筑波シリーズ ≪開催レポート≫

JAF筑波スーパーFJ選手権シリーズ第5戦

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ttc1400 Rd.4

山本純一選手が無事にタイトルを獲得

エンジン排気量が1400cc以下のN1車両で争われるTTC1400クラス最終戦。開幕戦、そして第3戦を制した山本純一選手が50ポイント、第2戦を制した井上俊樹選手が40ポイント、開幕2戦連続で2位であった筒井一樹選手が36ポイントというポイントランキングとなっていた。

しかし、ポイントランキング2位の井上選手がこの最終戦をパス。そのため、山本選手にとっては非常に有利な状況で最終戦を迎えることとなった。最終戦には5台がエントリーしていたが、1台が参戦を見合わせたため、少し寂しい4台でのレースとなった。

予選では1分8秒990のタイムで山本選手がポール・ポジションを獲得。「タイムは期待していたほどではなかったけれど、無事にポールを獲ることができました」と。2番手に筒井選手、そして3番手には、前戦で2位表彰台に上がっている須田真二選手が入った。

全15周で争われる決勝レースは午前11時20分過ぎにスタートした。予選時よりも湿度は下がったものの気温は上昇し、残暑が厳しいレースとなった。ポールの山本選手、そしてその山本選手に続いて1コーナーに進入したのは須田選手であった。2番手スタートの筒井選手は4番手まで順位を落とす。

トップ2台は順位を変えるほどのバトルもなく膠着状態。後続の3番手争いは、山口敦選手と筒井選手のバトルが終始展開され、筒井選手は10周目に山口選手をパス。順位変動はこの1回のみ、でそのままチェッカーとなった。

レポート レース風景

2015シーズンは1勝もできなかったのだが、今シーズンは4戦中3戦優勝という圧倒的な戦績を残してタイトルを決めた山本選手。

レポート レース風景

後半尻上がりで調子を上げてきた須田選手。シリーズランキングでも一つポジションをあげて3位となった。

レポート レース風景

スタートは出遅れたものの、レース後半に順位を挽回して無事にフィニッシュした筒井選手。シリーズランキングでも2位へ浮上してシーズンを終えた。

Winner's Interview

ttc1400 表彰台

山本純一選手

優勝
山本純一選手

「実は予選後にブレーキトラブルが発覚して、決勝までの間に仲間に直してもらって無事にレースができました。みんなに感謝です。レースでは、暑かったこともあって、レース中ボーッとしてしまったのですが、無事に勝ててよかったです。来年はもう少し多くのエントリーを集めてもっとにぎやかにしていきたいですね」
須田真二選手

2位
須田真二選手

「スタートは50点かな? 一瞬出遅れましたが筒井選手も同じように失敗していたようで、無事に2番手をキープしました。しかし、すでに山本選手は手の届かないところまで行ってしまっていました。追い上げて行きましたが全く抜くことができませんでした。2戦連続で2位表彰台を獲れて満足しています」
筒井一樹選手

3位
筒井一樹選手

「TTC1400クラスもTTC1600クラスも、ともに勝ってくれたので、チームとしては最高の結果です。チーム代表冥利に尽きます。今シーズンも無事に終えることができて筑波サーキットの皆さんに感謝です」

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