筑波ロードレース選手権 第2戦 ≪開催レポート≫

筑波ロードレース選手権 第2戦

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決勝レポート / RACE REPORT

宮本孝之、圧勝でポールtoウィン

TC-mini

 予選3位のNo.36吉田正が好ダッシュでホールショットを決めて第2戦の火蓋を切った。対してポールシッターのNo.7が宮本孝之が先頭に立って1周目を終了。以後は宮本と吉田が1-2体制で周回を重ねていたが、4周目を過ぎた辺りから吉田がエンジントラブルにより遅れ、ほどなく宮本の独走となった。最終的に宮本は2位以下に9秒近くの大差を築いてポールtoウィンを達成。吉田はトラブルを抱えながらも2位でゴールにたどり着いた。3位のNo.8山田徹まではOPENクラス。4位のNo.81古河薫が100クラス優勝となった。

池田宗敏、完全制覇で開幕2連勝

TC400 TC250

 ポールシッターのNo.99池田宗敏が先頭で1コーナーに入り、オープニングラップから飛ばして後続を引き離す。そのまま独走をキープ。終盤にはNo.14福井徹の追い上げを許したが、最終的には約0.5秒の差で逃げ切り完全制覇でTC400の開幕2連勝を達成した。3台からなる2位集団を抜け出してトップに迫った福井は2番手に終わったが、TC250優勝を手にした。終盤に3番手へ浮上したNo.5河邊勲は賞典外。続いたNo.21遠藤賢治がTC250の2位となった。そして5番手でゴールしたNo.9西田敏郎がTC400の2位を得た。

激闘を制して開幕2連勝を達成した市橋貴志

S80

 No.3矢崎敬志にNo.2大木俊二、No.16市橋貴志、No.1藤崎直之、No.6小池亜久里らが続いて接戦を繰り広げていた8周目、オイルに乗った3台が次々に転倒して赤旗中断。8周で行われた第2レースは、矢崎、市橋、大木、藤崎、No.5天野邦博、No.37坪川浩明らが先頭集団を形成。ここから市橋、大木、矢崎が抜け出して最終ラップ、先頭の市橋は後続を懸命にブロックして開幕2連勝を達成。矢崎は最後のバックストレートで2位に浮上し、大木は悔しい3位。坪川は藤崎に競り勝って4位となった。6位の天野までが表彰台に並んだ。

RRは高橋孝浩の完全制覇。Rは岡部怜が優勝

CBR250R Dream CUP

 単気筒RのNo.11岡部怜がホールショットを奪う一方、2気筒RRのNo.72高橋孝浩がトップに立って1周目を終了。さらにRRのNo.8青木登夢を加えた3台が先頭集団を形成した。このうちエンジンパワーで劣るRの岡部は直線の度にRR勢に離され、中盤には3位単独となる。優勝争いは先頭の高橋が8周目からスパートして青木を引き離し、ポールtoウィンを達成。青木が続き、3番手の岡部はRクラス優勝。No.32鈴木基裕が単独の4位となり、3台による5位争いはNo.77藤沢大樹、No.56梶山采千夏、No.24折原正明の順で決着。

埜口遥希vs鈴木光来。激闘を制した埜口

J-GP3/Mono3

 No.62埜口遥希が先頭で1コーナーへ入り、No.42鈴木光来、No.15大堀和基が続いて先頭集団を形成した。このうち鈴木は早めに動き、2周目にトップに立つ。対して埜口が6周目にトップを奪い返した頃には大堀が遅れ、その後は埜口と鈴木の一騎打ちとなる。迎えた終盤、鈴木は15周目に勝負を仕掛け、バックストレートでトップに浮上。しかし埜口は次の周の同じところでトップを奪還。そして最終周、埜口はバックストレートでイン側を完全にブロック。そのまま嬉しい優勝を遂げた。鈴木が続き、5秒遅れて大堀が3位に入った。

荒川晃大、唯一の59秒台をマークして完全制覇

ST600

 予選1位のNo.54荒川晃大がホールショットからレースを引っ張る。No.11渡辺海志郎が追走したが、荒川は数周で渡辺を引き離してトップを独走。4周目にはレース中唯一となる59秒台をマークし、2位以下に6秒以上のリードを築いてポールtoウィンで開幕2連勝を達成した。渡辺は単独の2位。No.72二階堂慎二、No.19中村竜也、No.59江口巧らによる3位争いは中村が制する一方、江口は4位走行中の17周目にリタイヤ。その結果、二階堂が4位でゴールした。そしてNo.39遠藤慈生、No.76豊留丈彦までがトップ6入りした。

好判断で優勝のInt福永大輔。Natは鈴木明

JSB1000

 予選4位のNo.81大沢仁人が好ダッシュでホールショットを奪取。しかし2周目の1コーナーでNo.5福永大輔がトップを奪うと、そこから逃げ始め、2位争いが混戦となったことも功を奏し、最終的には2位以下に3秒近いリードを築いて嬉しい優勝を遂げた。2位争いは大沢、No.51砂塚知男、No.7前川泰志、No.78鈴木明、No.14竹田敏彦らのバトルとなり、8周目の1コーナーで集団の先頭に立った前川が抜け出して2位。集団の最後尾から追い上げた竹田が3位となり、上位3人はIntクラス。4位の鈴木がNatクラス優勝となった。

TC-Formulaは谷津太郎、ST600(I)は長嶋修一が制す

TC-Formula

 No.79谷津太郎が先頭で1コーナーへ入り、No.41梅田虎太郎、No.52小林覚と続くが、梅田はジャンプスタート他で失格、小林も4周目の1コーナーで転倒して姿を消す。波乱の中、谷津は順調に周回を重ね、最終的に1.2秒のリードを築いて優勝。2位のNo.2相川享は終盤に谷津との間隔を詰めたが、追いつくまでには至らなかった。単独の3位となったNo.11平野恭正まではTC-Formula。4台による4位争いを制したNo.35長嶋修一がST600(I)優勝となった。以下No.16罍純一郎、No.33山崎張起、No.13栗原貞夫の順でゴール。

斉藤魁と櫻井芽依の一騎打ち。勝ったのは斉藤

JP250

 No.90斉藤魁がホールショットを決める一方、No.5家根谷大晟が先頭で1周目を終了。さらに2周目にはNo.56櫻井芽依が先頭に立ってレースを引っ張る。そこからトップ争いは櫻井と斉藤の一騎打ちとなった。6周目に斉藤がトップを奪ってからも接戦が続いたが、斉藤は10周目にベストタイムを記録してリードを広げ、1秒近い差をつけてポールtoウィンを達成。2位の櫻井は8周目にコースレコードを更新した。3位争いは4台が集団でゴールに飛び込んだ結果、家根谷、No.27石井千優、No.36佐々木將旭、No.31横山尚太の順で決着。

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