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Race Report

Circuit Trial Rd.5

3月に開幕したJAF筑波サーキットトライアル選手権シリーズも10月最終日に2021年シーズン最終戦を迎えた。し烈なチャンピオン争いが繰り広げられているクラスも今回で決着。全5戦で争われた2021年シーズンの王者が、ここに出そろった。

2021 JAF筑波サーキットトライアル選手権シリーズ第5戦

最終戦決戦を制した柴田尚選手がV2を達成!全勝チャンピオンが3人誕生!!

ついに最終戦を迎えたJAF筑波サーキットトライアル選手権シリーズ。今回も37台ものエントリーがあったため、B1、B2、PNクラスは、東関東シリーズとの混走での開催となった。

注目は、B1クラス。第1戦、第2戦は吉崎久善選手が連勝し、第3戦、第4戦は柴田尚選手が巻き返し全くの同成績、同ポイントで最終戦を迎えており、この最終戦を制した方がチャンピオン獲得という状況だった。

最終戦は午後に2セッション走るスケジュール。天気予報では、午後に雨マークがあったが、午前中から雨がパラパラと降り始める。その後、雨は止み、1本目が始まるころには晴れ間も見え、明るくなってきていたが、時折雨が落ちてきていた。それでも、路面はドライコンディションとなっており、気温も18度とようやくエンジンには、やさしい季節になってきていた。

まずは、B1、B2、PNクラスのヒート1が開始される。ヒート2が雨になる可能性も高かったため、各選手は、ヒート1から全力のアタックを見せる。しかし、残り5分を切ったところでクラッシュがあり、赤旗が提示され、そのままヒート1は終了となってしまう。

その後、ヒート2が始まろうというときから雨が降り始め、路面も濡れていく。一時は、かなりの雨量だったが、その後、雨が止むとライン上は乾き始め果敢に攻めていく。縁石に乗り、スライドする場面も見られたが、夕闇迫る中、ヘッドライトでアスファルトを照らしながらペースを上げて行く選手もいた。

注目のB1クラスは、ヒート1の結果で決まった。柴田選手が1分08秒807、吉崎選手が1分08秒938と僅か0秒131差で柴田選手に軍配が上がり、2年連続チャンピオンを決めた。
「決してマシンの調子はよくありませんでしたが、何とか2回ほどアタックできました。ずっと吉崎選手を目標に走ってきましたし、ここ数年でようやく相手してもらえるようになってきました。2連勝されてしまったので、3戦目、4戦目と何とか勝つことができて並ぶことができていました。3年連続で最終戦結成になりましたが、できればヒート2もドライで走りたかったですね」と柴田選手。

「ターボ車なので、夏場は厳しい状況だったので、今回はいいタイムを出せると思っていました。ヒート2で頑張ろうと思っていたのですが、雨が降ってしまい残念です」と吉崎選手は2年連続ランキング2位となった。

自己ベスト更新の太田高之選手が1分09秒907で3位。シリーズランキングも3位となった。4位に1分11秒174の福島達也選手、5位に1分11秒024の熊本壮一郎選手、6位に1分14秒086の良川幸司選手、7位に1分34秒121の五十嵐幹人選手と続いた。

B2クラスは、石井均選手がヒート1にコースレコードを更新する1分07秒700をマークして優勝! 今シーズンは全勝でチャンピオンとなった。2位にヒート2でトップタイムをマークした菊間邦明選手が1分08秒240で続き、3位に1分09秒459の大輪清選手、4位に1分10秒295の内田和利選手となった。

PN1クラスは、1分15秒685をマークした西方敬洋選手が制し、2位に永野聡選手が1分17秒804で続いた。

それぞれ1台のみの出走となったPN2クラスとAEクラス。PN2クラスは、満山喜宣選手が1分13秒176、AEクラスは日比野孝文選手が1分21秒775をマークしている。

最速クラスとも言えるB6クラスは、コンディションのよくなかったヒート2に澁澤栄一選手がベストタイムをマーク! こちらもコースレコードを更新する1分00秒911をマークし今シーズン負けなしの5連勝でシリーズチャンピオンに輝いた。2位に1分01秒973をヒート1で記録した高岩良行選手。全戦2位でシリーズランキングでも2位となった。3位に1分02秒081の松代耕二選手、4位に1分02秒847の秋本拓自選手、5位に1分03秒454の佐藤周平選手、6位に1分04秒000の鈴木達朗選手、7位に1分04秒083の佐藤清貴選手、8位に1分04秒142の馬場元選手、9位に1分06秒270の河原実選手と続いた。

B5クラスは、前戦でシリーズチャンピオンを決めている森田正徳選手がFD3Sからロータスエリーゼに乗り換えてエントリー。シルビアを駆る濱田雄介選手が1分02秒109のコースレコードをマークし、最終戦で一矢を報いた。2位に成長著しい芳田悟選手が1分04秒604で続き、森田選手は1分05秒022で3位となった。4位には1分09秒572で岡本俊紀選手が続いた。

B4クラスもコースレコードが更新される。1分05秒578をマークした市川忠康選手が優勝し、こちらも5戦全勝でシリーズチャンピオンを獲得している。2位に1分06秒239の田中洋一選手。全戦2位でシリーズランキング2位となった。3位に1分12秒987の鈴木満也選手が入っている。

B3クラスは、今野正勝選手がただ一人1分06秒台に入れ1分06秒901で優勝。2位に梅野健太選手が1分07秒101、3位に松栄吉彦選手が1分07秒894、4位に直井浩選手が1分10秒948と続いた。

参加者の声

B5クラス

芳田 悟さん

周りの皆さんと交流しながらタイムを縮めるのが楽しい

もともとジムカーナをしていたのですがS2000を手に入れてからミニサーキットを走るようになって来ました。その後、もう少し大きなサーキットを走ってみたいとなったときに筑波サーキットを選びました。走行会も走っていましたが、サーキットトライアルを知り、その中で目標を立てて走ることができ、おもしろさを知りました。何より、周りの皆さんと交流させていただきながらタイムを縮めていくことが、とても楽しいですね。

B6クラス

高岩良行さん

チューニングもいいあんばいで楽しめる

サーキットトライアルは、1998年に初めて参加したので長く続けています。JAF戦になる前には、3回チャンピオンにもなったことがあるのですが、ここ2年はランキング2位で、なかなかチャンピオンは遠いですね。JAF戦になってからは、ほぼ皆勤賞です。サーキットトライアルはガツガツしていない選手が多いので、気楽に走ることができるのが、いいですね。チューニングもいいあんばいなところで楽しむ長く続けるコツかもしれません。