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Race Report

2021耐久茶屋 ~Force One-Fourthの宴~

筑波サーキット主催のレースを締めくくるちょいユルの耐久レース、耐久茶屋が開店!
気の合う仲間でチームを組んでレースに参戦終わった後は満足感でいっぱいの1日でした。

耐久茶屋

4サイクル250ccマシンの耐久レース 手強いライバルも組めば強力な相棒

筑波サーキットのレースシーズンを締めくくる晩秋の風物詩、耐久茶屋が今年も開店!
「まぁまぁ、お茶でも飲みながら」というユルめのコンセプトで始まった耐久茶屋は、誰にでも扱いやすいパワーで人気を集める4サイクル250ccマシンを使用した耐久レースで、スプリントレースでは手強いライバルであっても耐久で組めば強力な味方。気の合う仲間でジョイントすればレースは何倍も楽しくなる。そんな茶耐の魅力に引き寄せられた総勢53チームが今年も筑波サーキットに集結して耐久茶屋が開店と相成りました。
2組に分けられた予選の順位により上位40位までのチームが参戦する2.5時間耐久のForce1と、41位以下のチームが参戦する1.5時間耐久Force2にそれぞれ振り分けられ、まずはForce2から決戦開始の日章旗が振り下ろされました。

Force2

クラブT.T.moto#ロジーくんの完勝
転倒車は1台もなしで全車完走

Force2の出走は9チームで、狭い筑波が広く感じるくらい少ないものだったが、9台のみで筑波のコース2000を思う存分走ることができるとポジティブに考えればよし。そして耐久レースお約束のルマン式スタートにより全車が一斉にコースへ飛び出した。

ぶっちぎりの好スタートを見せたのは、No.23クラブT.T.moto#ロジーくんで、グリッド上で発進に手間取る他の8台を尻目に、バイクに跨るや否や猛ダッシュに成功。ホールショットを決めて1周目から後続を引き離していく。その後方ではNo.8チームケイズ+不死鳥TCとNo.35杉山麗芯愚/全開屋が2番手を争い、No.75F-BEAR LOOP生田店が単独で続く展開だ。

レース開始から30分が過ぎ、No.7ADDICT RACING with MOONFIEIDやNo.8がピットインしてライダー交代を行うなどして順位が変動する中、No.23は変わらずトップを快走。そして中間点となるレース開始から45分後、No.23がピットに入ってライダーを交代。その間にNo.75へトップを譲ったが、3周後にNo.75がピットインすると再びトップへ復帰。その後も順調に周回を重ねて残り30分となった辺りで全車ラップを達成。そのまま最後まで走り切り、トップでチェッカーを受けた。

No.8は早めのピットインが功を奏した形となり1周遅れの2番手でゴール。No.29Team NUTS 29は残り20分を切った時点で3位へ浮上してチェッカーを受けた。No.35も同じく終盤に4番手へ浮上した。No.75は終盤に2つ順位を落として5番手。以下No.52TEAM PASSAGGIO、No.72フジタ商会2軍、No.21フジタ商会の順でチェッカーを受ける一方、No.7は残り15分となった時点でスローダウンしたが、ピットイン後にレースへ復帰して一番最後のチェッカーを受けた。レース中の転倒は1台もなく、全9チームが見事完走を果たした。

Results » 決勝

Force1

JOY ONE RACING、全車ラップで完勝
レースを楽しんだ人は全員が勝者

続いて2.5時間のForce1がスタート。スタート直後の混乱を避けるため時間差を設けた2段階のルマン式によりレースが開始。事前にリタイヤした1チームを除く39台が2.5時間後のゴール目指して勢いよくコースに飛び出した。真っ先に1コーナーへ入ったのはNo.6マリケスレーシング御一行とワコーズだが、No.17JOY ONE RACINGがトップを奪って1周目を終了。No.17はそこからペースを上げて後続を引き離し、トップを独走する。それをNo.32Team SANMEI、No.34teamゆるふわ+矢正興業、No.65弾Run部・表参道の不動産屋が追う展開だ。一方、開始後10分を過ぎた辺りでNo.77七草レーサーズがダンロップコーナーで転倒し、早くも耐久レースの難しさが顔をのぞかせた。No.77はバイクを押してピットまで戻ったが、結果的には周回数7周でレース終了と7ずくしのレースとなってしまった。

レース開始から1時間が経過し、トップは変わらずNo.17が快走中。後続の順位は何度か入れ替わりNo.65、No.32、No.34、No.54プレスト&G3with長滝陸走と続いて、ここまでがトップと同一周回。この辺りからNo.65やNo.32がライダー交代のためピットインするなど各チームがピットインを開始。そしてレース開始からちょうど半分となった1時間15分ごろ、トップのNo.17がピットインしてライダー交代とガスチャージを行う。この頃がピットインのタイミングのピークで、ピットレーン全体が慌ただしくなる。ピットインの間も後続に対して十分なリードのあったNo.17はピットアウト後もトップをキープ。ここまでの展開から見ればこのまま終わるかに思われたが、そうは問屋が卸さないのが耐久レース。トップを行くNo.17は次々と出現するバックマーカーの処理の際、ミスを犯して黄旗無視のペナルティストップを受ける。しかし、ここまでに築いた大幅な貯金によりトップのままコースに復帰し、ゴールまで残り1時間となった辺りで全車ラップを達成した。

日が傾き始め、ゴールまで30分を切った。トップは変わらずNo.17が独走。着実にポジションを上げてきたNo.54が1周遅れで続き、そこから1周遅れてNo.32とNo.65が3位を争っている。最後の瞬間までどうなるか分からないのが耐久レース。ゴールまで残り20分を切り、ここまで懸命にNo.32を追ってきたNo.65が急激にNo.32との間隔を詰め、大詰めで3位を奪う。No.65は最後の最後に意地を見せた格好だ。一方、1コーナーではNo.81teamゆるふわ+お芋+324とNo.83Batti La Patata SONE Racingが接触して転倒するアクシデントが発生するなど最後まで気を抜けない状況だ。

そしてコース全体が傾いた日によりオレンジ色に染まる中、スタートから2.5時間が経過。ピットから歓声が挙がる中、No.17は右手でガッツポーズを決めながら最初のチェッカーフラッグをくぐり抜けた。1周遅れてNo.54が2位。No.65とNo.32が2周遅れの3、4位となった。さらにNo.34とNo.3KENZ Racingが4周遅れの5、6位でチェッカーを受けた。No.6、No.26プロップマン+craz+TOMO&914Style、No.16G-Racingと続き、トップ10最後の座に滑り込んだNo.24([「《【[〈{〔 CASE 270°がNS2優勝。N250F優勝はNo.99TEAM TARO、FT2優勝はNo.14ふくしげサーカス&スナックゆきだった。

耐久茶屋恒例となったレース終了後の全員集合写真撮影は新型コロナウイルス感染対策のため行われなかったが、ホームストレートで行われた暫定表彰式に参加していたエントラントを集めて写真を撮影。結果はさておき、レースを楽しんだ人たちはそれぞれが勝者だ。それが耐久茶屋の醍醐味で、筑波サーキット主催による2021年シーズンのレースは盛況の後、緞帳を下ろした。

Results » 途中経過 決勝