2019 JAF筑波サーキットトライアル選手権シリーズ第4戦[9月23日(日)開催]
気温32度、路面温度41.4度と、この時期にしては、かなり高いコンディションで1本目は、14時35分からタイムアタックが始まった。
B6クラスは、前回、最後に逆転勝利を飾った蝶間林一夫選手に対し、第1戦、第2戦を制している馬場元選手が今回勝てばシリーズチャンピオン獲得となる。馬場選手は、今回タイトルを決めるべく気合いを入れていた。1本目では、馬場選手が1分03秒144をマークしてトップ。蝶間林選手は1分03秒413で2番手につけ、2本目のアタックでの逆転を狙っていた。
JAF筑波サーキットトライアル選手権シリーズが始まってから、ただ一人全戦出場している馬場選手は、今年こそタイトル獲得のチャンスと、2本目で、さらにタイムを縮め1分03秒052をマーク。対して蝶間林選手も1分03秒221までタイムを詰めるが、馬場選手のタイムを上回ることはできず、馬場選手が今シーズン3勝目をマーク。同時に悲願のシリーズチャンピオンに輝いた。
3位は、1分04秒687の佐藤清貴選手、4位は1分04秒729の高岩良行選手、5位は1分05秒788の鈴木達朗選手、6位は1分27秒698の高木七海選手と続いた。
同じく、ここまで3連勝を飾っておりタイトル決定に王座をかけていたのがB4クラスの市川忠康選手。1本目で1分08秒004、2本目で1分08秒230と両セッションでトップタイムをマークし、文句なしのシリーズチャンピオンに輝いた。2位に1分10秒717の小田桐弘幸選手、3位に1分10秒893の田中洋一選手、4位に1分12秒532の根塚昌宏選手という結果となった。
一方、タイトル争いが混沌としてきたのがB1クラス。AE86で華麗なスライドコントロールを見せていた望月裕司選手が1分10秒171でトップタイムをマークし今季2勝目。柴田尚選手が1分10秒365で2位、強風の影響を受けたというカプチーノの吉崎久善選手が1分11秒104で3位となった。4位は1分12秒003の直井浩選手、5位は1分19秒562の林孝選手と続いた。
この結果、望月選手が64ポイントでランキングトップに浮上。吉崎選手と柴田選手が62ポイントで並び最終戦で決戦を迎えることになった。
B5クラスは、エリーゼで登場した森田正穂選手が1分06秒154を1本目にマークしトップタイム。今シーズン2勝目を挙げた。2位に1分08秒875の金田祐貴選手、3位に1分09秒196の芳田悟選手、4位に1分10秒066の菊地誠一郎選手というリザルトになった。
B2クラスは、菊間邦明選手が1分10秒075のコースレコードで優勝。2位に1分11秒919の日向孝之選手、3位に1分12秒459の中澤伸幸選手、4位に1分14秒303の太田高之選手、5位に1分14秒612の熊本壮一郎選手、6位に1分55秒422の梅本まどか選手となった。
B3クラス唯一のエントリーとなった板倉麻美選手が1分15秒825をマークした。
B5クラス 菊地誠一郎さん
2回目の参加です。筑波は楽しい!
今年の第2戦で森田選手に同じFDだからと誘って頂いて初めて参加して今回が2回目ですが、森田選手は今回FDじゃないんですよね(笑)。筑波サーキットは、走っていて攻め甲斐がありますし、すごく楽しいのですが、ストレートが短いのでオーバーヒート気味になってしまうので気をつけています。
B5クラス 金田祐喜さん
ここ2年間は、ほぼ全部出ています。
サーキットトライアルは、ちょうど2年前の9月に参加して以来、1戦だけお休みしただけで、他は全部出ています。カートのレースをしているのですが、筑波サーキットを走ることは、全く違う気持ちで楽しむことができています。このインテグラは2台目です。さすがに古いので、いろいろありますが、それも楽しみの一つです。