JAF 筑波スーパーFJ選手権 第4戦・筑波ツーリングカー選手権 第3戦

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全車撮影

2015筑波ツーリングカー選手権シリーズのTTC1400クラスは、ディフェンディングチャンピオンの井上俊樹選手が開幕から2連勝しているが、この日も予選からその速さを見せた。
「前日の練習走行も暑かった。だから一発で決めようと思っていましたが、きっちりクリアラップが取れてうまくポールポジションを獲得できました。決勝レースは気を抜かず、ミスなく前だけを見ていくしかない」とコメント。予選2番手の山本純一選手はコンマ2秒差、3番手の北山健人選手もコンマ3秒差で井上選手を追っている。山本選手は開幕5位、第2戦は3位と調子を上げてきているだけに要注意。ランキング2位の北山選手も開幕3位。第2戦2位という結果である。まだ井上選手を追い詰めるまでには至っていないが、井上選手について行きたいところだ。

決勝レースは、正午。まさに夏の日差しが真上から降り注ぐ、非常に厳しい暑さの中、第3戦のスタートは切られた。スタートから飛び出すと、調子の上がらないTTC1600の1台をパス。これを盾にうまく逃げ切りを図る井上選手を、山本選手が執拗に追いかけるものの、残念ながら仕掛けるまでには至らず、井上選手の連勝を止めることはできなかった。井上選手が無傷の3連勝を飾った。

＃3山本選手はずっと井上選手に食らいついていったのだが、井上選手は一度もトップを譲るどころか、横に並ぶ隙も作らなかった。

＃45北山選手は、前を追うどころか、＃63八代勝也選手とのバトルに持ち込まれ、3番手争いに終始してしまった。

「今回は予選で前に出られたことがすべてですね。それがなかったらこの勝利もなかったかもしれません。次の最終戦もきっちり走りきって、シリーズタイトルをしっかり決めたいと思います」