筑波シリーズ ≪開催レポート≫

筑波サーキットトライアル選手権シリーズ第5戦

筑波シリーズトップページ

レポートメニュー/ MENU

筑波17ランキングを見る

筑波サーキットキャラクター

B2クラス花澤健太選手が自らのレコードを更新!

3月に開幕し、全5戦で争われてきた2017 JAF筑波サーキットトライアル選手権シリーズも11月に最終戦を迎えた。今回は、午後に2本走るスケジュール。午前中は雨模様となった筑波サーキットだったが、お昼に止むと、あっと言う間に青空が顔を出すと路面は乾いて行き、ドライコンディションで走ることができていた。

ドライとなった1本目、B2クラスでは2人のタイトル争いが繰り広げられた。ほとんどの選手が序盤のアタックでベストタイムをマーク。中でもB2クラスの2人は、コースレコードを大きく更新するものだった。ここでトップに立った花澤健太選手が自ら第3戦でマークしたコースレコード(1分05秒034)を上回る1分04秒504をたたき出しトップにつける。能勢健一朗選手も1分05秒台を切り1分04秒939を出し意地を見せる。2本目は花澤選手が1分05秒529、能勢選手が1分05秒021と好タイムをマークするが、1本目のタイムで決着。花澤選手が最終戦の大逆転でシリーズチャンピオンを獲得した。 「本当に運の差だったと思いますけれど、今年はサーキットトライアルに参加させてもらい、最後にコースレコードも出すことができて、いいシーズンになりました」と花澤選手。

B1クラスは本山賢一郎選手が、ただ一人1分08秒台に両セッションで突入。2本目の1分08秒832がベストとなり最終戦を制した。2位は、1分09秒785をマークした吉崎久善選手。3位に、中澤伸幸選手が1分11秒085、4位に日向孝之選手が1分11秒136、5位に直井浩選手が1分11秒192と僅差で続いた。

B3クラスは、蝶間林一夫選手が1分02秒529を2本目に出し優勝。2位に1分02秒818をマークした森田正穂選手。3位に1分04秒085の馬場元選手が入った。

表彰

B2クラス 金田 祐貴さん

タイムが上がってくるとうれしくなりますね
サーキットトライアルは2回目の参加になります。来年、勤めている会社でN-ONEカップにスポット参戦する予定なんです。参戦のための練習ではないですけれど、スキルアップに繋がればと思っています。本格的に始めるという意味で、エントリーしやすいサーキットトライアルに出場しました。結果が数字に現れますし、ちょっとずつタイムも上がってくるとうれしくなりますね。今回は入賞もできましたし、なおさらうれしいです! DC5はステアがクイックなので、ショップのアドバイスを受けながら、タイロッドエンドを工夫して、さらにクイックにコンパクトなコーナリングができる仕様になっています。

B2クラス 本山 賢一郎さん

トライアルは己との戦いと他車の状況判断が不可欠
今回は5月に出したタイムを更新できるかと思ったのですが、コンディションや自分のミスもあったのか、うまくまとめられなかったのが悔しいですね。サーキットトライアルの楽しみは、コース上で走っている前後の車両の様子を見ながら、いかに自分のタイムを上げていくかがポイントで、己との戦いと他車の状況判断が不可欠ですね。単独でクリアラップもいいですけれど、時にはストレートでスリップを効かせて、周りの車両もうまく使ってタイムを上げていくのもおもしろいところだと思います。このロードスターはMECCAさんが仕上げてくれた車両で、ロガーのデータや実際の走りをチェックしてもらっています。MECCAさんにはすごく感謝しています。

page_top