TTCにしては、少し遅めの10時過ぎから15分間で行われた公式予選。各選手は、タイヤの状態のいいときにベストタイムをマーク。中でも東源夏樹選手はキレのある速さを見せ1分08秒325でポールポジション。2番手に1分08秒474の貴島康博選手、3番手に1分08秒598の田中千夏選手、4番手に1分08秒625の山本純一選手、5番手に1分08秒665の荒川智弘選手、6番手に1分08秒901の佐藤千里選手と1分08秒台で続いた。
15周で争われる予定だった決勝レース。ポールポジションから東源選手が好スタートを切り、貴島選手も並びかけるが、1コーナーへは、東源選手がトップで進入。東源選手、田中選手、山本選手、荒川選手、佐藤選手と予選グリッド通りに続いて行く。東源選手は、オープニングラップからペースを上げ、リードを広げて行く。2周目に、このレースのファステストラップとなる1分08秒756をマークすると、約3秒のリードを築きレースをコントロール。2番手争いを貴島選手と田中選手が、4番手争いを山本選手と荒川選手が繰り広げていた。さらに後方も接近戦となっていたが、10周目に入った1コーナーで後続のマシンがエンジンブロー。オイルが出てしまったため赤旗が提示されレースは中断。主催者と選手が話し合い、9周目終了時点の順位でレースは成立。東源選手が予選、決勝と圧倒的な速さを見せ優勝を飾った。2位に貴島選手、3位に田中選手と続き、両者のポイント差は、1ポイントと縮まり最終戦を迎えることになった。
予選から速さを見せた#18東源夏樹選手がレースをコントロールし今シーズン初優勝を飾った。最終戦は残念ながらエントリーできないそうだ。
初めてノントラブルで予選、決勝を戦うことができたと言う#9貴島康博選手。タイトルは考えていないと語るが、最終戦は、どんな結末が待っているのだろうか…。
ポイントリーダーの#11田中千夏選手は、#9貴島選手のテールをマークしながら勝負ポイントを探していた。1ポイント差で最終戦に臨む。
4位争いは、山本純一選手と荒川智弘選手がサイドバイサイドで接近戦を繰り広げていた。
優勝
東源夏樹選手
2位
貴島康博選手
3位
田中千夏選手