JAF筑波スーパーFJ選手権第3戦

2012 TSUKUBA SERIES
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Super-FJ Round.3[2012.6.24 Sun.]

黒岩巧選手が初のポールtoウインで3連勝!
Super-FJレース風景シリーズ第3戦は天気に恵まれ気温も上昇。気温は26度、路面温度は50度近くまで上がり蒸し暑い一日となった。公式予選は、今回も20分間で行われ、真っ先にコースインした黒岩巧選手が積極的な走りで、セッション開始早々に59秒162をマーク。これに廣川和希選手が続くが、思うようにタイムアップできない。かわって吉田照己選手が59秒320を出し2番手に上がってくる。一度、ピットインした廣川選手は、もう一度タイムアタックに入ると59秒174をマークし、黒岩選手に肉薄するが僅かに届かず。黒岩選手が初ポールポジションを獲得した。

Super-FJレース風景「昨日一本だけ走ったのですが、すごく内容の濃いテストができたのが大きかったですね。前回は、中途半端なタイミングでピットに入ってしまったので、今回は先に行く自分の気持ちを引き寄せながら、焦らずに走れましたし、クールダウンラップを挟みながら周りの状況も見れていました。人生初のポールポジションなので、素直にうれしいですね。決勝も落ち着いて走りたいです」と黒岩選手。

レースは、その黒岩選手が好スタートを見せ、廣川選手、仁木佳之選手と続いていく、その直後にアクシデントが2件発生する。まず第1ヘアピンで前田大道選手と住山晃一郎選手が接触。2人ともマシンにダメージを受けリタイアを余儀なくされる。さらに第2ヘアピンでも吉田選手と高橋響太選手が接触。高橋選手のマシンがコース上に残ってしまったため、セーフティーカーが導入される。

Super-FJレース風景 Super-FJレース風景

2周に渡ってセーフティカーが入ったが、迅速な処理ですぐにレースは再開。グリーンフラッグが振られ、リスタートする。黒岩選手は、やや加速がにぶかったものの、トップを守りきって1コーナーへ。廣川選手、仁木選手、石澤浩紀選手が続き、レース序盤は、この4台がトップグループを形成。しかし、仁木選手がマシンの水温が上がってしまいペースダウン。トップ争いは、前回と同様に黒岩選手と廣川選手の一騎打ちになっていく。前回と違うのは、常に黒岩選手がレースをリードしていた点。黒岩選手は、落ち着いたレース運びを見せ、廣川選手に隙を与えない。そのまま黒岩選手がポールtoウインで3連勝を飾った。スーパーFJ、2戦目の廣川選手が2戦連続の2位、3位に石澤選手を抑えきった仁木選手が入り、第2戦と同じメンバーが表彰台に上がる結果となった。
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Winner's Interview

優勝 黒岩巧選手
「いきなりセーフティーカーが入り、ローリングスタートが今ひとつ決められませんでしたが、何とかトップをキープできました。ミラーを見ていたので、差が詰まるポイントが分かったので、抜かれることはないなと思いました。3戦目は初ポールポジションから初ポール to ウインを飾ることができ、本当によかったです。これもチーム、メカニックが頑張ってくれたおかげです。次につながるレースになったと思います」
黒岩巧選手
2位 廣川和希選手 廣川和希選手
「あと一歩足りませんでしたね。今回がスーパーFJ、2戦目ですが、練習も昨日のフリー走行を走っただけでしたので…。前回は、レース終盤にペースが落ちてしまいましたが、今回は、それもなかったので、着実に進歩していると思います。次回までは、インターバルが長いので、その間、しっかり走り方を考えて、さらに進歩した姿をお見せできるようにしたいです」
3位 仁木圭之選手 仁木圭之選手
「今回、クルマを改良してきた影響なのか、6周目ぐらいから水温が上がってしまいエンジンが走らなくなって(トップグループに)離されてしまった。少しペースを抑えているうちに後ろが迫ってきていましたが何とか抑え切れましたね。ただ、今回は土曜日のフリー走行から決勝は厳しいと思っていましたので、表彰台に上がれてよかったですね。あとちょっと攻めることができればトップ争いに絡めると思います」

全車撮影&GALLERY

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