筑波シリーズ ≪開催レポート≫

JAF筑波サーキットトライアル選手権シリーズ第3戦

筑波シリーズトップページ

筑波17ランキングを見る

筑波サーキットキャラクター

レインコンディションで渾身のアタックを見せた小野寺選手が2連勝!

台風が4回も上陸した9月。台風16号は直前に過ぎ去ったものの秋雨前線が活発となり、シリーズ第4戦は、レインコンディションでの開催となった。1本目は雨足が強く、コースに水たまりも多かったが、2本目は雨は弱くなり、コースコンディションもよくなっていったため、2本目にほとんどのドライバーがベストタイムを出すことになった。

中でもB3クラスの小野寺康文選手は、レインコンディションの中、気合いに入った走りを見せ2本目に1分07秒386をマーク。2位の馬場元選手を2秒以上引き離す、圧倒的なタイムで優勝を飾り、2連勝! 馬場選手は1分09秒437がベストとなり、2勝目には届かなかった。第1戦のウイナー佐藤清貴選手が1分10秒992で3位。4位に1分13秒640の沼倉雅選手、5位に1分19秒298の永藤光雄選手と続いた。

B2クラスは、レインコンディションでもエリーゼを駆る森田正穂選手が1分13秒880で優勝し、今シーズン負け無しの4連勝! 2位に1分14秒607の市川忠康選手、3位に1分14秒662の能勢健一朗選手と続いた。

B1クラスは、スイフトの直井浩選手が1分17秒002をマークし、今シーズン初優勝! ヒート1で1分19秒913をたたき出した金森有紀選手が健闘の2位。3位に1分21秒246の熊本壮一郎選手と続き、4位に1分22秒129の小林裕暢選手、5位に開幕3連勝していた吉崎久善選手が1分22秒138で続いた。

また、今回は東関東サーキットトライアルinつくばSr5も併催となり、NT1~3の9台も参加。NT1クラスは、マーチを駆る柴田尚選手が1分24秒954、NT2クラスは、86を駆る大藪弘憲選手が1分16秒612、NT3クラスは、インプレッサを駆る井戸勇輔選手が1分18秒987で優勝を飾った。

次回、11月13日(日)は、早くも2016年シーズン最終戦となる。15分2ヒートのタイムトライアルで争うサーキットトライアル。筑波サーキットを思い切り走ってみませんか!?

B1クラス 小林浩暢さん

ここで経験を積んでレースデビューします。
今回はレインコンディションなので、コーナーは、ゆっくり走り、コーナー立ち上がりから直線でアクセルを開ける走りを心がけています。A級ライセンスを取りたくて、まずはTMACさんの走行会に参加して、このJAF筑波サーキットトライアル選手権シリーズにステップアップしました。ここで経験を積んで、来年か再来年にはレースデビューしたいと思っています。

NT-1 柴田 尚さん

マーチで10秒を切りたいんです!
ウエットは普段より限界が低いので探りながら走っています。もう走行会には10年以上参加しているので、少し物足りなくなってきたところにサーキットトライアルがありました。マーチは、小さいクルマですし、ストレートが遅いので“マーチだから…”と言い訳できるのがいいです(笑)。タイムを詰めていく楽しさもありますね。今のところ筑波でのベストは10秒4なので9秒台に入れるのが目標なんです。

page_top