JAF筑波スーパーFJ選手権 第4戦
筑波ツーリングカー選手権 第3戦・F4東日本シリーズ第5戦

2013 TSUKUBA SERIES リードコピー
筑波スーパーFJ選手権 第4戦・筑波ツーリングカー選手権 第3戦・F4東日本シリーズ第5戦 8月18日(日)開催
TOP Super-FJ TTC1600 TTC1400 F4 GALLERY 全車撮影
Super-FJ
今回も根本悠生選手が圧勝で開幕4連勝! 前田大道選手がうれしい初表彰台を獲得!!
余裕さえ感じさせる恐るべし16歳・根本悠生選手。チームメイトの指導もしていると語る。公式予選は、午前9時40分から20分間で争われた。今シーズン、圧倒的な速さを見せている根本悠生選手が、今回もどんなタイムを出してくるか注目された。そんな中、ただ一人、58秒台に入れる58秒974をマーク。セッション終盤にもコースインしたが、うまくクリアラップが取れずタイムは更新できなかったが、これで開幕戦から4戦連続ポールポジションを獲得した。「セッション終盤にコースインしたのは、失敗しましたね。決勝は、いつも通りスタートを決めて行くだけです。セッティングは、前回とほぼ同じです。昨日、セットを変えたら、いい方向にいかず、戻した感じですね。暑いのでタイヤマネジメントを考えながらミスなく行きたいと思います」と根本選手。2番手にチームメイトのファン・ド・ユン選手が59秒233で続き、ZAP-SPEEDが予選1-2を決めた。3番手に調子を上げてきている前田大道選手が59秒315で続いた。オープニングラップを終え2周目に突入していく根本選手。すでに2番手を大きく引き離している。「調子は、まずまずです。予選は、1度もピットインしないで水温が上がらないようにしていましたが、セッション終盤でのグリップ感は、序盤とは、全く違いました。そんな中で、ベストタイムに近いタイムで走れているので、決勝に向けては、いい内容の予選になりました」とスタートダッシュを狙うという森山選手。4番手には、MASTERSクラス最上位となるKAMIKAZE選手が59秒335で続き、栗原浩選手が59秒451、高橋響太選手が59秒475と続いた。

決勝レースを前に、さらに気温は上昇。12時30分には、気温は35.3度、路面温度は55,4度まで上がった。その酷暑の中で、第4戦は争われた。

安定して表彰台に上がる走りを見せてきているファン選手。根本選手との差を、もっと縮めたいところ。今回も、ポールポジションからスタートした根本選手がダッシュを見せ、真っ先に1コーナーへ進入。ファン選手、前田選手、高橋選手、KAMIKAZE選手というオーダーでオープニングラップを終了。この時点で根本選手は、2番手以下を引き離して戻ってくると、他のドライバーが1分を切れない中、安定して59秒台で周回を重ねていく。5周目には、このレースのファステストラップをマークし、すでに独走態勢を築いていた。後方では、ファン選手、前田選手、高橋選手がバトルを展開。さらに後ろでは、KAMIKAZE選手が栗原選手、大野悟選手を抑えていたが、ギアトラブルが出てしまい9周目の1コーナーで2台にかわされ7番手に後退する。

予選から好調だった#70前田大道選手は、決勝も冷静に戦い3位でゴール。初表彰台をゲットした。レース終盤になってもトップを走る根本選手は、59秒台を刻みトップを独走。最終ラップでは、目の前でバックマーカーがスピンし、あわやという場面もあったが間一髪かわし、そのままトップでゴール。開幕戦から一度もトップを譲らない4連勝を飾った。2位は、レース終盤に単独走行となったファン選手が入り、3位に高橋選手を抑えきった前田選手が入り、うれしい初表彰台を獲得した。MASTERSクラスは、今回もKAMIKAZE選手が制し4連勝を飾った。
Super-FJ第4戦リザルト→

Winner's Interview

S-FJ表彰式
根本悠生選手
優勝 根本悠生選手
「最終ラップは、目の前でバックマーカーがスピンしたので、すごく焦りました。それ以外は、少しシフトミスもありましたが、いつも通りの展開に持ち込めましたし、よしとします。タイヤは、予想以上によかったですし、反省点は、次回に生かすことにします。ファン選手も安定してきましたし、チームメイトを教えているので、みんなで、また表彰台を独占できるようにしたいですね」

ファン ド ユン選手
2位 ファン ド ユン選手
「スタートでミスしてしまい、少し焦ってしまったので、落ち着こうと自分自身に言い聞かせていました。予選で、あまりタイヤも使っていませんでしたし、ペースも安定してきたので2番手をキープできました。予選にしても決勝にしても根本選手との差は、縮まってきているので次回は、根本選手についていきたいですね」 3位 前田大道選手「ウォーミングアップのスタートでは、回転低めでいったらストールしかけてしまったので、本番のスタートでは、高めでいったら、ホイールスピンしてしまい、ちょっと振られてしまったのでKAMIKAZE選手に謝罪しました。前の2人も失敗したみたいなので、それほど差はついていなくてよかったですが、ファン選手の後ろについて第1ヘアピンでは、だいぶ近づくことができたのですが、抜くところまではいけませんでした。残り8周でグリップが落ちてきたので、ファン選手に離されてしまい、後ろからは高橋選手が来ていたので何度も確認して残り3周で3番手の座を死守する走りに切り換えました。表彰台に上がれて本当にうれしいです。上り調子なので、次回も表彰台はもちろん、根本選手の連勝を止めることができるよう頑張ります」

MASTERS表彰式
KAMIKAZE選手
MASTERS優勝 KAMIKAZE選手
「ギアが入らなくなってしまい厳しいレースでしたね。スタートは、うまく決まったのですが、ギアトラブルが出てからは、1コーナーで一気に高橋選手に入られてしまった。クラッチを踏みながら大野選手の後ろまでは、行ったのですが今度は、水温が上がってきてしまったので、そこまででした。マスターズでは、これで4連勝なので、この調子で全部いきたいですし、調子が噛み合えば総合でも表彰台を狙えると思います」

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