筑波ツーリングカー選手権シリーズ第1戦 [ 5月29日(日)開催 ]

筑波ツーリングカー選手権シリーズ第1戦《開催レポート》
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 TTC1600 REPORT[2011年5月29日(日)開催]
レース風景

後続がいなくなり、トップ独走になったことで余裕があったという蘇武選手。ファステストラップを残り3周というところで記録。
 ヘビーウエットとなったTTC1600の公式予選。強い雨の中、2番手に1秒961もの差をつけてポールポジションを獲得したのは、蘇武喜和選手だった。昨年のチャンピオンマシンを駆る佐々木重彦選手が2番手につけ、塚田祐介選手が僅差で3番手と続く。
 決勝では、蘇武選手が好スタートを切り、佐々木選手もそのテールをピタリとマークし、早くもマッチレースの様相を見せていたが、オープニングラップで佐々木選手が戦列を離れてしまう。これで楽になった蘇武選手は、トップを独走。危なげないドライビングで15周を走りきりチェッカー。2位に塚田選手が入り表彰台に上がった。

蘇武喜和選手
優勝 蘇武喜和選手
「スタートを決めて、後ろが離れていたので、余裕ができて集中できました。シビックで雨を走るのは、今日がぶっつけ本番で初めてだったので勝ててよかったですが、台数がもっと増えて欲しいですね。次回も頑張ります」
ポールポジションスタートの蘇武選手がホールショットを奪い、佐々木選手が、その背後につけるのだが…。 レース風景
レース風景 昨年のチャンピオンマシンを駆る佐々木重彦選手だったが、気合いが空回りしてしまったようだ。次回、巻き返しに期待。


 TTC1400 REPORT[2011年5月29日(日)開催]
 公式予選では、TTC1600に迫るタイムをマークした菅原芳武選手がポールポジションを獲得。田中千夏選手も僅差で続き、予選2番手につけ、この2人が1分12秒台を記録していた。
 決勝は、大荒れの展開となった。3番手グリッドから好スタートを決めた井上俊樹選手を先頭に、菅原選手、河原健二選手、東源夏樹選手、井上佳亮選手と続き、オープニングラップを終了するが、2周目に菅原選手が、5周目にはトップを走っていた井上俊樹選手が戦列を離れてしまう。その後、トップ争いは、東源選手と井上佳亮選手の一騎打ちとなっていく。そして10周目の1コーナーで東源選手をかわしトップに立った井上佳亮選手が、残り約5周、その座を守りきりチェッカー。うれしい初優勝を飾った。
レース風景

トップに立ってからが長かったという井上佳亮選手だったが、見事に東源夏樹選手を抑え込み、初優勝を果たした。

レース風景 スタート直後の1コーナー立ち上がり。雨の量が多いことが分かるだろう。ポールポジションの菅原選手が好スタートを切るが…。
レース序盤でトップ争いは、4台に絞られていた。ここから2台が脱落し、井上佳亮選手と東源選手の一騎打ちとなっていく。 レース風景
井上佳亮選手
優勝 井上佳亮選手
「チームの皆さんのバックアップと雨のおかげで勝つことができました。初表彰台が初優勝なので、すごくうれしいです。パッシングポイントは1コーナーを狙っていました。狙い通り前に出ることができたのは、よかったのですが、それからが長かったですね。苦しかったので、チェッカーフラッグが見えたときは、ホッとしました」

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