Race Report
Circuit Trial Rd.1
2021 JAF筑波サーキットトライアル選手権シリーズ第1戦
B6クラス澁澤選手がコースレコードで優勝!
暖かな陽気が続き筑波サーキットの桜も満開となっていたが、この日だけは、天気予報に雨マークがあった。その予報より早く、朝方に一度雨が降るものの第1ヒートが始まるころには、路面も乾き、ドライコンディションでのタイムアタックとなった。
まずは、B1~B3、PN1、PN2のA組がコースイン。この中では、B3クラスの梅野健太選手が最速で1分04秒906をマーク。B1クラスでは、カプチーノの吉崎久善選手が安定した速さで1分09秒606を記録しトップにつけた。2番手に1分10秒003の柴田尚選手、3番手に1分11秒301の太田高之選手と続いた。B2クラスは、スイフトを駆る石井均選手が1分08秒447でトップ、2番手に1分08秒986の菊間邦明選手と続き、上位2台が1分08秒台。3番手にロードスターの日向孝之選手が1分09秒926で続いていた。
B4~B6クラスが出走したB組は、B6クラスのインプレッサの澁澤栄一選手が目の覚めるようなアタックを2周目に見せ1分00秒927をたたき出しトップにつけた。2番手に高岩良行選手が1分02秒797、3番手に瀧口智弘選手が1分03秒095、4番手に蝶間林一夫選手が1分03秒216、5番手に佐藤清貴選手が1分03秒300、6番手に馬場元選手が1分03秒381、7番手に鈴木達朗選手が1分03秒546、8番手に佐藤周平選手が1分03秒973、9番手に永藤光雄選手が1分04秒986、10番手に川原実選手が1分05秒119、11番手に杉山哲司選手が1分09秒309で続いた。
B5クラスは、FD3Sでも速さを見せる森田正穂選手が1分02秒492、B4クラスは、市川忠康選手が1分06秒324でトップとなっている。
B組の第1ヒートが終わった直後から雨が降り始め、第2ヒートはウエットコンディションとなったため、第1ヒートの結果が、それぞれのベストタイムとなった。
第2戦は、ゴールデンウイーク5月5日(水・祝)開催予定。
参加者の声
林 幸夫さん
タイムで分けて欲しい
サーキットトライアルはJAF戦になる前から参加しています。2本目はウエットになったのでFRは、やはり難しいですね。スピンしてしまったのですが、皆さんうまく避けてくださいました。ボクくらいのタイムだと、速い人の邪魔になってしまいますし、うまくクリアも取れませんでした。自己申告タイムで組み分けをする方法もいいと思います。参加者が多いことはいいことなんですけれどね。
海野雅之さん
血が騒ぎますね
30年ほど前にラリーのナビをしていたのですが、自分自身でもサーキットを走りたくなり、娘の買い物車を借りだして参加しました。筑波を初めて走りましたが、血が騒ぐというか、青春を取り戻すというか、やっぱりコレしかないと思いましたね。老後の趣味にしようと思っています。