで転倒を喫する。終盤に入ると先頭の菅野がスパートして逃げかけたが、2番手の下河辺が菅野との差を詰めて最終ラップへ突入。下河原も攻めたが、反撃もここまで。
最後は菅野が0.8秒差で逃げ切って優勝。下河原が続き、以下広瀬、浅見、香取の順でバトルが決着した。
NM

B.O.T.T.(WCT) 実力者の西田敏郎がポールtoウィン。タイトルは松田光市の手に
 予選2位のNo.3松田光市が真っ先に1コーナーへ飛び込み、No.1渡辺海志郎、No.9西田敏郎と続く。3周目に西田がトップに立ったが、これを逃がすまいと渡辺が追走する。
渡辺はしばらくの間、西田に食い下がっていたが、西田は予選で2位以下に1秒近い差をつけてポールポジションを獲得しており、その実力を遺憾なく発揮。徐々に渡辺を引き離し、最後は独走でポールtoウィンを達成した。
渡辺は悔しい2位。3位に入った松田が年間王者を獲得した。No.7金栄得は単独の4位で、5位のNo.28辻林俊之がSlickers優勝となった。
B.O.T.T.(WCT)

Frontier2 赤旗中断で2レース制。小澤俊輝vs倉垣福太郎
 ホールショットはNo.14小澤俊輝。No.25井上勝とNo.29倉垣福太郎が続くが、2周目以降は小澤と倉垣の2台が後続を離していく。しかし5周目の1コーナーで発生したクラッシュにより赤旗中断となる。
2ヒート目は日没を考慮し、1周減算の5周という超スプリント。ここでも小澤と倉垣の競り合いとなり2台は何度も順位を入れ替えたが、小澤には明らかに余裕があり、最終周に倉垣をかわして優勝。
6台による3位バトルはNo.11横山欣身、井上、No.44西川俊哲、No.37立川浩、No.71中村圭吾、No.46増田浩志の順でゴール。
Frontier2

B.O.T.T.(ACT) 西田敏郎、圧勝でB.O.T.T. 2レース制覇
 予選2位のNo.9西田敏郎がホールショットから先行し、1周目からライバルを引き離していく。ほどなく独走状態に入り、2位以下を9秒離す圧勝でB.O.T.T. 2レース制覇を達成した。
一方、中盤まで単独の2位だったNo.19関口耕平に、出遅れていたポールシッターのNo.96舩木弘之が追いついて一旦は関口を攻略。しかし最終周の最終コーナーで舩木がギア抜けに見舞われ、空いたインに飛び込んだ関口が土壇場で2位を取り戻した。
舩木は悔しい3位。No.45石塚孝雄、No.6尾又英夫、No.44冨岡春彦までが上位6名のオーダーだ。
B.O.T.T.(ACT)

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