JAF筑波スーパーFJ選手権第4戦

2012 TSUKUBA SERIES
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リード文
メインイメージ

Super-FJ Round.4[2012.8.19 Sun.]

黒岩巧選手がステディな走りで4連勝!
Super-FJレース風景公式予選は、今回もポイントをリードする黒岩巧選手が真っ先にコースインし、タイムを縮めていく。一時、吉田照己選手がリーダーボードのトップに立つが、黒岩選手がタイムを縮め59秒414を出し再びトップに立つと、早めにピットイン。黒岩選手のタイムを破るものは現れないかと思われたが、セッション終盤に59秒348を大野悟選手がたたき出し、逆転でポールポジションかと思われた。しかし、予選セッション終了後に走路外走行の違反があったため、3グリッド降格のペナルティが言い渡された。このため、黒岩選手が2戦連続のポールポジション。暫定ランキング2番手の仁木圭之選手が2番手、3番手に石澤浩紀選手と続き、大野選手は4番手グリッドからスタートすることになった。

Super-FJレース風景「決勝は確実に路面温度も高くなるので予選はタイヤを温存するために予定通り早く切り上げました。悪くても2、3番手になれると思っていたので、ポールポジションが意外な形で入ってきましたね。今回も土曜日は1本しか走っていませんが、マシンの状態はチームのおかげでバッチリです。今回は、いつもに増して落ち着いていきたいと思っています」と黒岩選手。

一方、終止単独で走りながら最速タイムをマークした大野選手は「ベストを出したときは、ちゃんと走っていたのですが仕方ないですね。調子はいいので、スタートを決めて決勝で頑張ります」と気持ちをレースに切り換えていた。

Super-FJレース風景 Super-FJレース風景

強烈な日差しの中、レースはスタート! ポールポジションの黒岩選手が真っ先に1コーナーに入っていき、仁木選手、石澤選手、吉田選手、岡崎善衛選手と続き、大野選手はスタートで出遅れてしまい6番手にポジションを落としてしまう。トップをゆく黒岩選手は、タイヤを少しでももたせるために、序盤はペースを抑えながら走っていたというが、それでも2番手以下をジリジリと引き離していく。一方、追い上げていきたい大野選手だったが、なかなか前を走るマシンをかわせずにトップから離される一方だった。黒岩選手は、トップ独走態勢を築き4連勝に向けてひた走る。その後方では、大野選手が激しい追い上げを見せ、レース終盤になるにつれてバトルがヒートアップ! 14周目に吉田選手をかわして3番手に上がると、仁木選手のテールをピタリとマーク。何度も並びかけるが、仁木選手も必死に大野選手のアタックを抑えていく。そして迎えた最終ラップ。黒岩選手は、2番手に約5秒の差をつけており、余裕の独走でゴール。見事、開幕戦から4連勝を飾った。2位争いは、最終ラップのバックストレートで仁木選手をかわした大野選手が制した。以下、吉田選手、岡崎選手、栗原知聖選手と続いた。
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Winner's Interview

優勝 黒岩巧選手
「今回もトップに出て落ち着いて走ることができました。タイヤが厳しいことは分かっていたので、序盤は抑え気味にタイヤマネジメントをしながら走っていました。後続も徐々に離れていっていたので、あせることもなくミスだけはしないように心がけました。チームがいいマシンを用意してくれましたし、応援に来てくれた方も多かったので勝つことができました。15日に24歳になったのですが、ポールポジションはバースデイプレゼントだったのかもしれませんね」
黒岩巧選手
2位 大野悟選手 大野悟選手
「スタートでミスしてしまい遅れてしまいました。筑波でのレースは初めてなので、なかなか抜くポイントに苦労しました。予選もでしたが、悔しいレースでしたね。たらればになってしまいますが、スタートが決まっていれば勝負できたかもしれないですね。またチャンスがあれば、ぜひ筑波のレースにも出てみたいですね」
3位 仁木圭之選手 仁木圭之選手
「ストレートスピードが伸びず苦しいレースでした。最後は、ブロックはしましたが、クリーンなレースを心がけました。レース序盤のワンミスも悔しかったですね。ただ、大野選手のブレーキングは、恐ろしくハードです。将来、速くなりそうなドライバーだと思います」


F4 Round.4[2012.8.19 Sun.]

優勝請負人の責務を果たした高星選手
TTC1400レース風景筑波サーキットが舞台となった2012年 国土交通省後援 F4選手権 東日本シリーズ第4戦。スーパーFJやFJから卒業していったドライバーも数多くエントリー。公式予選では、ランキングトップにつけている武平良介選手が55秒058をマークしてポールポジションを獲得。今回、B-MAXからエントリーした高星明誠選手が55秒152で2番手、以下、山口大陸選手、花岡翔太選手、山田翔選手、OSAMU選手、中山雅佳選手、Aクラストップの加藤正将選手と続き、ここまでが55秒台を記録した。

決勝では、高星選手が好スタートを見せ、ポールポジションの武平選手は、2つポジションを落としてしまう。実は、予選の時点でクラッチトラブルが出ていたが、スピンしてしまったため、修復する時間がなく、クラッチトラブルを抱えたままレースに臨んでいたため、スタートで出遅れてしまったのだ。武平選手は、3周目に花岡選手をかわして2番手に上がると、高星選手を追う。その後、両者のペースは、ほとんど変わらず一進一退の攻防となるが、高星選手がトップの座を守りきりチェッカー。チームに勝利をプレゼントした。2位にトラブルを抱えながら善戦した武平選手。3位に山口選手を抑えきった花岡選手が入った。
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F4レース風景 F4レース風景


Winner's Interview

優勝 高星 明誠選手
「B-MAXさんにお声がけいただき、今回は100%以上の結果を出そうと思っていましたが、予選では2番手とふがいない結果に終わっていました。決勝は、スタート勝負だと思い集中していきましたが、相手がミスしてくれたので前に出ることができました。トップに立ってからも、相手の方が速いかと思っていたので、少し意外でしたが、乗りやすいクルマだったので走りやすかったです。チームとクルマに感謝したいです」
高星 明誠選手

全車撮影&GALLERY

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