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全車撮影
タイヤを温存しわずか3ラップのアタックでポールを決めて決勝に臨んだ#2内田恒雄選手。ここで勝ってランキングトップへ、というだったが…。
今回のTTC1600は、今シーズン表彰台の真ん中に立っていない男たち2人の対決となった昨年のチャンピオンで、今シーズン開幕戦2位、第2戦リタイアの福田祐平選手と、同じく開幕3位、第2戦2位の内田恒雄選手である。
予選では内田選手が前。福田選手がこれを追う展開であった。今回同時開催でレーシングカートが走ったことで路面がスリッピーでヌルヌルと滑る上に、5~6周でタイヤがタレてきてしまうという状況ではあったものの、この両者のバトルは常に続き、9周目の最終コーナーで「一瞬車両に異常を感じた」という内田選手をパスし、福田選手がトップに立つとそのままチェッカーを受けた。
3人の勝者が誕生した今季のTTC1600。残るは最終戦1戦のみ。最終戦には、またエントリー数も増えるだろう。これまでの3名の中から2勝目を挙げる選手が現れるのか? 内田選手が今度こそはレースを制することができるのか? それとも新たな他の勝者になるのか? 最終戦はJAF筑波スーパーFJ選手権シリーズが開催される9月21日だ。
ポールスタートの#2内田恒雄選手が先行するも、#77福田祐平選手とのバトルは続き9周目に逆転。その後もバトルは続いたが福田選手がこれに競り勝った。
ゴールして戻ってきたマシンに真っ先に駆け寄ったのは夏休み中の息子さん。一緒に表彰台にも立てた福田親子。いい思い出ができたかな?
「クルマは調子よく、2番手スタートでしたが、離されずについていき、スキがあればそこを突こうと思っていました。これでポイント差が縮まって、最終戦を気持ちよく迎えられます。もちろん最終戦も優勝あるのみ、です。」