筑波シリーズ ≪開催レポート≫

JAF筑波スーパーFJ選手権シリーズ第2戦

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Super-FJ

チャンプ大竹がパーフェクトウイン!

快晴となったシリーズ第2戦。前日の練習走行では、数台トラブルが出ていたものの、本命中の本命ともいえるディフェンディングチャンピオンの#31大竹将光選手は、まずまずの仕上がり。#9KAMIKAZE選手も順調にセットアップを進めており、一矢を報いたいところだった。

公式予選が始まる直前に行われた走行で第1ヘアピンからバックストレートにかけてオイルを出してしまったマシンがあり、この処理により20分ディレイで始まった。まずは、コースのコンディションを確認しながら各選手はペースを上げて行く。まずは、#66横地昌重選手が1分00秒492でリーダーボードのトップに立つが、#31大竹将光選手が1分00秒091を出し#66横地を上回ってくる。#9KAMIKAZE選手も#66横地選手を上回り2番手に上がると、1分00秒078をたたき出しトップに浮上する。さらに#9KAMIKAZE選手は、59秒953、59秒805と、真っ先に1分を切ってくる。しかし最後のアタックで59秒640をマークした#31大竹選手がトップタイムとなりポールポジションを獲得した。「ニュータイヤのフィーリングを確かめながら、何とかタイムを出せた感じです。マシンの仕上がりはいいですし、周回数も抑えることができたので、決勝に向けてはいい状況が整ってきたと思います」と自信をのぞかせる。2番手には、59秒766をマークした#9KAMIKAZE選手だった。「練習から調子がよかっただけに悔しいですね。決勝では、練習の成果を出して#31大竹選手の走りを見て勉強したいですね」と、こちらもレースに向けては自信がありそうなコメントだった。59秒台をマークしたのは、トップ2のみ。3番手には、1分00秒201の#11Rocky選手、4番手に1分00秒205の#66横地選手、5番手に1分00秒230の#8岩澤優吾選手、6番手に1分00秒520の#83島倉世名選手、7番手に1分00秒631の#3秋山健也選手、8番手に1分00秒833の#7本田千啓選手と続いた。

シグナルがレッドからブラックアウトし11台のマシンが一斉にスタート。ポールポジションの#31大竹選手がクラッチミートは今ひとつだったが、それを補うアクセレーションで1コーナーへトップで進入。#9KAMIKAZE選手、#11Rocky選手、#66横地選手、#8岩澤選手、#83島倉選手、#3秋山選手と予選順位順に続いて行く。トップを走る#31大竹選手は、オープニングラップから積極的にレースをリード。今回こそ、ついて行きたい#9KAMIKAZE選手だったが、ジリジリと、その差は開いて行く。その後方も差がついて行き、3番手争いの集団となって行く。その集団をリードしていた#11Rocky選手だったが、3周目辺りにミッショントラブルが発生。一気に8番手までポジションを落としてしまう。かわって3番手に上がったのは、ルーキーの#8岩澤選手だった。これを#66横地選手がマークし、一騎打ちの3位争いとなって行く。

今回も#31大竹選手は、圧倒的な強さを見せ開幕2連勝! 2位には、はやり単独走行となっていた#9KAMIKAZE選手が7秒144差で入賞。3位には、レース終盤に#66横地選手を引き離し、2位に2秒377差まで迫った#8岩澤選手が続き、筑波スーパーFJ、2戦目にして表彰台に上がった。以下、#66横地選手、#83島倉選手、#3秋山選手、#7本田選手と続いてチェッカーフラッグを受けた。

レポート レース風景

今回も落ち着いたレース運びで後続を寄せ付けなかった#31大竹将光選手。このまま連勝記録を伸ばして行くか!?

レポート レース風景

「オープニングラップからジリジリと離されてしまった」と#9KAMIKAZE選手。次戦こそ巻き返したい。

レポート レース風景

レース終盤にペースを上げ最終ラップに自身のレースベストタイムをマークした#8岩澤選手。2戦目で初表彰台も、さらに上を狙う。

レポート レース風景

5月5日のラウンドでは恒例となったグリッドでの集合写真。スタート前にご協力ありがとうございました!

Winner's Interview

S-FJ 表彰台

S-FJ 表彰台

大竹将光選手

優勝
大竹将光選手

「スタートではクラッチミートがイマイチで何とか修正して普通のスタートになりました。オープニングラップからミスのないように攻めて行き、後はタイヤの状態によってペースを作って行きました。チームのおかげでクルマはバッチリだったので、後は気を抜かずにチェッカーフラッグを目指しました。今回も応援ありがとうございました」
KAMIKAZE選手

2位 MASTERS 優勝
KAMIKAZE選手

「オープニングラップからジリジリと離されてしまいました。完敗です。練習から調子がよかったですし、決勝では、イケると思っていたのですが、ふたを開けてみれば、ついていけませんでした。ただ、現状でベストは尽くせたと思うので、次回は、予選でポールポジションを獲って、スタートを決めて、1コーナートップで行きたいですね」
ROKEY選手

3位
岩澤優吾選手

「初表彰台ですが、トップとの差が、まだまだあるので課題は多いです。前回もそうでしたが、タイム的には表彰台に立てると思っていましたし、今回は、2位にも追いついて行けたので、もっと上を見て走って行きたいですね」
稲生幸敏選手

MASTERS 2位
秋山健也選手

「クルマの調子はよかったのですが、少しミスが出てしまい3位争いから遅れてしまいました。第2ヘアピンが遅かったので、次回までに攻略して、もっと速く走れるようにしたいですね」

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