2014 筑波ツーリストトロフィー in MARCH《開催レポート》

リードコピー
春らしい陽気の中でキックオフ 2014筑波ツーリスト・トロフィー in MARCH
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決勝レースレポート
NS2 長野克哉、ライバルを蹴散らしポールtoウィン
 予選2番手のNo.12入江晃が鮮やかなホールショットを決めて2014年シーズンがスタートした。対してNo.12櫻井芽依がトップを奪い1周目を終了。ポールシッターのNo.41長野克哉は3番手につける。そして4番手のNo.5元義人までが序盤の先頭集団を形成した。しかし予選で頭一つ抜け出たタイムをマークしていた長野がほどなく本領を発揮。長野は3周目にトップへ立つと、そのまま先頭集団を抜け出してポールtoウィンを達成した。3台による2位争いを制したのは元。入江はラストラップに櫻井を攻略して3位となった。 NS2

NS1/Terminator's1 Terminator's1の織田道武が完全制覇。NS1優勝は飯生利之
 ポールポジションを獲得したNo.4織田道武がスタートダッシュを決め、1周目からトップを独走。そして最後までライバルを寄せ付けず、完全制覇を達成した。織田は2位以下を8秒近く引き離す圧勝でTerminator’s1の帝王ぶりを見せつけた。後方ではNo.14増田浩志、No.69飯生利之、No.8酒井利明、No.13長谷川茂、No.21山本剛久らが2位集団を形成。ここから抜け出した飯生が2番手でゴールしてNS1優勝を手にした。一方、出遅れて1周目を9番手で終えたNo.9舩木弘之は、怒涛の追い上げでごぼう抜きを果たし3位に入った。 NS1/Terminator's1

NT2/N250F 白名弘毅、コースレコードで圧勝。NT2は山田実
 予選トップのNo.88白名弘毅がホールショットを決める一方、同じN250FのNo.13尾崎達也が1周目の最終コーナーでトップに浮上。しかし4周目に白名がトップを奪い返すと、一気に尾崎を突き離して7周目にはコースレコードをマーク。そして10秒近い大差をつけて優勝を決めた。その後ろで3番手を争っていたNo.5渡辺明とNo.7田中貞泰だったが、8周目の第1ヘアピンで田中が渡辺に追突して両者は転倒。代わって3位争いとなったNo.19山田実vsNo.21島崎洋平のバトルは、山田が島崎を振り切り総合3位でNT2優勝を手にした。 NT2/N250F

NT1/NB NB春田孝幸の独走レース。NT1は石原正行
 セカンドグリッドからスタートしたNo.1櫛田賢治が真っ先に1コーナーへ飛び込んだものの、ポールシッターのNo.6春田孝幸がオープニングラップにトップを奪うと、そこからは春田の独走劇だった。春田は順当に後続を引き離し、2位以下に5秒以上の差をつけてポールtoウィンを達成。一方、予選2位ながらスタートで8番手まで後退したNo.15真々田雄一は、その後の頑張りで2番手まで盛り返した。櫛田はNo.33山崎張起に競り勝って3位。上位8名まではNBクラスのライダーが占め、NT1クラスの優勝はNo.3石原正行。 NT1/NB

NM 8台によるトップ争い。勝ったのは伊藤利也
 No.31矢作享がホールショットを奪い、No.8伊藤利也、No.43生川宏夢、No.6住谷貴幸と続く。さらにNo.25田中寿和、No.36冨山卓、No.19下河邊吉章、No.2清水剛を加えた8台が縦一列のトップグループを形成した。中でも矢作と伊藤の先頭争いは激しく、たびたび順位を入れ替える。この勝負は8周目にトップを奪った伊藤が逃げ切って決着。伊藤は嬉しい優勝を手にした。一方、3位を争っていた生川と住谷だったが、生川が最終ラップに痛恨の転倒。その後ろにいた冨山も脱落した結果、下河邊、清水、田中が4~6位でゴールした。 NM

B.O.T.T.(WCT) 砂塚知男がポールtoウィン
 水冷ビッグツインによって行われるバトル・オブ・ザ・ツインのWCTクラスは、先頭で1コーナーに入ったNo.9西田敏郎に対し、No.51砂塚知男がトップを奪って1周目を終了。そしてNo.88笠井善雄を加えた3台が序盤の先頭集団を形成した。レースが進むに連れて先頭の砂塚と2番手の笠井が、それぞれ集団から抜け出す一方、西田は後方から追いついてきたNo.3松田光市と3位争いを展開。レースはそのまま砂塚が真っ先にチェッカーフラッグを受け、ポールtoウィンを達成。笠井は2位。西田は松田を振り切って3位となった。 B.O.T.T.(WCT)

Frontier2 五ノ井宏典、まさかの転倒。優勝は吉野直幸
 32台が出走したFrontier2は、まずNo.7田中貞泰がレースを引っ張り、No.5五ノ井宏典とNo.14小澤俊輝が続く。しかし3周目に田中と小澤が相次いで転倒する波乱含みとなった。これでトップ独走となった五ノ井だったが、ラストラップの第2ヘアピンでまさかの転倒。その後方ではNo.43吉野直幸とNo.3長谷川弘充が激しい一騎打ちを繰り広げており、0.146秒差でライバルを振り切った吉野が幸運な勝利を手にした。3位のNo.18金子和也と4位のNo.47風間裕貴はそれぞれ単独。3台バトルを制したNo.50斎藤章が5位となった。 Frontier2

B.O.T.T.(ACT) 西田敏郎、独走でポールtoウィン
 ポールシッターのNo.9西田敏郎がオープニングラップを制して快調に飛ばす一方、No.19関口耕平が追走。関口は懸命に追うが、西田の勢いは止まらず7秒近いリードを保ってポールtoウィンを遂げた。関口は2位。一方、レース終盤まで単独の3番手をキープしていたNo.96舩木弘之は突然のマシントラブルによりスローダウン。代わってNo.84氏家康典が3位に入った。また氏家の真後ろを走行していたNo.10塩川栄二もマシントラブルにより失速。No.71舟越洋司。No.63池田康司、No.87長谷川元が4~6位という結果になった。 B.O.T.T.(ACT)

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