2015耐久茶屋"筑波耐久ロードレース"

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Force one-Fourth Race2
No.39超軽合金orz菅沼芳昭/渡邉巧組、全車ラップを達成

レース風景
 4stクォーターの力を見せつけろ。NS2/TN2/NT2/N250F/FT2の5クラス混走という4サイクル250ccマシンなら全方位で参戦可能な耐久バトルロイヤル、それがForce One-Fourthだ。予選には72チームが出走し、Race2は予選41位以下のチームで争われるコンソレーションレース。32台のマシンが90分後のゴールを目指し、耐久ムード満点のルマン式でスタートを切った。序盤のレースを引っ張ったのはNo.38Green・Eagle☆RT☆。
No.24PASSAGGIO+GEN’Sが続き、さらにNo.39超軽合金orzが加わって3台が接近戦を展開する。レース開始から30分になると、上位のチームが給油とライダー交代のため続々とピットインする。ピットアウト後はNo.24が先頭をキープしていたが、ちょうどレースの折り返し点となる45分後の34周目に、地力に勝るNo.39が先頭を奪う。この時点でトップと同一周回なのは6台だった。一方、2位に後退したNo.24は40周目に再びトップへ返り咲いて意地を見せた。しかし45周目に再度No.39へ先頭の座を明け渡してからはNo.39がトップを快走。そして49周目にNo.38を、53周目にNo.57チームカタクラ二人あわせて116歳をラップ。最後の1台となったNo.70マツエセブン・ウマロバも55周目に陥落し、No.39は2位以下をすべて周回遅れにする全車抜きを達成。そのまま残る20分余りを走り切ったNo.39がトップでチェッカーを受けた。1周遅れでNo.18アームストロング、No.13チームRSカタクラ、No.70が続き、No.57、No.38が2周遅れでゴールした。コンソレーションレースのため正式結果ではNo.39が41位で、以下のチームも同様だ。

レース風景 レース風景

Force one-Fourth Race1
SC導入2回。好機を逃さなかったNo.63 DOGFIGHTRACING武佐英典/折川翔馬組が優勝
 Force One-Fourthの予選上位40台が進出するRace1は150分で行われた。40台のマシンが20台ずつ時間差2段階のルマン式で一斉にスタート。しかし長丁場の耐久レースは何が起こるかわからない。スタート直後に予選3位のNo.78 DOGFIGHTRACINGが第1ヘアピンで転倒し、波乱含みのスタートとなった。  序盤はNo.12TGR & Gsense、No.32SANMEI+S-SUPPLY、No.63DOGFIGHTRACING、No.6ファイヤーガレージ、No.53モトレーシング&AKIGASE、No.1プロップマン+914ら6台がスプリントレースさながらに激しくポジションを入れ替える。

その最中の10周目にNo.45 415RIDERS+南町田の狼とNo.92オカピ&目代一家&マツエセブンが第1ヘアピンで転倒。コース上にマシンが取り残されたためセーフティカー(SC)導入となった。5周後にSCが解除された後はNo.63がレースをリード。その後方でNo.53、No.12、No.32、No.6の4台が2番手を争っていたが、この間にNo.63が一旦逃げる。しかしNo.53はNo.63を逃すまいと2位集団を抜け出しNo.63の背後に迫る。そして24周目にトップを奪ってからはNo.53とNo.63の1-2体制が確立。以後は3番手以下を徐々に離しつつ周回を重ねる。

 レース開始から1時間が経過した頃、第2ヘアピン立ち上がりでNo.5チーム・RS・カタクラとNo.12が転倒するアクシデントが発生。ここで本日2回目のSCが導入され、およそ10分間レースが中断される。このSC導入により一旦は開いていたトップのNo.53と2番手のNo.63が急接近。No.63はこの好機を逃がさず、レースが折り返しを迎えた直後の61周目にトップを奪還。2周後にNo.53がピットに入ったことで全車が周回遅れとなった。

