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公式予選は、午前9時40分から20分間で争われた。今シーズン、圧倒的な速さを見せている根本悠生選手が、今回もどんなタイムを出してくるか注目された。そんな中、ただ一人、58秒台に入れる58秒974をマーク。セッション終盤にもコースインしたが、うまくクリアラップが取れずタイムは更新できなかったが、これで開幕戦から4戦連続ポールポジションを獲得した。「セッション終盤にコースインしたのは、失敗しましたね。決勝は、いつも通りスタートを決めて行くだけです。セッティングは、前回とほぼ同じです。昨日、セットを変えたら、いい方向にいかず、戻した感じですね。暑いのでタイヤマネジメントを考えながらミスなく行きたいと思います」と根本選手。2番手にチームメイトのファン・ド・ユン選手が59秒233で続き、ZAP-SPEEDが予選1-2を決めた。3番手に調子を上げてきている前田大道選手が59秒315で続いた。
「調子は、まずまずです。予選は、1度もピットインしないで水温が上がらないようにしていましたが、セッション終盤でのグリップ感は、序盤とは、全く違いました。そんな中で、ベストタイムに近いタイムで走れているので、決勝に向けては、いい内容の予選になりました」とスタートダッシュを狙うという森山選手。4番手には、MASTERSクラス最上位となるKAMIKAZE選手が59秒335で続き、栗原浩選手が59秒451、高橋響太選手が59秒475と続いた。
今回も、ポールポジションからスタートした根本選手がダッシュを見せ、真っ先に1コーナーへ進入。ファン選手、前田選手、高橋選手、KAMIKAZE選手というオーダーでオープニングラップを終了。この時点で根本選手は、2番手以下を引き離して戻ってくると、他のドライバーが1分を切れない中、安定して59秒台で周回を重ねていく。5周目には、このレースのファステストラップをマークし、すでに独走態勢を築いていた。後方では、ファン選手、前田選手、高橋選手がバトルを展開。さらに後ろでは、KAMIKAZE選手が栗原選手、大野悟選手を抑えていたが、ギアトラブルが出てしまい9周目の1コーナーで2台にかわされ7番手に後退する。
レース終盤になってもトップを走る根本選手は、59秒台を刻みトップを独走。最終ラップでは、目の前でバックマーカーがスピンし、あわやという場面もあったが間一髪かわし、そのままトップでゴール。開幕戦から一度もトップを譲らない4連勝を飾った。2位は、レース終盤に単独走行となったファン選手が入り、3位に高橋選手を抑えきった前田選手が入り、うれしい初表彰台を獲得した。MASTERSクラスは、今回もKAMIKAZE選手が制し4連勝を飾った。
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| 「ギアが入らなくなってしまい厳しいレースでしたね。スタートは、うまく決まったのですが、ギアトラブルが出てからは、1コーナーで一気に高橋選手に入られてしまった。クラッチを踏みながら大野選手の後ろまでは、行ったのですが今度は、水温が上がってきてしまったので、そこまででした。マスターズでは、これで4連勝なので、この調子で全部いきたいですし、調子が噛み合えば総合でも表彰台を狙えると思います」 | |