JAF筑波スーパーFJ選手権シリーズ第4戦
筑波ツーリングカー選手権シリーズ第3戦

2014 TSUKUBA SERIES 筑波スーパーFJ選手権 第4戦 筑波ツーリングカー選手権シリーズ第3戦 8月3日(日)開催
リードコピー
TOP Super-FJ TTC1600 TTC1400 F4 GALLERY 全車撮影

Super-FJ
仕切り直し3度の大荒れのレース 山浦聖人選手がSFJ初表彰台で初優勝!
全6戦が予定されている筑波スーパーFJ選手権シリーズも第4戦となり後半戦に突入。ポイントランキングを見てみると現在トップは片桐瑞貴選手。3戦連続で表彰台を獲得したことでトップに立つことになったのだが、今回の第4戦へは出走せず。同点でポイントランキングトップのKAMIKAZE選手としては、第3戦の優勝を弾みに更なるポイント獲得を狙いたいところだろう。開幕2連勝だったものの、前回リタイアを喫した高橋響太選手はこの2選手をポイント差2点で追うという状況。それに続く中西武蔵選手は今シーズン2位、4位、4位という結果で、そろそろ表彰台の真ん中に立って弾みを付けたいところであろう。

KAMIKAZE選手は、今回のレースに向けてクルマのセッティングを変更し車両の挙動がシャープになるようなセットに変更。また、ドライビングスタイルも立ち上がり重視で走るように変更をしてきたということで、気合いが入っている様子。

午前中に行なわれた予選では、KAMIKAZE選手がトップタイムをマーク。わずかコンマ085秒これに及ばず2番手に中西選手が入った。また上位8名が1秒以内に収まるという接戦が予想される結果となった。「もちろん若い人には体力的には負けるけどオープニングラップは取りたいねぇ」とKAMIKAZE選手は気合十分。また、フロントロウを獲得した中西選手も「マシンは絶好調です。今日は勝ってランキングトップに立ちたい」とこちらも気合いが入っていた。

決勝レースでは、フォーメーションラップで、ハンマー伊澤選手のマシンがコース上でストップしたことで仕切り直しとなった。そして体制が整いレースはスタートとなった。しかし、3周目の1コーナーの進入で、トップを行くKAMIKAZE選手と2番手の中西選手が接触。そのままマシンは絡み合うようにしてコース上でストップ。セーフティカーを入れたものの、車両の撤去に時間がかかるということで一旦赤旗が提示され、残り11周でのレースへと仕切り直しとなった。

ここでフロントロウは高橋響太選手、そして山浦聖人選手の2人のものへと変わった。再スタートでは高橋選手が順調に周回を重ねたものの、残り周回の半分を消化した6周目の最終コーナーで山浦選手が仕掛けて前に出ると、そのままトップをキープして見事初優勝を挙げることとなった。

レース風景
早めに#9 KAMIKAZE選手の前に出ることを狙っていた#91 中西武蔵選手が1コーナーのインに突っ込んだわけだが結局接触。両者の車両をできるだけ傷つけないようにということでレースは赤旗中断。
レース風景
赤旗で一旦レースは仕切り直し。残り11周で争われることに。前を行く2台がいなくなったことで高橋響太選手はポール位置に。心配だったスタートはうまく行ったものの…。
レース風景
レースは終始、プッシュする#10 山浦聖人選手とそれを抑え込む#18 高橋響太選手という展開。しかし仕切り直しから6周目(8周目)の最終コーナーで、山浦選手が見事高橋選手を捉えた。
レース風景
何度もあきらめずにプッシュし続けた#10 山浦聖人選手。マシンから降りるとカメラに向けたガッツポーズが、その初表彰台&初優勝のうれしさをしっかり表現している。
Super-FJ第4戦リザルト

Winner's Interview
S-FJ表彰式

山浦聖人選手 優勝 山浦聖人選手
「いやぁ、今日は本当に会心のレースですね。スーパーFJではまだ表彰台に立ったことがなかったので、今回初表彰台が初優勝です。高橋選手には、最終コーナーで並んで、もう行くならここしかないって踏ん張りました。それにしても疲れました。」

2位 高橋響太選手 3位 吉田照己選手
高橋響太選手「今日のレースは調子が上がらなくてずっと苦しい闘いとなりました。山浦選手とはずっと付いたり離れたりを繰り返していて、結局前に行かれてしまって…。前回はリタイアだったこともあって、今回こそは、と思っていたのですが残念です。」 吉田照己選手 「練習走行からコンディションが変わってしまったのでマシンのセットアップがかみ合いませんでした。それが予選で出遅れた原因ですね。決勝では前を行く2台のペースには後れを取りましたが、いろいろと収穫のある3位でした。」

MASTERS表彰式

秋山健也選手 優勝 秋山健也選手
「今日はラッキーでしたし、体力的にはきついレースでした。マスターズで優勝ということですが、マスターズ枠ではなくて総合でももっと上に行けるように頑張りたいと思います。」

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