2018 筑波ツーリスト・トロフィー in APRIL
《開催レポート》

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決勝レポート / RACE REPORT

近藤秀明が完全制覇。NT2優勝は神山保男

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 No.3近藤秀明がホールショットから先行。N250Fの4気筒パワーを存分に生かして1周目からライバルを引き離し、2位以下に10秒以上の大差をつけてポールtoウィンを達成した。2位争いはNo.51小室直久、No.1内山智彦、No.31神山保男らによるNT2クラス3台のバトル。このうち序盤は最後尾につけていた神山は、4周目に内山を攻略すると、8周目の第2ヘアピンで小室をパス。そのまま逃げ切ってNT2クラス優勝を手にした。小室が続き、内山は4番手でゴール。6台バトルとなった5位争いはNo.92秋山貴文が制した。

長野克哉、ラストスパートでポールtoウィン

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 No.28櫻澤宏太が先頭で1コーナーへ飛び込み、No.41長野克哉とNo.40野村勝が続いてNS2の3台によるトップ争いが始まった。2周目に長野が先頭を奪う一方、櫻澤はその背後につける。中盤までに野村が遅れ、優勝争いは長野と櫻澤に絞られた。2番手の櫻澤はコーナー進入で何度もラインを振って長野をけん制したが、一枚上手だったのは長野で、最終ラップに入るとスパート。そのまま櫻澤につけ入る隙を与えずポールtoウィンを達成。櫻澤は悔しい2位。野村は単独の3位となった。Terminator’s2優勝はNo.56桑原崇史。

逃げ切ったNT1鬼島雅則。NB優勝は清水智弘

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 No.58塚田宏がホールショットを決めたものの、No.3鬼島雅則が先頭を奪って1周目を終了。さらにNo.13門間賢介を加えた3台が序盤の先頭集団を形成した。レースが進むに連れて3台の間隔が徐々に広がる中、1周目を8番手で終えていたNo.1清水智弘がライバルを蹴散らしながら先頭集団に追いつき、8周目に門間と塚田を攻略して鬼島へ迫る。そして鬼島と清水は僅差のまま最終周へ。清水も攻めたが、最終的には鬼島が0.358秒差で逃げ切ってNT1優勝を手にした。2番手の清水はNB優勝。続いて塚田、門間の順でゴール。

TN1は波田桂治郎、MS1は薄井徹也、NS1は植村哲也が優勝

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 ホールショットのNo.5村田哲也を先頭にNo.99波田桂治郎、No.34横地諭、No.10薄井徹也、No.8酒井利明ら5台が序盤の先頭集団に加わった。ここから村田、波田、横地が抜け出し、6周目に波田が村田からトップを奪う。一方、2番手に後退した村田は690ccのスピードを武器にバックストレートで何度も450ccの波田に並びかけるがトップ奪還には至らない。迎えた最終ラップ、先頭の波田はライバルの猛追を完璧にブロックして逃げ切り嬉しいTerminator’s1優勝を手にした。MS1は薄井、NS1はNo.92植村哲也が優勝した。

丸山浩康、追撃を抑えてポールtoウィン

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 ポールシッターのNo.3丸山浩康がスタートダッシュを決めてホールショットからレースを引っ張る。そして先行逃げ切りを狙い一旦は逃げかけたが、レース中盤までに追い上げてきたNo.19中島孝浩とNo.88中里創に捕まり先頭集団は3台となる。ここから丸山と中島が抜け出し、優勝争いは一騎打ちで最終ラップへ。前を行く丸山を懸命に追走した中島だったが、丸山が辛くも0.244秒差で逃げ切り嬉しい優勝を手にした。中里が単独の3番手で続き、No.21小泉佑太郎、No.10池田良忠、No.25田中寿和までがトップ6のオーダーだ。

レースを完全制覇した石塚孝雄

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 No.45石塚孝雄が先頭で1コーナーへ飛び込んでレースが始まった。No.19関口耕平が続いたが、序盤から石塚のペースは速く、ほどなく関口を引き離して独走となった。そして石塚は最終的に2位以下に5秒以上のリードを築いてポールtoウィンを達成した。関口が単独の2位でゴールする一方、最終ラップまで3番手を走行していたNo.96舩木弘之は最終コーナーで痛恨の転倒を喫する。この結果、No.44冨岡春彦が3位に繰り上がった。3台バトルとなった4位争いはNo.29真坂圭吾、No.9西田敏郎、No.33小泉浩之の順で決着した。

レース折り返しで攻勢に転じた原淑希

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 No.48櫻井英雄を先頭にNo.1竹中祐季、No.82山崎聡太、No.7斉藤安幸、No.63原淑希、No.10村井勇介、No.45饗庭威が続いて7台による集団バトルが始まった。周回ごとに順位が入れ替わる激闘の中、5番手で様子を見ていた原はレースの折り返しを合図に攻勢に転じ、ライバルを次々とパス。そして7周目のバックストレートでトップに浮上する。その後も原は手綱を緩めず最終的には2位以下を2秒以上引き離して優勝。山崎は最終ラップの1コーナーで2位に浮上し、竹中は悔しい3位。以下斉藤、櫻井、村井、饗庭の順でゴール。

佐久間正彦、先行逃げ切りで圧勝

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 No.11佐久間正彦がホールショットから先行。1周目からライバルを引き離し、終わってみれば2位以下に8秒以上の圧勝でポールtoウィンを達成した。2位争いはNo.38宮中洋樹、No.4松本記一、No.26大谷淳、No.55池田篤のバトルとなり、4周目に前へ出た大谷が逃げ切って2位。以下松本、宮中、池田の順でゴールした。一方、ジャンプスタートのペナルティを受けたNo.92植村哲也は怒涛の追い上げで6位となった。ここまでは390カスタム。7位のNo.23村田哲也が390ストック優勝となった。250カスタム優勝はNo.3片倉弘。

松田光市vs渡辺海志郎。競り勝った松田

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 No.2渡辺海志郎がホールショットを決める一方、No.1松田光市がトップを奪って1周目を終了。ここから松田vs渡辺の一騎打ちが始まった。前を行く松田に対し、渡辺は後方から何度もけん制する。そして2者は僅差のまま最終ラップへ。バックストレートでは松田がイン側を完全にブロックする。対する渡辺はアウトから仕掛け、最終コーナー立ち上がりで逆転を狙う。そして2台が横並びでゴールした結果、0.078秒差で松田が嬉しい優勝を手にした。渡辺は悔しい2位。No.3戸田隆はNo.51砂塚知男に競り勝って3位となった。

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