2019 筑波ツーリスト・トロフィー in APRIL
《開催レポート》

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決勝レポート / RACE REPORT

内山智彦が先行逃げ切りでポールtoウィン

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ポールシッターのNo.5内山智彦がアウトからかぶせる形でホールショットを奪取。No.38宮中洋樹が追ったが、内山はほどなく宮中を引き離して独走態勢を構築。そのまま逃げ切った内山がポールtoウィンを達成した。一方、序盤は10台集団となっていた2位争いは、5周目に集団を抜け出したNo.51小室直久が単独の2位でゴール。3位で続いたNo.54吉松克己がN250Fのクラス優勝を手にした。その後方では4台による集団バトルが最後まで続き、最終的には宮中、No.99山下伸、No.45寺田浩司、No.2島崎洋平の順で決着した。

櫻澤宏太vs野村勝。櫻澤は好機を逃さず完全制覇

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予選1位のNo.1櫻澤宏太が真っ先に1コーナーへ飛び込み、No.40野村勝が続いて2台による一騎打ちが始まった。両者はテールtoノーズのまま周回を重ねてレースは終盤に突入。しかしラスト2周となった時点で両者の間に周回遅れが割って入る形となり、先頭の櫻澤はこの好機を逃さず、一気にスパートして最終周にベストラップをマーク。そして約1秒差で逃げ切りポールtoウィンを達成した。一方、野村も最終周にベストラップをマークしたものの、櫻澤には届かず2位でのゴールとなった。Terminator's2優勝はNo.84池邊隆。

古澤亨二がぶっちぎりで優勝

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No.5片岡靖男がホールショットを決めたものの、No.71古澤亨二がトップを奪って1周目を終了。古澤はその後も手綱を緩めず、ライバルを突き放してトップを独走。終わってみれば2位以下を6秒以上引き離すぶっちぎりで優勝を飾った。対照的に2位争いは6台によるバトルとなり、終盤に集団を抜け出したNo.8福地直紀が2位となった。No.2卯都木淳は最終周に勝負を仕掛け、3位へ浮上してゴール。続いたNo.36大沼邦康は賞典外。以下No.18中村真規夫、片岡の順で続き、No.24松本和彦は約6秒遅れてレースを終えた。

織田道武、5年ぶりの筑波でのレースで優勝

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これが筑波での5年ぶりのレースというNo.9織田道武がホールショットから逃げ始め、ライバルを寄せ付けず独走で嬉しい優勝を手にした。一方、1周目を5位で終えたNo.3高野慶太郎は、そこから挽回して3周目に2番手へ浮上。そのまま後続を引き離して単独の2位でゴール。3位争いはNo.73長谷川茂とNo.63斎藤哲男の一騎討ち。長谷川は直線のスピードを武器に優位に立っていたが、9周目の1コーナーでミスをした際、斎藤がその隙を逃さず3位を奪って逃げ切った。NS1優勝はNo.92植村哲也、MS1優勝はNo.58三宅基だった。

揃智行、好判断でスパートして優勝

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No.88中里創が先頭で1コーナーへ飛び込み、No.1揃智行とNo.19下河辺吉章が続いて3台によるトップ争いとなった。このうち2番手で様子を見ていた揃は、集団のペースが上がらないと判断して5周目にトップに立つと、一気にスパートして独走に持ち込み、最終的には後続に約1.2秒のリードを築いて優勝を飾った。一方、中里と下河辺による2位争いは、最終周の1コーナーで前に出た下河辺がファステストラップをマークして逃げ切り逆転で2位となった。下河辺はこのタイムでNM卒業が決定。中里は悔しい3位に終わった。

真坂圭吾、先行逃げ切りで優勝

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No.1真坂圭吾がホールショット決めてレースを引っ張る。No.5福永大輔が懸命に追ったが、真坂のペースは速く、ほどなく後続を引き離して独走で優勝を手にした。その後方では福永とNo.90佐々木啓文が2位を争っていたが、さらにNo.33小泉浩之とNo.19関口耕平が追いつき2位争いは4台にふくらむ。このバトルは7周目に集団の前に出た佐々木が制して2位とNT1優勝を手にした。3位は小泉で、続いた福永は賞典外。また怒涛の追い上げで終盤に2位争いへ加わったNo.96舩木弘之が最終周に関口を捕らえて4位となった。

3台による激闘。逃げ切った大和田亮介

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No.84山崎聡太がホールショットから先行。No.7斉藤安幸とNo.89大和田亮介が続いて3台による優勝争いが始まった。レース前半は何度も順位が入れ替わる激闘が続くが、後半に入るとほぼ大和田、斎藤、山崎の順で落ち着き最終周へ。前を行く大和田に対し仕掛けたい斉藤だったが、逆に直線が速い山崎を抑えるので精いっぱい。そのまま大和田が逃げ切って優勝。斉藤が続き、山崎は3位。6台バトルとなった4位争いはNo.72長井淳、No.90銅谷暢夫、No.37大森竜馬、No.62岡雅之、No.41若松大久真、No.4柳下清司の順で決着した。

最終ラップの逆転で植村哲也が優勝

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No.92植村哲也が真っ先に1コーナーへ飛び込み、No.2岡田純一が続いて一騎打ちが始まった。先頭の植村に対し、岡田は背後からプレッシャーを掛け続ける。そして8周目の1コーナーで岡田がトップに立つと、植村はバックストレートでアウトから並びかけて対抗。そして最終周、植村は1コーナーでトップに返り咲くと、岡田を抑え切り見事な逆転勝利を達成した。岡田は賞典外。3台による2位争いはNo.22佐久間咲斗、No.26大谷淳、No.4野崎俊宏の順で決着。390ストックはNo.23村田哲也、250カスタムはNo.44小泉順一が制した。

赤旗でレース成立。松田光市が圧勝の完全制覇

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No.1松田光市がホールショットを決めて逃げ始め、1周目からライバルを引き離していく。ほどなく独走態勢に入り、2位以下に大量のリードを築いていた8周目、最終コーナー立ち上がりで最後尾の2台が接触して転倒するアクシデントが発生。バイクがコース上に残されたためレースは赤旗中断となり、規定により7周でレース成立となった。松田はこの時点で後続を9秒近く引き離しており、圧勝の完全制覇だった。3台による2位争いはNo.28辻林俊之が制し、3位のNo.9松永海斗はMIP優勝。No.94名越公一が4位となった。

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