N250FのNo.3近藤秀明とNT2のNo.2島崎洋平が予選でコースレコードを更新。決勝は近藤がホールショットを決めてレースをリード。ほどなく独走に持ち込んだ近藤は、最終的に2位以下を14秒近く引き離す圧勝でポールtoウィンを達成した。2位争いは7台による大混戦。最終ラップを迎えても5台が集団に留まっており、最終コーナーでのクロスラインの結果、No.77関口智大、No.17浅野毅、No.76足立文尚、No.1内山智彦、島崎の順でゴール。このうち内山はNT2優勝。島崎は7周目にレコードタイムをさらに塗り替えた。
ポールシッターのNo.15若松拓が先頭で1コーナーへ飛び込み、1周目から後続を引き離しにかかる。序盤で独走態勢を築いた若松は、1度もトップを譲らず2位以下を2秒近く引き離してTerminator’s1優勝をポールtoウィンで飾った。2位争いは3つ巴の争いとなり、6周目に集団の先頭に立ったNo.5村田哲也が終盤のスパートで逃げ切り2位となった。No.10薄井徹也は最終ラップに3位へ浮上し、勝負強さを見せてMS1優勝を獲得した。序盤、2位集団を引っ張っていたNo.96太田薫雄は悔しい4位。NS1はNo.92植村哲也が制した。
No.28櫻澤宏太がホールショットを決める一方、No.41長野克哉がトップを奪って1周目を終了。ここから最後まで続く長野vs櫻澤の一騎打ちが始まった。2番手の櫻澤はバックストレートで長野に並びかけては引き、プレッシャーを掛ける。そして櫻澤は6周目にトップに立つが 逃げ切るには至らず櫻澤-長野の順で僅差のまま最終周へ。勝負はバックストレートに持ち越され長野は一発逆転を狙ったが、バックマーカーに行く手を阻まれ万事休す。櫻澤が0.2秒差で逃げ切り嬉しい優勝となった。3位にはNo.84長嶋智司が単独で入った。
スタート直後の1コーナーでイン側に入った予選3、4位のNo.1堀口剛利とNo.16阿部浩佳が接触して転倒。しかし予選1位のNo.15中野誠司はアウト側から回ってこれを回避。そのまま飛ばして2位以下に約7秒もの大差をつけてNB優勝をポールtoウィンで決めた。No.22久郷啓治郎が単独の2位となる一方、3位争いは3台の接近戦となり、No.34三好真司、No.41古瀬文雄、No.99ジェイソン・フリントンの順でゴール。しかし三好は黄旗無視ペナルティを課せられ1周減算。正式結果では古瀬が3位となりNT1優勝を手にした。
ポールシッターのNo.59江口巧がホールショットから飛ばし、2位以下に14秒近いリードを築いてゴール。しかし予選タイムがNMの卒業規定(基準タイムを0.5秒以上上回る)に該当し、賞典外となった。2番手争いは3つ巴となりNo.8塙和貴、No.39櫻井充、No.19下河辺吉章の順で最終ラップへ。そして迎えたバックストレート、先頭を行く塙のスリップに入った櫻井は、最終コーナーでインに飛び込み土壇場で2番手に浮上。そのままチェッカーを受け正式結果で優勝となった。塙が続き、4番手の下河辺が正式結果で3位となった。
ウォームアップラップで2台が転倒するアクシデントが発生し、赤旗中断で路面のオイル処理が行われたため約20分遅れでレースが始まった。予選1位のNo.1松田光市がホールショットを決めてレースを引っ張り、レース中盤以降は2位以下に約4秒のリードを保ってゴール。嬉しい開幕戦のポールtoウィンを達成した。No.28辻林俊之が続き、No.51砂塚知男が3位。4番手を走行していたNo.94名越公一はレース終盤に前を行く砂塚との間隔を急速に詰めていたが、0.5秒届かなかった。それでも名越はSlickers優勝を手にした。
元全日本王者、秋田貴志がレースを引っ張り、No.31神山保男、No.8野﨑俊宏、No.33戸田隆、No.92植村哲也らを加えた5台が序盤の先頭集団を形成した。しかしレースが折り返した頃から各車の間隔が開き出し、秋田が独走で390カスタム優勝を手にした。一方で戸田の脱落後、2位の神山と3位の野﨑が接近戦となり、最終ラップへ。野﨑はバックストレートで2番手へ浮上したが、最終コーナー立ち上がりで神山が逆転し、2位でゴールへ飛び込んだ。390ストック優勝はNo.3片倉弘、250カスタム優勝はNo.93小泉順一だった。
No.26長澤流がホールショットから先行し、No.41若松大久真が続いて1周目を終了した。この2台にNo.9矢澤亮とNo.4柳下清司が追いついて先頭集団は4台に拡大。しかしレースが後半に差し掛かった頃に長澤が集団から抜け出す。2番手の若松も懸命に追ったがペースが上がらず、逆に後方から矢澤の猛攻に合う。そして8周目、最終コーナーで周回遅れが絡んだ際の間隙をついて矢澤が2番手に浮上。そのまま長澤に迫ったが、最終的には長澤が約0.5秒差で逃げ切りポールtoウィンを達成。矢澤は2位。以下若松、柳下と続いた。
No.19関口耕平が1周目からペースを上げて先行逃げ切りを図る。これを阻止すべくNo96舩木弘之が2周目に2番手へ浮上して追走。No.45石塚孝雄も続き、2台が関口を追撃。後半に入ると舩木と石塚は関口との差を急激に詰め、8周目には追いつく。そして関口、舩木、石塚の順で最終周へ。舩木は第2ヘアピンで仕掛けるも不発。対する関口は最終コーナーまで舩木をブロック。舩木はラストチャンスに賭け最終コーナーをアウト側から立ち上がったが、タイム差0.000秒で関口が優勝。舩木は悔しい2位。石塚は3位に終わった。