排気量やエンジン型式・フレームのタイプなどで細かく分けられたT.O.Tのクラス数は、なんと12種にも及びます。しっかりと予習をしないと、どのマシンがどのクラスにエントリー出来るかわからないレベル。下に一気に並べてますので、ぜひお勉強をしてからT.O.Tを観に・走りにお越しくださいませ。
 また、今年は遂に2DAY開催となります!クラス名の横にあ表示しているのがそれぞれのクラスの開催曜日となります。
 
D.O.B.A.R.-1 SUNDAY
 テイスト・オブ・ツクバ(以下T.O.T)のサブタイトルの、「Days of Bike and Roses」をクラス名に持つT.O.T.象徴のクラス。参加車輌は1980年までに生産されたもので、D.O.B.A.R.指定車輌になっているものしか参加が認められていない。参加車輌の雰囲気を残すため、改造限度も特徴がある。ブレーキディスク・フロントフォークの直径がそれに当たる。4サイクル車の排気量は810cc以下の範囲でボアを拡大することができる。現在はカワサキ ザッパーが参加者の多くを占める。 懐かしの名車が疾走する姿をどうぞ目に焼き付けて下さい。
 
D.O.B.A.R.-2 SUNDAY
 T.O.Tサブタイトルの、「Days of Bike and Roses」をクラス名に持つT.O.T.象徴のクラス。参加車輌は1980年までに生産されたもので、D.O.B.A.R.-1同様、指定車輌になっているものしか参加が認められていない。参加車輌の雰囲気を残すため、改造限度も特徴がある。ブレーキディスク・フロントフォークの直径がそれに当たる。4サイクル車の排気量は460cc以下の範囲でボアを拡大することができる。こだわりの名車が疾走する姿をどうぞ目に焼き付けて下さい。
 
D.O.B.A.R. MONSTER SATURDAY
 言わずと知れたT.O.Tのメインイベント。それがドーバーモンスタークラス。出場車輌は原則として1982年までに生産された空冷4サイクル。3~6気筒、鉄フレーム、リア2本サスペンション750cc以上となっている。人気車種はやっぱりカワサキZ!しかしながらCBやGSのコアなファンによる追撃も見どころとなっている。見どころといえば、マシンと装備のこだわり。双璧を成すと行っても過言ではない全日本ロードレースとはまた異質さが漂う。1980年代風にコーディネートされたその姿を見れば、走り出す前から、楽しい想像を押さえられないだろう。貴方の理想が見つけられるかも知れない!?
 
D.O.B.A.R. MONSTER Evolution SUNDAY
 その名の通りモンスターの進化系。モンスタークラスと基本的な参加車輌は同じとなるが、モンスタークラスで規制されていた、フロントフォークの直径規制、キャブレターの規制、ブレーキキャリパー規制、ホイール径規制がなくなっている。オリジナルのスタイルへのこだわりを捨て、より現代風にモディファイされたマシンで争われる。タイヤの選択肢もグッと増え、それに合わせてラップタイムも早くなっている。
 
D.O.B.A.R. SUPER MONSTER Evolution SUNDAY
 モンスターエボリューションの規則から、メインフレームの基本骨格・構造の変更が認められたクラス。何?フレーム変更?そうそう、オリジナルフレームやフレームビルダーが造ったものが使用出来るんです。現代の技術によって最高のディメンションが与えられたマシンが、そこにあるわけです。最近ではラッシュディールのZが記憶に新しい。その造形美は鳥肌もの。
 
D.O.B.A.R. ZERO-1 SUNDAY
 参加車輌は原則として、1980年代までに生産された鉄フレームの車輌。排気量(生産時)制限があり2サイクルは、251~350cc以下、4サイクルは3気筒以上で401~850cc以下となっている。参加車輌もメーカーにあまり偏りがない。また往年のビッグ2サイクルマシンが多数参加し、ファンを魅了している。
今では懐かしい2サイクルオイルの焼ける匂いと、複数のチャンバーから出される白煙は一見の価値有り。
 
D.O.B.A.R. ZERO-2 SATURDAY
 参加車輌は原則として、1980年代までに生産された鉄フレームの車輌。排気量(生産時)の制限に加え、車種の制限もある。2サイクルは250cc以下、4サイクルは2気筒以上で241~555cc以下となっている。
現在はYAMAHARZ250が多数を占めているが、少数派の4サイクル勢は、かなりのこだわりを持つマシンが見られる。初めて乗ったマシンがRZという方も多いはず、テイスト・オブ・ツクバでは現役ですよ!
 
