Race Report
Circuit Trial Rd.2
2021 JAF筑波サーキットトライアル選手権シリーズ第2戦
B5クラス森田正穂選手、B3クラス梅野健太選手がコースレコードを更新!
A組がB6、B5クラス、B組がB1~4、PN1、2クラスと分かれて、それぞれ15分のセッションが2本で争われた。シリーズ第2戦は、朝一番の走行となったためA組が8時から走行を開始。この時点で気温は約20度まで上がっており、コンディションとしては、まずまず。ただ、今回も下り坂の天気予報のため、1本目でタイムを出しておきたいところだった。2本目は、雨がパラパラと降っていたが、ほぼドライ。ベストを更新した選手もいたが、ほとんど1本目のタイムで順位が決まった。
1本目、A組で真っ先にコースインしたB6クラスの澁澤栄一選手は、マシンとタイヤの状態を確認しながら、タイムアタックに入って行くと計測3周目に1分00秒979という、この日の最速タイムをマーク。2位に大差をつけ開幕2連勝を達成。2位に高岩良行選手が1分02秒919、3位に2回目にタイムを更新した佐藤周平選手が1分03秒410、4位に秋本拓自選手が1分03秒437、5位に佐藤清貴選 手が1分03秒774で続いた。
B3クラスは、1回目のセッション終盤にタイムアタックに入った森田正穂選手が1分02秒074のコースレコードをマーク! 今回も速さを見せつけた。これにドリフト出身でS15シルビアを駆る濱田雄介選手が1分02秒790で続きトップ2が1分02秒台。3位に富田勲選手が1分04秒269、4位に芳田悟選手が1分06秒684で続いた。
B1クラスは吉崎久善選手が1分09秒227をマークし2連勝! B2クラスは、石井均選手が1本目に1分08秒463をマーク。2本目に1分08秒787を記録し追い上げた菊間邦明選手を退ける形で、こちらも2連勝となった。B3クラスは、梅野健太選手が1本目に1分04秒880を記録。こちらもコースレコードを更新する速さを見せた。B4クラスは、今回も市川忠康選手が速さを見せ1分06秒064で2連勝! 2位の田中洋一選手が1分06秒867と健闘した。
第3戦は、5月30日(日)に開催予定です。
参加者の声
松栄吉彦さん
難しいのがおもしろい
ダートトライアルをしていて2019年にクラスチャンピオンを獲ったので、他のカテゴリーにも目を向けてみようとサーキットトライアルに参加し始めました。まだ4回目ですが、足回りから何から全然ダートとは違うので難しいですが、それがおもしろいですね。ダートトライアルは、せいぜい1本4分程度なので15分かけり2本はボクにとっては長いですね。
斉木雅昭さん
JAF戦はこのシリーズだけ
いろいろなシリーズを走ってきましたがJAF戦に参加したいと思ったので昨年からサーキットトライアルに参加し始めています。今回が4回目ですが、富士がホームコースなので、そのままの仕様で走っていて厳しい部分があります。次回までには、筑波寄りのセットにして参加する予定です。
良川幸司さん
いい意味で敷居が低く参加しやすい
ラリーチームの駆け出しメカニックなのですが、実際に自分で走ってどんなセットをすれば、どんな動きをするのか? ドライビングテクニックも磨ければドライバーの気持ちを理解できると思い、このクルマを譲ってもらって走り始めました。サーキットトライアルはいい意味で敷居が低く、すぐに仲間に入れてもらえたので、いいシリーズだと思います。