筑波ツーリングカー選手権第4戦

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TTC1600

TTC1400

ここまで3連勝を飾っているディフェンディングチャンピオンの田中千夏選手が、全勝でV2を決めるか注目されたTTC1400クラス。これを阻止しようとストップ・ザ・田中に燃える、ませきかつみ選手が金曜日から筑波入りし、マシンをセットアップし、公式予選では、ただ一人1分07秒台に入れる1分07秒973をマークしてポールポジションを獲得！　一方、田中選手は、直前の練習走行でエンジントラブルが発生。何とか修復しレースウイークに入っていたが、本来の速さを出し切れていなかった。それでも予選では、1分08秒137をマークし2番手につけていた。

迎えた決勝。ませき選手が好スタートを見せレースを引っ張りリード。これを田中選手が井上俊樹選手を抑えながら追っていく。レース終盤になると、ませき選手のペースがやや落ちると、その背後に田中選手と井上選手が接近し、三つ巴のトップ争いとなる。ませき選手は、支えてくれた仲間のために2台の追撃を抑えきりトップでゴール。久しぶりの優勝を飾った。田中選手は、全勝とはならなかったが2位でゴールし2連覇を決めた。3位に井上選手が入り表彰台の一角を占めた。

「今回は、金曜日からサーキット入りして新しいセッティングを試していました。走り始めは、調子がよくなかったのですが、徐々に合わせ込んでいくことができ予選でポールポジションを獲ることができました。決勝では、タイヤの冷えている序盤に逃げたいと思っていて、その通りの展開に持ち込めたのですが、タイヤの内圧の問題で最後の2、3周は、後続を抑える形でした。田中選手の連勝を止めたかったですし、支えてくれた仲間に成績で恩返ししたかったので、勝つことができてよかったです」

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	「今年は、どうしようかと思っているうちにシーズンが進んでいった感じでした。エンジンのメンテナンスのスパンを引っ張っていたのですが、最終戦を前に壊れてしまい、自前でなるべくお金をかけずに直そうと、前日の夜中まで作業をしていました。走り出すと、万全の状態ではなかったのですがドライバーとしてベストは尽くしました。決勝の最後の方で、ようやくアタリがついていた感じでしたね。支えてくれたチームのおかげで2連覇を達成できました。ありがとうございました」