 その後、No.63はバックマーカーをかき分けながらトップを独走。そのまま2時間半を走りきり、全車ラップでレースを制覇。1周遅れてNo.53が続き、No.89R☆H☆P+N-PLAN+WAKO'S+neautralが3番手でゴール。以下No.32、No.21もてぎST250Sの大人たち、No.1がトップ6入りを果たした。なお仮表彰式後にNo.89が黄旗追い越しによるペナルティのため2周減算となり6位へ降格。クラス別では総合優勝のNo.63がNT2優勝。NS2は総合4位のNo.21、FT2は総合14位のNo.19エビスモーターサイクル、N250Fは総合29位のNo.69 4サイクルパラノイア、TN2は総合33位のNo.28つくばかRT&スクーデリアNがそれぞれ優勝となった。最後はホームストレートで記念の集合写真に収まって2時間半のレースを締めくくった。

レース風景 レース風景
レース風景
レース風景

Force one-Fourth Race1
SC導入2回。好機を逃さなかったNo.63 DOGFIGHTRACING武佐英典/折川翔馬組が優勝
 4サイクルのミニバイクで5時間、筑波のコース2000を走りまくる。記念すべき10回目の茶耐には総勢69のチームが集結した。スタート前のグリッドにはマシンを中心にライダーとチームスタッフが集まり、ワイワイガヤガヤとこれから始まるレースが待ちきれない様子だ。耐久レースお約束のルマン式スタートもムードを盛り上げる。そして午前11時、5時間後のゴール目指して69台のメダカたちが大海に漕ぎ出た。

 序盤からレースをリードしたのはNo.1POSH小城塾WJネオグラ+クレバーライトで、コースがクリアなうちに2位以下を引き離しにかかる。少し離れてNo.39とNo.63が2番手を争い、No.8とNo.31が4番手バトルを繰り広げる。その後、トップ10に大きな変動はなく耐久らしく淡々とレースが進む一方、それ以下のチームでは順位の変動が激しく周回ごとに順位がめまぐるしく入れ替わる。後方の混乱模様を尻目に上位陣はハイペースで周回を重ね、1時間が経過した頃にはトップのNo.1と同一周回なのはNo.63とNo.39のみという状況だった。

 コース上には多数のマシンが走り、時にはパッシングで思わぬミスを犯すこともある。先頭のNO.1を激しく追っていたNo.63だったが、1時間20分を経過したところで痛恨の黄旗追い越しによりストップ&ゴーのペナルティを受け後退。一方、トップで快調に飛ばすNo.1は2時間を前に全車ラップを達成した。長丁場の耐久レースは、ライダーはもちろんチームワークやマシンの完成度にも高いレベルが要求される。2時間を経過した頃からマシントラブルによる緊急ピットインが目立ち始め、ピットはマシンの修復作業をするチームでごった返す。

 そして3時間が経過。トップは変わらずのNo.1。1周遅れでNo.63、2周遅れでNo.39という状況だったが、この時アジアコーナーでオイルに乗ったマシンが次々に転倒するアクシデントが発生。このオイル処理のため2回目のSCが導入された。オイルはダンロップコーナー先から第2ヘアピンまで広く漏れており、処理が済むまで30分に渡りSCが走行する。 レース再開から10分後、トップを行くNo.1にピットストップペナルティが与えられたが、すでに全車をラップしていたため大勢に影響はなく、首位のままレースに復帰した。
 いよいよゴールまで1時間を切った。この時点でもNo.1がトップを快走し、1周遅れでNo.63、4周遅れでNo.31とNo.5、6周遅れでNo.18が続く状況だった。しかし大詰めになって2番手を行くNo.63が猛チャージ。残り30分でNo.1を抜き去り同一周回に持ち込んで意地を見せたが、反撃もここまでだった。

 そしてスタートから5時間が経過。先頭のNo.1マシンがホームストレートに姿を現すとチェッカーフラッグが振り下ろされ、ピットレーンでは出迎えたチーム全員がガッツポーズ。No.1チームは大きな歓喜に包まれた。その後もマシンがホームストレートを通過する度にピットのあちこちで歓声が上がり、長いようで短かった5時間のレースを噛みしめた。最後は恒例の集合写真。日の落ちたホームストレートに参加者全員が集まり笑顔で写真に収まった。

レース風景
レース風景
レース風景
レース風景

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