D.O.B.A.R. ZERO-3 SUNDAY
 参加車輌は原則として、1980年代までに生産された車輌。排気量(生産時)制限があり2サイクルは251~350cc以下、4サイクルは3気筒以上で401~850cc以下となっている。あれ?ZERO1クラスと同じ?と思われる方がいらっしゃるかも。違いは鉄フレームという制限が外れたことです。かつてはVFRかFZRの一部しか対象車種がないんじゃないのというクラスでしたが、時代の流れに伴い若干規制緩和。とは言え、大分参加可能車種が増えました。GSX-R勢も目立ち始め、なにやら賑やかになってきましたね。
 
D.O.B.A.R. ZERO-4 SATURDAY
 参加車輌は原則として、1980年代までに生産された車輌。排気量(生産時)の制限があり2サイクルは250cc以下、4サイクルは2気筒以上で241~555cc以下となっている。あれ?ZERO2クラスと同じ?と思われた方がいらっしゃるかも。違いは鉄フレームという制限が外れたことです。しかも車種限定ですが水冷2サイクルマシンの参加も可能となり、水冷2サイクルマシンが目立つようになってきました。水冷といっても、そこはテイスト・オブ・ツクバ。こだわりのものしか認めていません。伝説の'88NSR・後方排気TZR・KR1。眠りから覚めたミドルファイターの戦いに、乞うご期待。
 
D.O.B.A.R. STREET FIGHTER SATURDAY
2022年。T.O.Tに久々のNewクラスが誕生した。その名も 『D.O.B.A.R. STREET FIGHTER』現代の技術で造り上げられたハイスペックな「ストリート」&「ネオクラシック」スタイルのマシンで、T.O.Tに 新風を吹き込むことがコンセプト。国産車では、新型KATANA、MT-09・10、GSX-S1000、Z900RS、Z H2。海外メーカーでは、 D:STREETFIGHTER、BMW:S1000R、Ap:TUONO V4 Factory等が参戦でき、パイクスピークの サーキットラウンドを彷彿とさせるクラス。 改造範囲も制限されており、基本的な安全装備を有するサーキット仕様への変更のみで参戦を可能とする。
 
D.O.B.A.R. FORMULA ZERO SUNDAY
 参加車輌は原則として鉄フレーム仕様の3~6気筒、750cc以上となる。お気づきの通り、今までどのクラスでも制限のあった年式の制限がない。ようは最新マシンでも基準を満たしていれば参加出来ると言うことだ!改造範囲も多岐に渡るが、エンジンの形式変更は認められない。またMFJ国際ライダーの参加も認められない。フレームがねじ切れんばかりのパワーを持つマシンをどう操るか!モンスターマシンの饗宴に乞うご期待!
 
D.O.B.A.R. HERCULES SUNDAY
 その名はハーキュリーズ。ギリシャ神話に登場するヘラクレスを意味する。T.O.Tのリベラリズムを最大限に尊重して、2009年~神楽月の陣~から新設されたクラス。特別規定は最も少なく、元来のテーマである鉄フレームと、あくまでもT.O.Tらしいフォルム。T.O.Tを貪りつくしても尚、とどまるところを知らないモンスターたちのために用意された、いわば神の座だ!鎖から解き放たれたモンスターたちによる異次元バトル、速さへの渇望は満たされることはない!?
 
GREAT Hero's 2022 KAGURADUKI
 「GREAT Hero's」とは、1970年代を中心とした市販車輌及びワークスレーサーによる伝説のレース。そのレースが時代を飛び越え2010年に復活!RS250・TZ250・H2R等々、名だたるマシンがT.O.Tに集結、正に讃えるべきレースなのだ!当時の勇姿そのままの走りを、絶対に見逃すな!マシンの体力を考え、2010年復活後はオリンピックとワールドカップに合わせて2年置きに開催。次回は2020年に登場予定です。
 
Welcome to the Taste 
 テイスト・オブ・ツクバでは定期的に、「ウェルカム・ト ゥ・ザ・テイスト」を開催いたします。 このクラスは、まだテイストへの参戦を迷っている皆様に、テイストの雰囲気や魅力を感じて頂く為のクラスで す。まずは W.T.T からテイストへの一歩を踏み出してみませんか?