今年の開幕戦は予選でほぼ勝敗が決まってしまっていた。安定した速さを見せる福田祐平選手が1分05秒644でポールポジションを獲得。一方、木野内敏之選手はマシントラブルで規定タイム以上を出せずに最後尾に沈んでしまう。マシンを修復した木野内選手は、ピットスタートで賞典外という条件でレースに出走した。また、寺本仁選手もマシントラブルに見舞われタイムを出せずに最後尾からスタートを切る。
スタートを決めた福田選手は、4周目にファステストラップをマークする走りで15周を一人旅。最後まで集中力を切らさずにトップでチェッカーフラッグを受け開幕戦を制した
予選、決勝と安定した速さを見せポールtoウインで開幕戦を制した福田祐平選手。最高の形でのシーズインとなった。
マシンに問題を抱えながらしっかりレースを完走した寺本仁選手。次回は完全な状態で巻き返して欲しいところ。
ピットスタートで賞典外ながら木野内敏之選手は、TTC1600クラスの意地を見せ、最終ラップにもTTC1400勢をかわして行く。