筑波ツーリングカー選手権シリーズ第5戦 [ 11月13日(日)開催 ]

筑波ツーリングカー選手権シリーズ第5戦《開催レポート》
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 TTC1600 REPORT[2011年11月13日(日)開催]
蘇武喜和選手が全戦全勝を達成!
 前戦で開幕4連勝を飾った蘇武喜和選手が、すでにシリーズチャンピオンを決めているが、この最終戦も一切手を抜くことなく、公式予選から全開のタイムアタックを見せてくれた。ただ一人、1分05秒台をマークしてポールポジションを獲得すると、決勝でも好スタートを見せレースをリード。レース序盤は、小林明裕選手が自身の予選タイムを上回る走りで食らいついていくが、ジリジリと引き離し、蘇武選手が、またも独走でチェッカー! 2011年シーズン、開幕戦から負けナシの5連勝を達成した。2位に小林選手、3位に中林大輔選手と続いた。
レース風景

ポールポジションの蘇武選手が前に出ていくが小林選手もすきを伺う。最終戦は、蘇武選手のみがEG6。他は、すべてEK9だった。

レース風景 攻めの走りでレースをリードしていく#7蘇武選手。これを逃すまいと#22小林選手も必死の追走を見せる。
この日は、蘇武選手のチームメイト菅原選手も勝ち会心の笑顔を二人で見せてくれた。 レース風景
蘇武 喜和選手
優勝 蘇武 喜和選手
「手を抜くことはしなかったですね。全戦全勝を達成できましたが、シリーズ序盤は台数も少なかったですし、まだまだ過去に早い選手もいましたからね。ただ、チャンピオンになれたことは、すごくうれしいですね。これもチームと応援してくれた方のおかげだと思っています。シビックが好きなので、まだまだ走り続けていきたいですね。このおもしろさを、ぜひ味わってみてください。来シーズンのTTC1600を一緒に盛り上げましょう!」

シリーズチャンピオン・蘇武 喜和選手インタビュー動画
※別ウインドウで再生します

 TTC1400 REPORT[2011年11月13日(日)開催]
レース風景

今回もきれいなスタートが切られたTTC1400。マシン差が少ないので、それぞれの技量がモノを言う。
菅原芳武選手が激戦を制す! 井上佳亮選手が王座に着く!!
 ポイントリーダーの井上佳亮選手が圧倒的に有利な状況で迎えた最終戦。公式予選では、その井上選手がタイヤチョイスをミスしてしまいクラス5番手グリッドに沈んでしまう。ポールポジションを獲得したのは、吉田仁選手。2番手に前戦で初優勝を果たした田中千夏選手、3番手に菅原芳武選手と続き、ここまでが1分07秒台をマークしていた。

 決勝レースがスタートするとトップグループは、5台が形成。一丸となったまま、レース終盤に突入する。スタートからレースをリードしていたのは、吉田選手だったが、13周目に痛恨のミス。一気に4番手に順位を下げてしまう。これでトップに立った菅原選手がチェッカーを受け、シーズン2勝目を挙げた。ランキングも2位に浮上して2011年を締めくくった。一方、井上選手は、終止、無理をしない走りで、ライバルの動向をうかがいながら5位でチェッカー、シリーズチャンピオンを決めた。 レース風景

ポールポジションからスタートした吉田仁選手がレースをリードするが、後続も続々と続いていた。

菅原 芳武選手
優勝 菅原 芳武選手
「周りの応援や、何よりチームがいいクルマに仕上げてくれたのが勝因ですね。練習から、あまり調子がよくなく、予選でも不安要素を抱えたままだったので“今日は2位でもいいかな”と少し思ったのですが、相手が第1ヘアピンでミスしてくれたので、インに入っていけました。今年は、第1戦でポールポジションを獲って、チャンピオンを獲るつもりだったんですけれどね。最終戦で勝てたので、終わりよければすべてよしですね」
レース風景 “一番楽なレースをさせてもらった”という井上佳亮選手。前の様子を見ながら周回数を重ねていった。
この日は、菅原選手のチームメイト蘇武選手も勝ち、両クラスでダブル優勝を果たした。 レース風景

シリーズチャンピオン・井上 佳亮選手インタビュー動画
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