コーススペック
コース2000
コーススペック
コース2000コースガイド
ホームストレート
ホームストレートは282mと短いため、最終コーナー立ち上りから第1コーナー進入のブレーキングまで気を抜くことができない。比較的フラットな筑波にあって、ストレートエンドは最も高低差がある上り勾配。
第1コーナー
入口55R/出口35Rの複合コーナー。出口に行くほど湾曲が強いうえに下りなので、出口が見えない。しっかりと向きを変えてコーナーを抜けないとトラクションが掛からない。スタート直後は、混乱に注意。
S時コーナー
S字コーナーはRが大きく、直線的なライン取りが可能。後に続く第1ヘアピンのブレーキングと立ち上がりへ繋げる走りが要求される。路面コンディションの悪い時にはグリップが失われやすく、微妙なアクセルワークが必要。
第1ヘアピン
イン側の見通しはよいが、S字の終わりと第1ヘアピンの始まりが重なるため、進入コースが定めづらい。筑波でいちばん大きいカントが付いたコーナーで、そのカントを利用したコーナーワークがキモとなるが、そのタイミングは非常に短く、ライダー/ドライバーの技術が求められる。
ダンロップコーナー
右35Rはダンロップ下と呼ばれ、右に90度曲がるコーナー。第1ヘアピン立ち上がりで、スピードを上手く乗せたまま入るのがポイント。進入で前方の車輌をかわす場面も多く見られる。ダンロップコーナーから第2ヘアピン入口まで、サイドバイサイドになることが多い。
アジアコーナー(2輪専用)
ダンロップコーナーから続く、非常にタイトな2輪専用コーナー。走行ラインは狭く自由度は少ないうえに、立ち上がりの加速が第2ヘアピンでの攻防に繋がるため、ミスの許されないポイント。
80Rコーナー(4輪専用)
ダンロップコーナーから続く緩やかな左コーナー。80Rから続く170Rまでが左高速と呼ばれる。加速状態のままでの切り返しと旋回を求められ、スピードを乗せられるかどうかがタイムの短縮に繋がる。ハイパワー車は、慎重なアクセルワークが求められる。
第2ヘアピン
25Rと105Rからなる複合コーナー。第1ヘアピンと同様かなりカントが付いているが、出口に向けてRが緩くなっていくのが特徴。この立ち上がり速度が次のバックストレート後半での最高速度を決めるので、できるだけ早く加速状態に持っていきたい。
バックストレート
全長437mの、筑波で最も長いストレート。コースでの最高速度がマークされる。この速度が速いと、最終コーナーの進入で無理をせず追い越しが可能。ライダー/ドライバーにとっては、マシンの調子を確認しやすいポイントでもある。
最終コーナー
筑波でいちばんスピードが感あふれる高速コーナー。進入・旋回・立ち上がり、どれを失敗してもラップタイムに大きく影響を及ぼす奥の深いポイント。入口は100R、出口付近は90Rの複合コーナーとなる。