2018 筑波ツーリスト・トロフィー in JULY
《開催レポート》

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決勝レポート / RACE REPORT

内山智彦vs小室直久。内山がスピードを武器に優勝

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 1周目のダンロップコーナーで2台が転倒するアクシデントが発生して赤旗中断。再スタートではNo.3近藤秀明がホールショットを決めるが、No.1内山智彦が先頭で1周目を終了。その後、近藤はキャブレターのトラブルで失速。代わってNo.51小室直久が2番手に浮上し、内山と小室の優勝争いが始まった。内山がバックストレートでリードを広げると、小室は1コーナーのブレーキングで挽回。時に順位が前後する攻防の末、最後は内山が逃げ切ってNT2優勝を手にした。小室が続き、No.26竹内千尋が単独の3位。N250F優勝はNo.92秋山貴文。

櫻澤宏太と野村勝の激闘。勝ったのは櫻澤

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 No.28櫻澤宏太が先頭で1コーナーへ進入。対してNo.40野村勝がトップを奪って1周目を終了した。ここから櫻澤と野村による激闘が始まった。櫻澤が最終コーナーでトップを奪えば、野村はインフィールド区間で前に出る。そして7周目、野村は第1ヘアピンで前を行く櫻澤のインに飛び込む。対して櫻澤は次周の最終コーナーでトップを奪還する。迎えた最終ラップ、櫻澤と野村の間に周回遅れが入ったことでシーソーゲームが決し、櫻澤がNS2優勝。野村は惜しくも2位。No.70八木澤雄基は初レースでTerminator’s2優勝を遂げた。

神田広海、初レースでポールtoウィン

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 No.67田澤正明がホールショットから先行し、No.24松本和彦、No.13門間賢介、No18中村真規夫、No.27神田広海、No.3鬼島雅則、No.1釼持裕介までの7台が縦一列になって先頭集団を形成した。このうち1周目を5位と出遅れた神田は1周ごとに1つずつ順位を上げ、5周目のバックストレートでトップに浮上。その後も後続との差を広げ、初レースでNBのポールtoウィンを達成した。2番手の松本は終盤に神田との差を詰めたが、追いつくには至らなかった。3番手の門間はNT1優勝。そして中村、田澤、鬼島までがトップ6に入った。

波田桂治郎、破竹の追い上げで優勝

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 スタート直後の1コーナーで2台が転倒するアクシデントが発生して赤旗中断。再レースではNo.10薄井徹也が先頭で1コーナーへ進入。しかしNo.34横地諭が先頭に立って1周目を終了した。そこから横地が逃げる一方、1周目を4位で終えたNo.99波田桂治郎は3周目に3位へ上がると、5周目の第1ヘアピンで2番手に浮上して横地を追撃。そして横地に追いつくと背後からプレッシャーを掛け8周目の1コーナーで攻略。そのまま波田がTerminator’s1優勝を遂げた。MS1優勝は薄井、NS1優勝はNo.72阿部勇二が手にした。

住谷貴幸がトップでチェッカー。優勝は小泉佑太郎

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 No.87田口友亮がスタートダッシュを決めてレースを引っ張る。対してNo.14住谷貴幸が2周目にトップを奪う。住谷についていけたのはNo.21小泉佑太郎だけだったが、2台の間隔は徐々に開いていく。しかし終盤に入ると小泉が猛チャージを開始して住谷との間隔を詰め、両者は0.3秒差で最終周へ突入。追い詰められた住谷だったが、最後の踏ん張りでトップでチェッカーを受けた。なお住谷は卒業規定(予選タイム)により賞典外となり、小泉が優勝を手にした。3台による2位争いはNo.3丸山浩康、田口、No.12清水剛の順で決着した。

序盤の激しい3台バトル。優勝は関口耕平

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 No.29真坂圭吾がホールショットを決める一方、No.19関口耕平がトップに立って1周目を終了。さらにNo.33小泉浩之を加えた3台がトップ争いを展開した。2周目の1コーナーで真坂がトップに返り咲くが、5周目の同じところで関口がトップを奪い返す。この後は3台の間隔が広がり始め、終盤には各車が単独走行となってゴール。関口は嬉しい優勝を手にし、2位は真坂。続いた小泉が3位となった。同様に序盤は激しかった3台による4位争いは、終盤にそれぞれ単独となりNo.44冨岡春彦、No.11小堀次男、No.4野口淳一の順でゴール。

最終ラップの大激闘。竹中祐季が優勝

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 No.48櫻井英雄が先頭で1コーナーへ飛び込む。しかし最終コーナーでNo.1竹中祐季がトップに立つ。さらにNo.63原淑希、No.7斉藤安幸を加えた4台が先頭集団を形成した。中盤までに安藤が遅れる一方、7周目の第1ヘアピンで原が2番手に浮上する。そして9周目の1コーナーで原がトップに立つが、竹中がトップを奪い返して竹中、原、櫻井の順で最終周へ。原は攻め続けたが竹中も踏ん張り、勝負はバックストレートへ。最後は3台が集団でゴールした結果、竹中が優勝。原は0.1秒差の2位、さらに0.1秒遅れた櫻井が3位となった。

5台による集団バトル。最高速で逃げ切った宮中洋樹

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 No.38宮中洋樹がホールショットを決め、No.26大谷淳、No.4松本記一、No.92植村哲也、No.22佐久間咲斗らが続いて5台のトップ争いが始まった。2周目に大谷がトップに立ってしばらく集団をリードするが、宮中は最高速が伸び、7周目のバックストレートでトップに返り咲く。その後、周回遅れが絡んで集団がやや分散したことも宮中にとって追い風となり、最後は植村に競り勝って390カスタム優勝。植村が続き、松本が3位。以下大谷、佐久間の順でゴール。390ストック優勝はNo.19小森大助、250カスタム優勝はNo.13渡辺一美だった。

松田光市vs渡辺海志郎。一発逆転に賭けた渡辺

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 No.1松田光市がスタートから先行し、No.2渡辺海志郎が続いて一騎打ちが始まった。逃げる松田に対し、渡辺は微妙にラインをずらして背後からプレッシャーを与える。そして2台は僅差のまま最終周へ。先頭の松田が第2ヘアピンをブロックラインで立ち上がる一方、渡辺は立ち上がり重視のラインを取りバックストレートでアウトからインへ急変更。そのまま最終コーナーで松田のインに飛び込み、一発逆転で渡辺が優勝。松田は悔しい2位。No.28辻林俊之は単独の3位となり、No.33戸田隆、No.94名越公一、No.44木下承宰までが表彰台に並んだ。

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