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Race Report

Super FJ Rd.8

第7戦で田上蒼竜選手がシリーズチャンピオンを確定した2022シーズンのSuperFJ筑波シリーズ。しかし、2位以下のランキング争いは熾烈を極める大混戦。ひとつでもランキングを上に、2023年のFIA F4へのスカラシップがかかる日本一決定戦の切符を賭けた勝負は見どころ満点!!

2022 JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ第8戦

センドラ・フナト・アレックス・ショウタ選手の参戦で動く上位陣!
優勝は白崎稜選手が今季2勝目!!

S-FJ第8戦2022年JAF筑波/富士スーパーFJ地方選手権シリーズとし最終戦となる今回のレース。前戦までで田上蒼竜選手のチャンピオンが決定してはいるものの、2位以下のランキング争いは混戦状態だ。今大会、田上選手はWチャンピオンの可能性がある「もてぎ・SUGOシリーズ」に集中するために参戦を辞退。その代わりと言ってはなんだが、2名の新人ドライバーのエントリーでレースには新たな注目点が溢れた。MASTERSクラスと合わせて全17台がエントリー。今大会も熱戦必至の状況だ。

定刻通り8:40より20分間で行われた予選。まずは#26 ZAP スタッフリソース EDを駆る白崎稜選手が13周目に58秒243でトップタイムを最初にマーク。すると今回初出場の#73 Deep-R 10V EDセンドラ・フナト・アレックス・ショウタ選手が16周目に58秒288のタイムでこれを追いかける。このふたりを凌ぐタイムを記録する選手は現れず予選は終了。3番手にはラストラップまでアタックを続けたシリーズ2位の#53 ファーストガレージ&Sウィンズをドライブする安田航が58秒320で飛び込んだ。また、MASTERクラスのトップは総合14番手の#3 スーパーウィンズKKS・ED秋山健也選手。ベテランの走りで59秒187という結果。1秒以内に14台がひしめく筑波シリーズらしい激戦の予選となった。

そして正午前に開催された決勝。朝からの好天で決勝開始直前の11:00には気温18度、路面温度28.5度と絶好のレース日和に。1周のフォーメーションラップの後に切られたスタートでホールショットを決めたのは#26の白崎選手。もちろん2番手スタートのルーキーの#73アレックス選手も背後にきっちりついてゆく。トップでホームストレートに戻ってきた白崎選手はその後5周目まで毎回自身が記録したファステストラップを更新するパワープレイ。ここまでの鬱憤を晴らすような激走で徐々に後続を引き離しにかかる。中団ではスタートで#72・SウィンズELEV'rKKS2の下村剛司選手が大きく順位を落としてしまう。2周目以降も上位陣はきれいな隊列を組んだまま周回を重ねるが、中団グループでは各所でバトルが勃発。しかし、順位を変えるようなオーバーテイクは見られない。後半になり2番手の#73アレックス選手も自己ベストを更新しながら#26白崎選手を追いかけるが時すでに遅し…。18周の決勝は#26白崎選手のポールトゥウィンで決着となった。2位には#73アレックス選手、3位は#53安田選手が入り、今シーズン最後の表彰台を勝ちとった。MASTERクラスでは、最後尾から追い上げてきた#46 MATレーシングPJ10Vを駆る本間隆史選手がクラス優勝。熾烈な争いを演じた5位の内藤大輝選手は「今までに比べれば、予選も決勝も良かったとは思いますが、まだまだ詰められるところもたくさんあり、それが課題ですね」とこのレースを振り返る。

この結果を受け、シリーズチャンピオンは90ポイントを獲得した田上蒼竜選手。ランキング2位には最終戦を優勝で飾り逆転に成功した白崎稜選手。そしてランキング3位にはZAP勢の間に安田航選手が割って入った。

田上蒼竜の陰に隠れながらも着実にポイントを重ねた白崎稜選手!

マシントラブルから立ち直ったセンドラ・フナト・アレックス・ショウタ選手

3ガレージ三つ巴の戦いで表彰台に飛び込んだのは安田航選手

自身初優勝を飾ったのはV.ロッシファンでもある本間隆史選手

Results » 予選 決勝

Winners Interview

優勝

白崎稜選手

「今日の為に自分が準備していたことがすべて良い方向に決まって上手くいき優勝できました。スポンサーさんやスタッフの皆さんに大変感謝をしています。まだ日本一決定戦が残っていますが、来シーズンは違うサーキットも勉強したいので鈴鹿のS-FJやFIA F4のスポット参戦を計画していますがプライベートでも大学院卒業の年となるので、社会人としても新たなスタートとなりますます頑張らなければと思います」

2位

センドラ・フナト・アレックス・ショウタ選手

「今日のレースは予選でもう少しだけ頑張っていればと思いました。決勝でもベストラップで走れた時に少しヘアピンでミスをしてしまいそれも悔しいです。白崎さんもとても速く前半で離されてしまい、もう少し着いて行けたかもとも思うのですが、後半に向けてタイヤの事も考えながらあのペースで走っていました。今回初レースです、来シーズンはフル参戦する予定でいます。」

3位

安田航選手

「練習からすごく速いわけでもなかったし、今回は苦戦かな?と思って臨みました。決勝でもこのポジションのまま、キープするような形のレースになってしまいました。来シーズンはまだ未定です」

Winners Interview ~MASTERS~

MASTERS 1位

本間隆史選手

「5月から久しぶりの復帰レースで優勝できたのはとても嬉しいです。オープニングラップで2台をパスできてしっかり順位を上げれたのが勝因かもしれません。その後は秋山選手に付いて行こうと頑張ったんですが、10周目あたりに部品が外れてしまいドライブに集中できなくなってしまったんです。本来ならもう少しペースを上げられたはずなんですが…。最後、秋山選手がいなくなったんで優勝できた感じですね。これが自身初優勝なんですが、次は完璧な秋山選手の前でしっかりゴールして優勝したいですね。もちろん、来年も筑波シリーズに出場予定です。」