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開幕戦から一カ月あまりのインターバルで、筑波スーパーFJ選手権シリーズ・FJ1600選手権シリーズの第2戦が開催された。まだ梅雨が明けていないこともあって、このところ週末は雨続きだったものの、今回は天気に恵まれ、むしろ夏まっただ中のような、厳しい暑さの中でレースが行われた。 |
ライバルにとっても厳しい状況は変わらず、前回2位だった中島佑弥選手が序盤に59秒421を出すも、その後タイムは上がらず。唯一、終盤になってタイムを上げてきたのは山田翔選手だったが、59秒481で3番手に留まった。 昨年のFJ1600デビュー戦である第5戦、そして前回とポールポジションを奪っている山﨑選手は、実はドライコンディションでは初めて。「ドライでもポールを獲れて、本当に速さも証明できたと思います。決勝はスタートさえ決めれば離せるんじゃないでしょうか。だけど、何となく自分とのバトルになりそうな気がします。プレッシャーもないわけじゃないし、あと暑さが厳しいんで。それでも他の人よりタイヤも温存できたので、もしかしたら楽に戦えるかもしれません」と山﨑選手。 決勝レースが始まる頃になっても、厳しい暑さは変わらず。集中力も試される状況の中、誰よりいいスタートを切ったのは中島選手だったが、1コーナーでの激しい攻防戦の末に山﨑選手はトップを死守。また、予選4番手から黒岩巧選手が鋭いダッシュで、ひとつポジションを上げていた。 山﨑選手、中島選手、黒岩選手がトップグループを形成し、やや置いて堀内優大選手、山田選手、森島修一選手、そして上別府将司選手がセカンドグループを形成して4番手を争い合う。トップグループはやがて散り散りになり、3台それぞれ間隔を空けるようになっていったのとは対照的に、4番手争いはさらに激しさを増す。中盤からは長谷川史卓選手も加わることに。まず10周目に森島選手が山田選手を抜いて5番手に浮上、その山田選手は徐々に順位を落とすことになるが、これが初めて走る入賞圏内。なんとか踏みとどまって6位に入った。 トップを最後まで守り抜いた山﨑選手は、徐々に後続との差を広げつつ、12周目にファステストラップを出す余裕さえ見せて2連勝。2位も2戦連続で中島選手、そして3位は前回トップを走りながらアクシデントで涙を飲んだ、黒岩選手が獲得。4位には堀内選手がつけた。 |
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![]() 開幕戦ではウエット、今回はドライ。どんなコンディションでも速さを見せて、大いにアピールにも成功した山﨑選手。 ![]() ![]() 徐々にスーパーFJの感覚を取り戻しつつある中島選手。そろそろ本領発揮で山崎選手にプレッシャーをかけたいところ。 ![]() ![]() 前回トップを走りながら悔しい思いをした黒岩選手。雪辱なって、次回はポール to ウインを目指すと宣言! ![]() ![]() 好スタートを見せた#38中島選手を抑え、トップを死守した#5山﨑選手が、チェッカーまでトップを譲らなかった。 |
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![]() クラッチミートのタイミングでは蔵野選手に勝った錦織選手ながら、走りの気迫で蔵野選手に屈し、逆転は許されず。 ![]() ![]() スタートからまったく危なげのない走りを見せた蔵野選手。チームメイトに背後を守られ、プレッシャーなく走ることに成功。 ![]() ![]() ようやくつかんだ勝利とあって、スタッフからの祝福もいつもよりヒートアップ! ![]() ![]() 2戦連続の2位とあって悔しさも人一倍の錦織選手。レース後には反省しきり。 |
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蔵野智昭選手がトップでゴール、苦節6年の初優勝を飾る!
公式予選で、まずトップに立ったのは前回のウイナー廣川和希選手ながら、その後の伸びを欠いてしまう。計測2周目からは錦織正樹選手と蔵野智昭選手、チームメイト同士でシーゾーゲームを繰り広げ、1分0秒781をマークした蔵野選手が最後は逃げ切りを果たした。「ポールポジションは初めてなんです、6年目にしてやっと! 予想外に暑かったので集中力切れないか心配だったんですが、練習から調子が良かったので同じように走れたのが良かったようです。初めていちばん前からスタートしますから、プレッシャーもかかると思いますが、慎重に普段どおり走れば大丈夫だと思います」と蔵野選手。2番手には錦織選手がつけ、3番手は高木裕士選手。廣川選手は4番手ながら、1分を切ることはできなかった。 |
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![]() 独走になっても、まったくアクセルを緩めることなく走り続けた関口選手。出れば優勝、ここまで2戦2勝と圧倒的な強さを見せる。 |
![]() かつてF3にも出場した経験を持つ山口選手。長いブランクを経て昨年からF4で四輪に復帰。ついに表彰台にたどり着く。 |
![]() スタートで前に出られた金井選手を、すぐ第1ヘアピンでかわした関口選手。この後は完璧な独走態勢で連勝を飾る。 |
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![]() ![]() 関口雄飛選手 「スタートは相変わらずダメですねぇ(笑)。それで前に出られちゃったんですが、抜こうというアクションを見せたら(第1ヘアピンでは)ラインを残してくれたんで、早々と勝負をかけることにしました。後半コントロールしたとかそういうのはなくて、ずっと自分のペースで走り続けました」 |
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![]() 今年はF4だけではなく、GT、そしてシーズン途中からF3復帰も果たした関口。表彰台の中央ももはや慣れたもの! |
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