JAF筑波スーパーFJ選手権第1戦

2012 TSUKUBA SERIES
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Super-FJ Round.1[2012.4.1 Sun.]

黒岩巧選手が終始トップで、ミス無くレースをまとめる!
新しいシーズンがスタートした筑波スーパーFJ選手権シリーズ。レース1年目の若者から、今年で54歳になるというOSAMU選手まで、若手からベテランまで実に幅広いエントリーを集めた。公式予選では、FJ1600の2台を含む14台が決勝グリッドを争った。

Super-FJレース風景予選セッションは、序盤から激しいアタックが繰り広げられた。そんな中、ポールポジションは、スーパーFJ参戦初年となる高橋響太選手が獲得。タイムは58秒781。2番手には0.08秒差で黒岩巧選手が入った。この2人のみが58秒台をマーク。高橋選手は「これまでアンダーステア傾向で、それを直すようにセッティングを詰めてきたんですが、今日ニュータイヤを履いたらそれが直っていました。クリアラップもうまく取れました」とコメント。一方、2番手でフロントロウに並ぶ黒岩選手は高橋選手の先輩にあたり、高橋選手が乗っている車両は一昨年スーパーFJにデビューしたときに黒岩選手が乗っていた車両そのもの。「ポールが獲れなくて悔しいです。レースはスタートで前にいくしかありません」と昨年ランキング2位の黒岩選手は早速決勝に気持ちを切り替えていく。

Super-FJレース風景フロントロウイン側に高橋選手、アウト側に黒岩選手が並んだ決勝レース。シグナルブラックアウトで、黒岩選手はきっちりスタートを決めたものの、ポールポジションの高橋選手は痛恨のタイヤスピンでスタート失敗。先輩後輩対決はここで勝負あり。黒岩選手は逃げる一方。高橋選手は、セカンドロウスタートの仁木圭之選手、住山晃一郎選手、そしてOSAMU選手に続く5番手で1コーナーへ飛び込んでいく。仁木選手、住山選手と高橋選手の2番手争いは6周に渡って繰り広げられ、高橋選手が2番手へ浮上したのが7周目のこと。その後ファステストラップを記録しながら黒岩選手を追い上げたものの、届かず。黒岩選手の完璧なレース運びで去年の第3戦以来の優勝を飾る。高橋選手が3秒差で2位。さらに8秒遅れて住山選手が3位に入った。
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Super-FJレース風景 Super-FJレース風景


Winner's Interview

優勝 黒岩巧選手
「スタートで決めるつもりで集中していて、無事に決まりました。後ろのバトルのスキにマージンを作ってしまおうと、自分にできるペース目いっぱい、攻め攻めで走りました。去年はなかなか勝つことができなかったのですが、去年の二の舞にならないように今年は次につなげたい。ポールポジションも獲りたいですし、ファステストも獲りたい。次回はグランドスラムを目指します」
黒岩巧選手
2位 高橋響太選手 高橋響太選手
「スタートで思った以上にホイールスピンしてしまって、すぐに2速に上げようとしたんですが、2速に入れられなくて、5番手くらいまで下がってしまいました。本当にスタートの失敗が悔やまれます。その後順位は挽回していき2番手に上がってからは前だけを見て走っていましたが、もう離されすぎていて。本当に悔しいです」
3位 住山晃一郎選手 住山晃一郎選手
「カートから3年ほどブランクがあって、スーパーFJにステップアップ&初挑戦です。レースはずっとダンゴ状態でして、最後は周回遅れのFJをうまく使って抜けましたが、前の2台は逃げてしまったので、なかなかしんどかったです。クルマも自分もまだまだのところはありますが、課題が見つかりました。次回に向けて詰めていきたいと思っています」

筑波ツーリングカー選手権シリーズ


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