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Race Report

TTC1400 Rd.5

シリーズランキングでは、田中千夏選手のチャンピオンが決定的な状況で迎えた最終戦。僅かに逆転タイトルの可能性を残している八代勝也選手は、一矢を報いたいところだったが、2人の間に実力派のベテランドライバーが割って入ることになる。

筑波ツーリングカーシリーズ 第5戦

田中千夏選手が3連勝で3度目のシリーズチャンピオンを決める!

今回の公式予選も田中千夏選手からコースイン。計測2周目に1分08秒926を出すと、3周目に1分07秒382までタイムアップ! 4周目もアタックするが、3周目のタイムを上回れなかったのを見るとピットイン。そのまま予選を終えタイヤを温存していた。 「ドライブシャフトの問題も解決したので、もうちょっとタイムを出しておきたかったですね。レースは何が起きるか分からないですし百戦錬磨のコマツバラ選手がいますけれど、楽しみながら走りたいですね」とポールポジションを獲得した田中選手。

セッション終盤まで2番手には、昨年のチャンピオン八代勝也選手が1分07秒935で続いていたが、コマツバラ タケシ選手がセッション終了間際のアタックで1分07秒652を出し2番手グリッドを獲得。コマツバラ選手は、筑波を中心にクラシックカーレースやヒストリックカーイベントなどで活躍中。今回限定でTTCに参戦した。

八代選手は3番手となり、荒川智弘選手が1分08秒017で4番手、堀雅清選手が1分08秒115で5番手、大久保兼一選手が1分10秒591で6番手と続いた。

15周で争われた最終戦。ポールポジションスタートの田中選手が真っ先に1コーナーに入って行き、セカンドロウから荒川選手が好ダッシュを見せると2コーナーでアウトからコマツバラ選手に並びかけて行くと第1ヘアピンで2番手に浮上。後方では、大久保選手がスピン。再スタートするが大きく遅れてしまう。オープニングラップは田中選手が制し、荒川選手、コマツバラ選手、八代選手、堀選手と続いて行く。コマツバラ選手を荒川選手が抑えているうちに逃げたい田中選手は、ペースを上げ2番手以下を引き離しにかかる。しかし2周目にコマツバラ選手が2番手に浮上すると田中選手との差を縮めて行く。これに八代選手も続いたいところだったが、なかなか荒川選手をかわすことができない。堀選手もピタリと続き、荒川選手、八代選手、堀選手が三つ巴の3番手争いを繰り広げる。

レースも折り返しを過ぎた9周目にコマツバラ選手は、ファステストラップをマーク。田中選手のテールに迫って行く。勝負を仕掛けたいコマツバラ選手だったが、勝負ポイントをしっかり田中選手が抑え前に出させない。そのまま15周を走り切り田中選手がトップでゴール。3連勝を飾り、3度目のシリーズチャンピオンを獲得した。コマツバラ選手は、スポット参戦ながら、さすがの走りで2位。3位争いは、レース終盤に八代選手が制し、4位に荒川選手、5位に掘選手と続いてゴール。予選タイムを上回る走りで大久保選手は6位でチェッカーフラッグを受けた。

オープニングラップの第1ヘアピンでの攻防。#11田中選手を先頭に#31荒川選手が#10コマツバラ選手をかわして行く。

テールtoノーズのままチェッカーフラッグを迎えたトップ争い。田中千夏選手が見事3連勝を飾り3度目のタイトルを手に入れた。

予選で初めて全開走行をしたというコマツバラ選手。EP82でもすばらしい速さを見せてくれた。

#72八代勝也選手、#31荒川智弘選手、#堀雅清選手が三つ巴のバトルを繰り広げた3位争い。第1ヘアピンでの攻防は特に激しかった。

Results » 予選 決勝

Winners Interview

優勝

田中千夏選手

「百戦錬磨のコマツバラ選手が相手なので、レース中は、あまり考えないようにしていました。逆にコマツバラ選手なので無理なことはしないという安心感はありましたね。スタートは私は普通で、みんなが遅かったんだと思います。荒川選手だけ速かったんでしょう。絶対にコマツバラ選手が来ると思ったので、できるだけマージンを築こうと思っていましたが、やっぱり速かったですね。コロナ禍でレース数が減ってしまったシーズンでしたが、久々に忘れていた感覚を取り戻せたところがありました。ただ走ればいいのではなく、限られた中で、どう走らせるかが、このクラスの楽しさだと思います。離れている選手にも、また楽しんでもらいたいですし、戻って来てもらいたいですね」

2位

コマツバラ タケシ選手

「いつものクロスミッションのクセで出遅れてしまいました。2番手に上がってからは、追い上げて行けたのですが、田中選手の方が一枚上手でしたね。今どき珍しいタイプのドライバーですよね。ケケ・ロズベルクとか、最近だとキミ・ライコネンタイプかな。今回のTTCには一戦限定で出ることを決めていいましたし、公式予選で初めて全開で走ったくらいなので、納得のレースでした」

3位

八代勝也選手

「スタート直後のポジション取りがうまくいかずふさがれてしまいましたが。レースなので仕方がなかったですね。そこから前に出るためと、思ったより路面温度が上がったからか、タイヤを消耗してしまったので、レース終盤は厳しかったですね。第1ヘアピンの進入で挙動を乱してしまって迷惑をかけてしまったのですが、何とか抑えることができてよかったです。昨シーズンは、優勝することができたのですがクルマは全くイジらなかったんです。今シーズンも、という気持ちは、ありましたが、田中選手は、すごく速いので、まだまだチャレンジャーなんだという気持ちを新たにしました。ただ、クルマに関しては、いろいろセットを考えるようになって、すごく収穫のあったシーズンになったので、この経験を生かして行きたいですね」