筑波シリーズ ≪開催レポート≫

JAF筑波サーキットトライアル選手権シリーズ第4戦

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B3クラス森田正穂選手、今シーズン3連勝を達成!

今シーズン、唯一の土曜日開催となった第4戦には、21台がエントリー。参加者にとっては真夏の太陽が照りつける暑い1日となった。サーキットトライアルの各カテゴリーの中で、最も速いタイムが記録されるB3クラス。第2戦より連勝を重ねている森田正穂選手が、今回も1ヒート、2ヒート共に真っ先にコースイン。両ヒート共にアグレッシブに走った結果、路面温度が上昇する前の1ヒート2周目でマークした1分03秒395がトップタイムとなり、第2戦より3連勝を達成した。2位は1分4秒210をマークした佐藤清貴選手、3位は1分4秒850の馬場元選手と続いた。

B2クラスでは、第2戦のウィナーである能勢健一朗選手が、1ヒートで記録した1分05秒970がトップタイムとなり優勝。今回の能勢選手の注目すべき点は、両ヒート共に3周しか走行しなかったこと。つまり、アウトラップとインラップを除き、どちらも1周だけのタイムアタックに集中して、その結果、どちらのヒートでもトップタイムをマークという素晴らしい結果を残した。前戦でコースレコードを樹立した花澤健太選手が1分06秒336をマークして2位、高岩良行選手が1分8秒266で3位に入った。

B1クラスは、吉崎久善選手が2ヒートの最終ラップで1分10秒709を記録し今シーズン3勝目を達成。吉崎選手の特徴は、両ヒート共に最終ラップでベストタイムを記録していること。路面温度が上がるにつれてタイヤの消耗が激しくなるのが一般的だが、最後まで果敢に攻め続けることも重要だと実証してくれた。2位は、1分12秒167を記録した中澤伸幸選手で、それ以下は3位の直井浩選手、4位の日向孝之選手、5位の西村一男選手と1分12秒台の激しい争いが繰り広げられていた。

SA3クラスは、PMCメンバーである城所祐貴選手と永瀬浩一選手が参戦。トップは“鉄仮面”で1分17秒205を記録した城所選手、貴重なブルーバードSSS-Rの永瀬選手は1分17秒248で2位となった。

CLクラスは、MR2で参戦した高橋実選手の1台のみとなり、1分13秒068を記録している。

b1 b2
B1表彰 B2表彰
b3 cl
B3表彰 CL表彰
sa3
SA3表彰

SA3クラス 永瀬浩一さん

当時ブルーバードSSS-Rの活躍を間近で見ていました。
私はその昔、カルソニックラリーチームの初代メンバーとしてコドライバーとして参加していました。そのため、その当時、一緒に戦っていたブルーバードSSS-Rの活躍を間近で見ていました。この愛車を手に入れたのは4年前で、それから修理をして走れる状態にしたのです。当時のワークスチームでメカニックを経験した人たちが友人なので、彼らに手伝ってもらってここまで仕上げることができました。

B1クラス 中澤伸幸さん

デミオに買い替えて参戦を開始しました!
今年からサーキットトライアルに参戦しています。元々はコペンでサーキット走行を楽しんでいたのですが、このイベントに参戦しようとしたら、私のコペンは改造し過ぎてレギュレーションに合致しませんでした。そのため、コペンを売ってこのデミオに買い替えて参戦を開始したのです。デミオ15MBという車両ですが、ロールバーを装着するために、ディーラーで2名乗車で登録しているんですよ!

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