筑波ツーリングカー選手権シリーズ第4戦 [ 10月16日(日)開催 ]

筑波ツーリングカー選手権シリーズ第4戦《開催レポート》
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 TTC1600 REPORT[2011年10月16日(日)開催]
レース風景

絶妙なクラッチミートを見せた蘇武選手のEG6トップのまま1コーナーに入っていく。そして2台のEK9が追っていく。
 今回も蘇武喜和選手が予選から圧倒的な速さを見せた。予選では、2番手を1秒以上引き離してポールポジションを獲得。決勝でもスタートダッシュを見せると、2番手以下をジリジリと引き離して独走優勝。今シーズン、負け無しの4連勝で最終戦を待たずにチャンピオンに輝いた。2位争いは、スタート直後は、中林大輔選手がリードするが、ペースが上がらず、2周目に小林明裕選手が中林選手をかわして2番手に浮上。中林選手は、最後まで小林選手のテールに食らいつくが、かわすことができずにゴール。小林選手が2位争いを制している。

蘇武 喜和選手
優勝 蘇武 喜和選手
「余裕は、全くありませんでした。レース中は、何度もミスをしてしまいましたし。これでチャンピオンが決まりましたが、ここまできたら全勝を狙っていきたいと思っています」
レース序盤は、トップを走る蘇武を小林選手がマーク。攻める蘇武選手は、ホームストレートで片輪をダートに落とす場面も。 レース風景
レース風景 蘇武選手がトップ独走のままチェッカーフラッグを受け開幕4連勝を飾った瞬間。それはタイトル決定の瞬間でもあった。


 TTC1400 REPORT[2011年10月16日(日)開催]
 予選では、田中千夏選手がただ一人、1分10秒台をマークしてポールポジションを獲得。佐藤尚平選手が2番手、菅原芳武選手が3番手、ポイントリーダーの井上佳亮選手が4番手につけた。ポールポジションの田中選手は、好スタートを切ると、そのままレースをリード。追いすがる菅原選手を抑えきり、うれしい初優勝を達成した。2位に0.561秒差で菅原選手、3位に井上選手と続いた。 レース風景

クリーンなスタートが切られたTTC1400。ポールポジションの田中千夏選手が好スタートを決めトップに立つ。

レース風景 一度もトップを譲らずに初優勝を達成した田中選手。これまで何度も優勝のチャンスはあったが、ようやく表彰台の真ん中に立った。
1コーナーへのブレーキングは、勝負どころだけに当然激しい。2ワイド、3ワイドは当たり前の光景。 レース風景
田中 千夏選手
優勝 田中 千夏選手
「やっと勝つことができました。夏のような暑さでしたが、暑さには慣れていたので平気でした。チームは、クルマを最高の状態にしてくれていましたし、後ろを見ず、いつも通りのことができたので勝てたと思います」