筑波ロードレース選手権 第2戦 ≪開催レポート≫

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決勝レポート / RACE REPORT

赤旗中断をはさみ、中島将登が逆転勝利

TC400 TC250

 No.7中島将登がホールショットから先行。しかしNo.1今泉七瀬が2周目にトップを奪うと、3周目にはコースレコードをマークして後続を突き離す。そのまま逃げ切るかと思われた9周目、第2ヘアピンでの転倒により赤旗中断となる。7周で行われた第2レースはNo.99池田宗敏と中島の一騎打ち。逃げる池田に対し、中島は背後から牽制しつつ勝負は最終周へ。ここで中島が満を持して1コーナーでトップに浮上。そのまま見事な逆転優勝を達成した。池田は悔しい2位。No.44白崎達也が追い上げの3位となってTC250優勝を手にした。

大木俊二のポールtoウィン

S80

 No.2藤崎直之を先頭にNo.9高野健、No.3大木俊二と続く。このうち大木は2周目の1コーナーで2番手に浮上すると、次の周にはトップを奪う。藤崎はしばらく大木に食らいついていたが、両者の間隔は少しづつ開き、レース後半には大木が独走態勢を構築。最終的には大木が4秒のリードを築いて完全制覇を達成した。藤崎が2位で続く一方、3位争いは4台による大混戦。迎えた最終周、先頭のNo.62田中良は後続を懸命にブロックし、嬉しい3位を手にした。そしてNo.1市橋貴志、高野、No.37小池亜久里の順で雌雄が決した。

梶山采千夏、先行逃げ切りで優勝。Rは薄井徹也

CBR250R Dream CUP

 No.56梶山采千夏がホールショットから先行。ほどなく独走に持ち込み、ライバルに5秒以上のアドバンテージを築いて優勝。一方、No.72高橋孝浩がジャンプスタートで脱落後、No.62田中風如とNo.17木内万絢が2番手を争っていたが、前の田中はペースが上がらず4周目に木内が前に出る。そこから木内は田中を引き離して2位でゴール。3位の田中は悔しさを隠せなかった。単独の4位でゴールしたNo.69薄井徹也が単気筒Rクラスの優勝。No.58辻正明が続き、3台による6位争いはNo.77藤澤大樹、No.33小林隼士、No.24折原保の順で決着した。

大詰めの逆転で3台バトルを制した大堀和基

J-GP3/Mono3

 No.18藤田哲弥が真っ先に1コーナーへ飛び込み、No.64大堀和基とNo.45木内尚汰が続いて3台による優勝争いが始まった。しばらくは藤田が先頭をキープしていたが、2番手で様子を見ていた大堀が7周目にトップに立つ。しかし集団から逃げ出すまでには至らず、その後も藤田と大堀がトップを取り合う。そして藤田、大堀、木内の順で最終周へ。ストレートの速い藤田に対し、大堀は第2ヘアピンの進入に賭けてトップを奪取。そのまま逃げ切って嬉しい優勝を遂げた。2位の藤田はNSF250Rチャレンジ優勝。木内が3位となった。

ジェゲデ・ゼックが圧勝で開幕2連勝

ST600

 No.99国谷隼樹がホールショットを決めて序盤のレースを引っ張る。対してポールシッターのNo.7ジェゲデ・ゼックは予選の転倒で修復したマシンの感触を確かめながら2番手を走行。そして4周目にトップへ浮上すると、国谷を一気に突き放して独走。その後、ゼックがトップを快走していた14周目に、国谷と2位を争っていたNo.13望月誠が第1ヘアピン立ち上がりでスリップダウン。マシンがコース上に残されたため赤旗が提示され、規定により13周でレース成立。ゼックは開幕2連勝を達成。そして国谷、望月の順が正式結果となった。

柴田義将、半数以上をラップダウンにして優勝

JSB1000

 予選1位のNo.15柴田義将がホールショットを決めると、ペースを上げて1周目からトップを独走。さらに後続を引き離す過程で予選タイムを上回る57秒台をマーク。終わってみれば出走15台のうち10台を周回遅れにする圧倒的パフォーマンスで優勝を決め、ライバル勢を凌駕した。その後方ではNo.95野呂瀬孝太が単独の2位をキープしていたが、スタートで出遅れたNo.69澤田一星が怒涛の勢いで順位を上げて野呂瀬に追いつくと、9周目の1コーナーで2位に浮上。そのままゴールしてNat優勝を得た。野呂瀬は単独の3位となった。

一騎打ちを制した南本宗一郎。TC-Fは相川享

TC-Formula

 ポールシッターのNo.6南本宗一郎がホールショットから逃げ始め、ほどなく独走となる。しかし2番手のNo.48横山尚太は南本との差を少しづつ削り、レースが折り返す頃にはテールtoノーズとなる。そして横山は12周目の1コーナーでトップに浮上。対して南本は横山の背後で反撃の機会を伺い、15周目の1コーナーでトップを奪還。その後、両者の間にバックマーカーが入って間隔が広がり勝負あり。逃げ切った南本がポールtoウィンを達成した。横山が続き、No.34宮脇寿郎との3位争いを制したNo.2相川享がTC-F優勝となった。

石井千優がポールtoウィン。Nat優勝は岡部怜

JP250

 4周目のアジアコーナーでの転倒により赤旗中断。9周で行われた第2レースではNo.49松岡玲がホールショットを決め、2周目の1コーナーでNo.22岡部怜がトップに立つ。そしてNo.16青木登夢とNo.27石井千優を加えた4名が先頭集団を形成した。岡部と青木が先頭を奪い合う中、最後尾につけていた石井は最高速を武器に6周目のバックストレートでトップに立つと、そこから逃げて見事に短期決戦を制した。一方、岡部と青木のNat対決は最終周、前を行く岡部が完璧なブロックで青木に隙を与えず2位となった。松岡は悔しい4位だった。

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