2011 耐久茶屋“筑波耐久ロードレース”
            《~夏の耐久茶屋~ 開催レポート》

今年も開店、耐久茶屋!

リードコピー


決勝レポート真夏の祭典 Let's Take a Photo! Enjoy Paddock

Mini OPEN

優勝はMRプロジェクト+DFR。勝因は序盤の頑張り

MiniOPEN決勝 お待たせしました。今年も開店、耐久茶屋! 肩肘張らずに参加できることが魅力な耐久茶屋の中でも、ミニバイクで出走するMini OPENクラスは最も敷居が低い。下は15才、上は67才と幅広い年代から総勢59名のライダーがエントリーしたレースは、ルマン式スタートにより開始。抽選で決定したスターティンググリッドから21台のマシンが3時間後のゴール目指して飛び出した。先手を取ったのはNo.56カムイ八王子+YAOI R&Dだったが、10周ほどでオレンジボール旗の提示を受けて脱落。代わってNo.20スーパーハトリSP50が先行し、No.99テルル・DayHiレーシング、No.59YUE&QMA-D&SP-V、No.17NRF&HiPower、No.63MRプロジェクト+DFR、No.3ライテック・レパルト・コルサ、No.16Tアカオギ&モトモトらが追う。各車はペースをキープしながら周回を重ねるが、先頭のNo.20号車はライバルより1秒以上速いペースで回り、一時はNo.63号車以外を周回遅れにした。しかしライダー交代後はNo.63号車の追い上げを許し、トップを譲る。
 その後、レース開始から2時間を前にして上位の一角だったNo.99号車がエンジンロックにより優勝戦線から脱落。2時間の時点ではNo.63を先頭に4秒後ろにNo.20、No.59、No.17、No.3、No.27ライテック・レパルト・コルサというオーダーだ。その後はしばらく上位に変動はなかったが、終盤に入ると3番手のNo.59号車が怒涛の追い上げを始め、残り10分を切ったところで2番手へ浮上した。
 一方、トップを行くNo.63は残り30分でライダー交代する余裕を見せて優勝。8秒遅れてNo.59が続き、No.20は悔しい3位。2周遅れてNo.17とNo.3が続き、No.27までが表彰台に並んだ。

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TT250

あっけない幕切れ。単気筒で勝ったTEAM KOIWAI&TRS

TT250決勝 ほどよいパワーと軽い車重で扱いやすい4サイクル250ccマシンで行われるTT250には3クラス計33台が出走。各チームは2~3名のライダーで構成され、総勢81名のライダー決勝がレースに臨んだ。
 スタート寸前に小雨が降ったため決勝開始が遅れるハプニングがあったが、10分遅れで2時間のレースが始まった。オープニングラップを制したのはNo.7T軍団歌代+桃尻&T-HOUSE&YYRだったが、ほどなくNo.12TEAM KOIWAI&TRSが背後につけて2台による接近戦が始まった。
 2台は時折順位を入れ替えながら周回を重ねる。少し離れてNo.80ヒンジャマンズ鬼手首ライダーが続き、4番手争いはNo.37VAMONOS&Propman、No.74Works沼千代+豆姉R(S)、No.99爆走!!松戸組With消防魂の集団だ。
 その後もNo.12とNo.7のトップ争いは続いていたが、レース開始より1時間を過ぎてからNo.12号車が徐々にNo.7を引き離し始める。そしてNo.12号車が逃げ切るかに思われたが、No.7号車もこのままでは終わらない。残り30分となった時点で2台の差が一気に詰まり、No.7号車がトップを奪還する。その後も2台は接近したまま終盤を迎え、レース時間は残り10分を切った。ところが最後の勝負を前にNo.7号車が突然失速する。原因はガス欠症状が出たためで、これで勝負ありとなった。
 レースはNo.12が優勝。同時にNS2クラス優勝も手にした。No.7は1周遅れでゴールにたどりつき、総合2位でNT2クラス優勝となった。3番手は後半に追い上げたNo.54Autowinsとカヅとあんづが入り、4番手のNo.74はFT2クラス優勝。No.9が続いて、新型CBR250Rで参戦したNo.17Assault+RCRが総合6位となった。

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