筑波ツーリングカー選手権第4戦

2012 TSUKUBA SERIES
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TTC1600 Round.4[2012.8.19 Sun.]

ワンチャンスで決めた王者・蘇武選手が3勝目
前戦で、まさかのマシントラブルでリタイアに終わった蘇武喜和選手。福田裕平選手が初優勝を飾り、ポイントランキングでも福田選手が蘇武選手を10ポイントリードで迎えた第4戦。

TTC1600レース風景公式予選では、蘇武選手が速さを見せつけ1分05秒062をマークしポールポジションかと思われたが、ピットロードの速度違反のため、グリッドはクラス最後尾からのスタートとなる。実は、いつもより一つギアが高かったことが原因だったが、痛いミスとなる。こうしてポールポジションには福田選手がつけ、レースはスタートする。

真っ先に1コーナーに入っていったのは福田選手。蘇武選手も、そのテールをマークするが、福田選手も1コーナーなどパッシングポイントでハードブレーキングを見せトップを譲らない。守る福田選手に、すきを伺う蘇武選手。最終コーナーからタイミングを取る蘇武選手は、9周目の1コーナーでついに前に出る。蘇武選手はファステストラップをマークしながらレースをリードするが、福田選手も必死に食らいつく。蘇武選手のマシンは、水温が上がってしまいエンジンが走らないため福田選手を抑えるのが精一杯。最終的に1秒ほどの差をつけトップでゴールしたが、苦しいレースだったようだ。蘇武選手が今季3勝目を挙げたが、福田選手が2位に入ったため、福田選手がポイントリーダーの座を守った。
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TTC1600レース風景 TTC1600レース風景


Winner's Interview

優勝 蘇武 喜和選手
「ちょうど最終コーナーからタイミングを合わせていたときに、福田くんもミスをしてくれたので何とか1コーナーで抜くことができました。ただ、水温が上がりすぎていてマシンが思うように走らなかったので、難しいレースでした」
蘇武 喜和選手


TTC1400 Round.4[2012.8.19 Sun.]

貴島康博選手が今季2勝目をマーク!
公式予選でポールポジションを獲得したのは、田中千夏選手。ランキングでトップを走る貴島康博選手が2番手につけ、佐藤尚平選手、井上俊樹選手と続き、ここまでが1分08秒台をマークしていた。

TTC1400レース風景決勝では、好スタートを見せた貴島選手が1コーナーでトップに浮上。一方、田中選手は、スタートで遅れてしまう。前戦では、接触があっただけに慎重になったのかもしれない。その後、貴島選手がレースをリード。田中選手2周目に2番手に上がると、貴島選手を追うが、貴島選手も落ち着いた走りを見せる。3番手につける佐藤選手も前の2台を追うがジリジリと離されてしまう。その後方では、ませきかつみ選手が激しい追い上げを見せ、4番手を走っていたが、接触もあったためゴール後に30秒のペナルティが課せられ7位に降順している。レースは、貴島選手がトップの座を守り切り、今シーズン2勝目をマーク。田中選手が2位、佐藤選手が3位となった。
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TTC1400レース風景 TTC1400レース風景


Winner's Interview

優勝 貴島 康博選手
「予選までクルマが壊れていて、決勝では一か八かの状態でしたが、ちゃんと直ったみたいなのでよかったです。あと、今回、決勝で初めて前後とも新品タイヤを履いたのでトップを走っていて余裕がありました。協力していただいた方のおかげです。最後に主催者の皆さんに感謝です。いつも楽しませていただいています」
貴島 康博選手

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