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Race Report

Circuit Trial Rd.1

2014年に始まったJAF筑波サーキットトライアル選手権シリーズもついに10年目の開幕を迎えた!記念すべき今年はCT3クラスへのエントリーもあり、全7クラスが集結。総勢49台ものエントラントが集まった一発勝負がいざスタート!

2024 JAF筑波サーキットトライアル選手権シリーズ第1戦

タイムラップの応酬を繰り広げた開幕戦
王者のCT1クラスに現れた静岡の新たな実力者

CT1クラス昨年王者の中嶋貴秀選手が抜け、王座を狙うのは昨年準王者の澁澤栄一か、はたまたR35型GT-Rを駆る静岡の刺客か。さらに昨年活躍したCT1、CT2の実力者3名が集まり、ようやく開催が決まったCT3クラス。開幕戦らしい混戦が期待される中で今シーズンのグリーンシグナルがいよいよ点灯される!

9時40分時点で気温13.8度、路面温度22.5度という絶好のドライコンディションでCT5〜6のA組第1ヒートが開始された。CT5クラスはZC32S型スイフトを駆る昨年王者の石井均選手を皮切りに、次々とコースイン。各車アウトラップを終えてタイムアタックを始める中、3周目で石井選手が1分8秒588をマーク。続く4周目ではE-EK4型シビックの鯉渕慶比古選手が1分8秒173のトップタイムを叩き出し、早くも7秒台に近づいてみせる。しかし石井選手が計測5周目でさらに上回る1分7秒607をマークし、再び1位に。石井選手は一度ピットに戻るも、8周目のアタックで1分7秒596でクラスレコードを更新して終えた。「フロントが新品だったので2周温めてからアタック1周で仕掛けました。今回、ギアをノーマルハイに戻したので、筑波ぐらいのコースだとシフトアップが減って有利でした。」
CT6クラスでは2022年、2023年とどちらも2位の総合成績を残した安本悠人選手がND5RC型ロードスターで1周目から1分9秒643と好タイムをレコード。3周目には1分8秒588をマークし、2位と1秒差を退かせた。計測6周目で同型ロードスターを駆る初参加の堀知海選手が1分8秒194とタイムを上回るも、同じ6周目で安本選手が自己ベスト1分7秒812のトップタイムを記録。その後、堀選手が1分8秒162と迫るものの、7秒の壁を破れずに第1ヒートは安本選手がトップのまま終了した。「初めてぶっちぎれました。と言いつつ、2番手の堀さんが迫っていたので内心はかなり焦ってましたね。純正だったステアリングを変えて、ターンインの動きがよりスムーズになりました。」CT7クラスはT.Sakamoto選手が1分10秒306をマークし、2位の宮野直樹選手とは0コンマ2秒の僅差でトップとなった。

5分間のインターバルを挟み、B組の第1ヒートがスタート。注目を集めるのは昨年王者中嶋貴秀選手が不在となったCT1クラスだ。スタート直後、2022年1位、昨年2位の成績を収める澁澤栄一選手が計測2周目から1分1秒655の好タイムをマーク。全車の中で唯一の1秒台を早々と記録する実力者の威厳を見せた。しかしその実力者に立ち向かうのが静岡からの刺客、今年初参加の溝口敦子選手だった。溝口選手は2周目に1分2秒968をマークし、その後もタイムアタックに挑み続け、5周目で1分1秒124のクラストップを更新。澁澤選手から0コンマ4秒の差を付けて1位の座を奪い、そのまま第1ヒートのトップタイムとなった。「クリアラップの5周目はS字からの1ヘアの流れが決まった気がします。」と振り返る溝口選手。 一方CT2クラスは早くも昨年王者の森田正穂選手が2周目で1分01秒655を計測。続く3周目で1秒440とタイムを縮めたかと思いきや、昨年も争い合ったポルシェ718ケイマンの松代耕二選手が同じ3周目で1分0秒918と1位の座を奪う。格上のCT1クラスをも上回るトップタイムを記録した。またCT3クラスではCBA-Z33型フェアレディZの秋本拓自選手が1分2秒907でトップの座を獲得。CT4クラスはGR86の宮崎邦紘選手が1分3秒375で2位と2秒以上の差を付けてトップに入り込んだ。「今回が筑波で初出場でした。1本目は気温が高く、気圧も高かったのですがボチボチの結果が出たのかなと……。今回は縦のラインを意識したV字の71RSタイヤを使ってタイムが出せたので良かったです」

正午を過ぎて気温19度、路面温度27度のすっかり春の気候の中、第2ヒートが開始された。しかしそれまで同日に開催していたフォーミュラ、カートレースの影響からかコース上にはタイヤカスが散乱。各車のタイムアップが期待される中、各クラスとも1位の記録が更新されずに終了。ドライバーのほとんどが第1ヒートのタイムをベストタイムとする結果となった。

CT1

溝口敦子 選手

ママのおでかけGT-R

CT2

松代耕二 選手

718 Cayman

CT3

秋本拓自 選手

ガレージ4413★72★Z33

CT4

宮崎邦紘 選手

Tiレーシング お上品GR86

CT5

石井均 選手

小富士スイフト@DXL

CT6

安本悠人 選手

ザーレンpro・μロードスター

CT7

T.Sakamoto 選手

QUARTZ ROADSTER

筑波マイスターの『俺ならこうする!』

コース2000の攻略法やマシンセットアップ!
その方法をJAF筑波サーキットトライアル選手権の猛者に教えてもらおう!!

溝口敦子 選手

アタック筑波からの刺客!

CT1 溝口敦子 選手

ここ数年、本シリーズでもその圧倒的な速さでクラスレコードを更新し続ける35GT-R!筑波サーキットのタイムアタックスペシャル車両が集うアタック筑波にも出場する溝口選手に筑波サーキット攻略のポイントを聞いてみた!

日産プリンス静岡でメンテナンスをしてもらっていることもあって、車検にきちんと通る仕様です。基本的にECUもノーマルでパワートレイン系は基本ノーマルになっています。
カスタムしているのは吸排気系、ブレーキ、足回りを中心に変更しているのが現状です。以前は富士のサーキットトライアルに出ていたんですが、アタック筑波に出場するようになり内装を外して軽量化をしたくらいです。
筑波サーキットを走るのは12回目なんですが、筑波サーキットはダンロップコーナーからの第2ヘアピンが攻略のカギだと思っています。進入ラインなど、いろいろな人がいるので、最短を稼ぐのか、それともボトムスピードを稼ぐのかによって考え方が全く違うので車種や自分のスタイルにあったラインを選ぶのがポイントなのかもしれませんね。
また、サーキットトライアルは男女の体格差がでにくいスポーツだと思うので、女性にも積極的に参加してもらいたいですね。