2018 JAF筑波サーキットトライアル選手権シリーズ第5戦[11月23日(金・祝)開催]
4月に開幕した2018 JAF筑波サーキットトライアル選手権シリーズも11月23日に最終戦を迎えた。筑波サーキットは快晴に恵まれ、シーズン最後のタイムアタックに臨んだ。
1本目の計測開始直後に馬場元選手が他車と第1ヘアピンで接触するアクシデントがあり破損したパーツがレコードラインに散乱。ほとんどの選手が2本目にベストタイムを記録することになる。
BD4クラスは、1本目では、佐藤清貴選手がトップタイムを記録するものの、2本目に馬場選手が自己ベストを更新する1分01秒812をマークし今シーズン初優勝を飾った。「1本目のアクシデントで満身創痍でしたが、今回は4本ともニュータイヤを入れて、自己ベストも更新できたのでよかったです」と馬場選手。2位に1分01秒919と僅差で続いた蝶間林一夫選手が入りシリーズチャンピオンを決めた。
BD1クラスは、吉崎久善選手が、ただ1人1分08秒台に入れる1分08秒759で文句なしの勝利。今シーズン全戦全勝のパーフェクトを達成しシリーズチャンピオンに輝いた。2位に1分09秒278の柴田尚選手。3位に1分10秒336の工藤丈弥選手、4位に1分10秒494の湯崎伸選手、5位に1分10秒796の中澤伸幸選手、6位に1分10秒962の蛭子雄介選手、7位に1分11秒367の西村一男選手、8位に1分19秒249の西村真美選手と続いた。
BD3クラスは、ロータスエリーゼの森田正穂選手が断トツの速さを見せ1分05秒475で第2戦に続く2勝目をマーク。2位に1分07秒141の市川忠康選手、3位に1分10秒507の福地一真選手、4位に1分10秒720の日向孝之選手、5位に1分10秒888の直井浩選手、6位に1分28秒002の毛塚麻由美選手という結果となった。
BD2クラスは、金田祐貴選手がエントリー。前回よりも約2秒もタイムアップする1分06秒507をマークした。
BD-3クラス 市川 忠康さん
和気あいあいとした雰囲気がいいですね
筑波サーキットは走り慣れたコースなので、自分の基本とも言える部分があるので、マシン的にもテクニック的にも、どれだけ進化できたかが分かります。サーキットトライアルは、ライバルがいるので比較対象がありますし、和気あいあいとした雰囲気がいいですね。
BD-3クラス 直井 浩さん
FRはすごく難しい
サーキットトライアルには、最初からエントリーしています。今シーズン途中でスイフトからロードスターに乗り換えたのですが、なかなか苦戦中です。今まではFFで突っ込んで曲がるドライビングだったのですが、FRは、すぐにリアが出てしまうので、アクセレーションが、すごく難しいですね。