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朝方まで降っていた雨の影響で路面コンディションが心配されたが、公式予選は、80Rにウエットパッチが残っていたものの、ほぼドライコンディションで行われた。今回は、昨年のチャンピオン黒岩巧選手がエントリー。第2戦以来、今年2度目のスポット参戦となるが、今年圧倒的な強さを見せている根本悠生選手が、どう迎え撃つか注目された。
「80Rだけ濡れていましたけれど、ベストラップを出した周は、けっこうまとめることができたので57秒台に入ると思ったのですが悔しいですね。コース状況が少しでもよくなってからコースインした方がいいという監督の指示でしたが、黒岩選手にタイヤ的に7周のアドバンテージがあるので、スタートをしっかり決めてリードしたいですね」と5戦連続ポールポジションを獲得した根本選手。2番手に黒岩選手が58秒550で続き、高橋響太選手、ファン選手、KAMIKAZE選手、栗原選手までが58秒台をマークした。
10月にしては、湿度が高く気温も上がったが、レースが始まるころは、曇り空となり路面温度は、それほど上がっていないコンディション。シグナルがブラックアウトし、18周のレースのスタートが切られる。ポールポジションの根本選手が好スタートを切り、真っ先に1コーナーに進入。黒岩選手、高橋選手、ファン選手、KAMIKAZE選手、前田大道選手、栗原選手、秋山健也選手と続いていく。1コーナー立ち上がりからS字コーナーにかけてファン選手が高橋選手の前に出ていくが、続く第1ヘアピンで両者は接触。大きなダメージはなく、そのまま走行を続けるが、第2ヘアピンの進入で高橋選手が痛恨のスピン。再スタートを切るが、最後尾までポジションを落としてしまう。
スポット参戦の黒岩選手は、思うように走らないマシンをコントロールし2位でゴール。3位にファン選手が入り、4戦連続で表彰台に上がった。総合4位にKAMIKAZE選手が入りMASTERSクラス5連勝で、こちらもシリーズチャンピオンを獲得。初代MASTERSクラス王座に輝いた。5位争いは、栗原選手が制し、前田選手が6位となった。MASTERSクラス2位の秋山選手が総合7位、最後尾から追い上げた高橋選手は8位でフィニッシュしている。
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| 「予選からタイムが出ていましたし、調子はよかったですが、今回は、しっかり秋山選手の前を走ってチャンピオンを獲得しようと思っていました。決勝中は、少しオーバーステア気味でしたが、バランスはよかったと思います。全勝でチャンピオンを獲れたので、最終戦は、総合で表彰台を狙います。そして来シーズンもディフェンディングチャンピオンとして参戦しようと思っています」 | |