2015筑波ツーリスト・トロフィー in MARCH

2015筑波ツーリスト・トロフィー in MARCH
レッドランプ消灯でレースシーズンスタート
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NT2/N250F ライバルを振り切った尾崎達也。NT2は島崎洋平が逃げ切る
NS2  No.13尾崎達也が記念すべき2015年最初のホールショットを決めてレースがスタートした。ポールシッターのNo.5渡辺明が続いて3周目にトップを奪うが、痛恨のジャンプスタートにより後退。代わって尾崎を追ったのはNo.76足立文尚で、2台が接近戦を展開。先頭を行く尾崎に対し、足立は背後から執拗にプレッシャーをかける。このバトルは最後まで続き、横並びでゴールした結果、尾崎が0.112秒差で足立を振り切りN250F優勝を遂げた。NT2はNo.21島崎洋平とNo.26竹内千尋の争いとなり、島崎が竹内を振り切って優勝。

NS1/MS1/Terminator's1 4台による激しいバトル。最終コーナーで2台がクラッシュ
NS1/MS1/Terminator's1  真っ先に1コーナーへ飛び込んだのはNo.49松本記一。No.69飯生利之、No.73長谷川茂、No.84道岡嵩裕らが続いて4台が激しい優勝争いを展開した。6周目には飯生が先頭を奪い、飯生、道岡、松本、長谷川の順で最終ラップへ突入。しかし加熱したバトルは限界を超え、最終コーナーで飯生と松本がクラッシュ。その結果、バックストレートを2番手で立ち上がった道岡がTN1優勝を手にした。長谷川が続き、3番手は4台バトルを制したNo.8酒井利明。4番手のNo.10薄井徹也はMS1優勝で、続いたNo.26佐藤仁郎がNS1優勝。

NS2/Terminator's2 56RACINGのティーン2人が激突。勝ったのは櫻井芽依
NS2  ホールショットはNo.62櫻井芽依。No.71大谷朋之とNo.56埜口遥希が続いて3台が先頭集団を形成した。この中で積極的に動いたのは13歳の埜口で、6周目に2番手へ浮上すると次の周の第2ヘアピンで先頭に立つ。しかし直後のバックストレートで櫻井がトップを奪還。一方で大谷は周回遅れに絡んで後退する。櫻井と埜口は僅差で最終ラップを迎え、埜口は最終コーナーで櫻井のインに入る。対して櫻井はアウトから全開。そして横並びでゴールに飛び込んだ結果、櫻井がNS2優勝。埜口は悔しい2位。TN2はNo.26波田競治郎が優勝。

NT1/NB 出遅れを取り戻した吉塚浩司の逆転勝ち
NT1/NB  ポールシッターのNo.21矢野匡徳がホールショットから先行。矢野は独走のままレースを折り返し、このままポールtoウィン達成かと思われた。しかし矢野の後方でNo.29長谷川利光と2位を争っていたNo.8吉塚浩司が5周目の1コーナーで2番手に浮上すると、6周目には1分1秒台にペースを上げて出遅れを一気に挽回。そのまま矢野の背後に迫る。そして7周目の1コーナーで、このレースで初めてトップに立つ。矢野も最後まで食い下がったが、吉塚は最後まで手綱を緩めず逆転でNB優勝を遂げた。NT1優勝はNo.4上石達也。

NM 根岸靖浩vs中村一也の一騎打ち。逃げ切った根岸が優勝
NM  抜群のクラッチミートでホールショットを決めたのは予選2位のNo.51根岸靖浩だ。対してポールシッターのNo.70中村一也が根岸の背後に食らいつき、この2台による一騎打ちが始まった。先頭でペースを作りながら逃げる根岸に対し、中村は懸命に追う。しかし前に出るまでには至らない。最終的には根岸が中村を0.155秒差で逃げ切って予選の雪辱を晴らし、嬉しい勝利を収めた。No.31矢作亨とNo.41齊藤祐一による3位争いは、終盤に齊藤を突き放した矢作が制し、No.13浅見保はNo.25田中寿和を振り切って5位となった。

B.O.T.T.(WCT) 西田敏郎、トップでチェッカーもペナルティ。優勝は松田光市
B.O.T.T.(WCT)  予選1位のNo.1渡辺海志郎が先頭で1コーナーへ入った直後にスリップダウン。続いてNo.12佐々木重夫も転倒するアクシデントが発生した。この混乱を背にNo.2松田光市とNo.9西田敏郎が先行。このうち西田は4周目にトップを奪うと、徐々に松田を引き離していく。そのまま逃げ切った西田が先頭でチェッカーを受けた。しかし西田は黄旗無視のペナルティを受けて6位へ陥落。優勝は松田の手に渡った。No.8金栄得が単独の2位。No.38望田勇人とNo.21佐久間洋が続き、総合7位のNo.96舩木弘之がSlickers優勝となった。

Frontier2 中村圭吾、初の1分9秒台をマークしてポールtoウィン
Frontier2  予選でFrontier2初の1分9秒台というコースレコードをマークしたNo.71中村圭吾が決勝でも実力を発揮。ホールショットを決めると、そのまま独走でポールtoウィンを達成した。No.11横山欣身は単独の2位。3位争いはNo.31本田勝成、No.4岩田浩一、No.44西川俊哲、No.14小澤俊輝、No.37立川浩、No.25井上勝ら6台のバトルとなった。このうち集団の中で様子を見ていた小澤は勝機を逃さず6周目に前へ出ると、逃げ切って3位でゴール。以下本田、西川、岩田、立川、井上と続いたが、岩田は音量規定違反で失格となった。

B.O.T.T.(ACT) 関口耕平、ぶっちぎりでポールtoウィン
B.O.T.T.(ACT)  ポールシッターのNo.19関口耕平が先頭で1コーナーへ飛び込むと、1周目から2位以下を引き離す一人旅。10周のレースが終わってみれば2位以下を10秒近く引き離す圧勝で関口がポールtoウィンを達成した。2位争いはNo.96舩木弘之、No.9西田敏郎、No.4横地諭、No.6尾又英夫らの接近戦。レース中盤に横地が集団から脱落し、舩木、西田、尾又の順で最終ラップへ突入。トップスピードが伸びる舩木に対して西田は第1ヘアピンで仕掛けたが、舩木のブロックで万事休す。その結果、舩木、西田、尾又の順で雌雄が決した。

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