2012 筑波ロードレース選手権シリーズ第4戦 《開催レポート》

真夏のレースを楽しんだ一日
リードコピー

決勝レポート TT250耐久 ハイライトフォト シャンパンファイト はいチーズ! Enjoy Paddock

決勝レポート

折尾弘史と櫻井芽依が3連勝。CBRカップは中村敬司
ST250/ST150/CBR250CUP  No.4中村敬司がホールショットを決めて逃げ始める一方、No.67名越公助、No.18小椋華恋、No.69薄井徹也らが2位集団を形成した。そして後方からNo.6折尾弘史が迫りつつあった7周目、中村が第1ヘアピンでリアを滑らせてタイムロス。この間に後続が追いつき中村、名越、小椋、薄井、折尾の5台による優勝争いとなった。ここから折尾が2気筒パワーを生かしてトップへ浮上し、ST250の3連勝を達成。2番手の中村はCBR250CUP優勝。薄井、名越と続いた。ST150は一騎打ちを制したNo.76櫻井芽依が3連勝を飾った。

木村芳久がパーフェクトレースを達成
 ポールシッターのNo.11木村芳久が真っ先に1コーナーへ飛び込み、ハイペースで飛ばして後続を突き放した。木村はそのままゴール。2位以下に10秒近い差をつけるパーフェクトレースを達成した。一方で2位争いはNo.20相川亨とNo.60堅木秀紀の一騎打ちとなった。レース中盤までスリックタイヤの優位性を生かして2位をキープしていた相川だったが、終盤にエンジントラブルが発生して2位を堅木に明け渡す。そのままゴールした堅木がTC-F(P)優勝。続いた相川はTC-F(S)優勝。ST600(I)優勝はNo.7前川泰志となった。 JSB1000/TC-Formula/ST600(I)

戸谷健司vs谷津裕亮の一騎打ち。赤旗中断で決着
ST600  3番手スタートのNo.34戸谷健司がホールショットを奪う。対してポールシッターのNo.18谷津裕亮は3番手で1周目を終了。トップを快走する戸谷の後方でNo.78石井聡太、谷津、No.10大橋靖洋による2位集団が形成された。ここから谷津が抜け出し、レース折り返し点の10周目に戸谷へ追いついた。しかし14周目、1コーナー立ち上がり付近に出たオイルに乗った後続車が次々と転倒。このため赤旗中断となり、規定により12周終了時点でレース成立となった。優勝は戸谷、2位は谷津。集団の先頭にいた石井が3位となった。

赤旗中断をはさむ2レース制。勝ったのは栗原佳祐
 一旦はレースが始まったものの、3周目のホームストレート上で転倒車両が残されるアクシデントが発生して赤旗中断。残り15周で仕切り直しとなった。第2レースも第1レース同様にNo.13栗原佳祐がホールショットを決め、No.26原直樹が続いて両者は何度も順位を入れ替える激しいバトルを展開。しかし10周目の第2ヘアピンで原が痛恨の転倒。終盤は上位5台が単独となり栗原がトップでゴール。2レース合算でも栗原が優勝。No.12天野雄太、No.6山元聖、No.7山内大介、No.11水野涼、No.27松田健太までが表彰台に並んだ。 J-GP3

全員が楽しんだ真夏の耐久。レースはマツエセブンの作戦勝ち
TT250耐久
TT250耐久
TT250耐久
 4サイクル250ccマシンの3クラスで争われるTT250耐久には23台が出走。全員が真夏の耐久レースを楽しんだ。定番のルマン式スタートによりレースが開始。全車が150分後のゴール目指して一斉にスタートした。序盤はNo.73ヒンジャマンズ+藤田商会とNo.7マツエセブンの2台が先行し、後続より数秒速いペースでマッチレースを展開。この均衡が破れたのはレース開始から30分過ぎで、No.73が最初のピットインを敢行。対照的にNo.7は第1ライダーの走行を70分まで引っ張る作戦に出た。結果的にはこの作戦が功を奏する。No.7は快調に飛ばして2位以下を周回遅れにした結果、最初のピットインを済ませた後もトップをキープ。折り返しの75分時点でのトップ10は先頭がNo.7、2周遅れてNo.42タマスピード&亀田レーシング、No.26プロップマンwith914、No.45 41IDERS☆と町田の娘、3周遅れてNo.99諸遊農場レーシングチーム、No.73、4周遅れてNo.18Propman+掃除屋+サチ姉、No.2超軽合金orZ、No.62定伸工業3129Zi、No.69GITA&魚雷舎弟&でいびっと というものだ。ピットインにより若干のポジション入れ換えはあったが、その後も各車は順調に周回を重ねる。しかし残り10分を切ったところでNo.96TEAN HiRaNo&之がガス欠により第2ヘアピン立ち上がりでストップするアクシデントが発生。それでも暑い中、マシンを押してピットへ戻ってきた。そして待望のチェッカー。優勝はNo.7、1周遅れて2位にNo.73、3周遅れてNo.45とNo.99、4周遅れてNo.69とNo.2、5周遅れてNo.18とNo.41毒食らわば皿までRT、6周遅れてNo.62、8周遅れてNo.68クラブバズライダーズというのが上位10チームのオーダーだ。最後は参加者がホームストレートに集合して記念写真に収まった。

page_top