• CALENDARサーキットカレンダー

  • GUIDE施設のご案内

  • RIDE & DRIVE走行のご案内

  • RACEレース

  • MORE INFOその他の情報

  • LICENSEライセンスのご案内

MENU

イベントのカレンダーから会員様向けのカレンダーまで、筑波サーキットの予定はこちら

筑波サーキットの各コースや施設を、詳しくご案内します

筑波サーキットを思い切り走ろう!

筑波サーキット主催・主幹のレースに関する情報はこちら

貸し出し、スクール他、様々な情報を発信しています

筑波サーキットの会員制度について、詳しくご案内します

Categories

  • Calendarサーキットカレンダー

  • Circuit Guide施設のご案内

  • Ride & Drive走行のご案内

  • Raceレース

  • More Infoその他の情報

  • Licenseライセンスのご案内

Race Report

Super FJ Rd.4

筑波シリーズ全6戦のうち折り返しとなる第4戦が5月26日に開催された。今回、初戦優勝を果たしたセンドラ船戸アレックス翔太選手が急遽欠場のアナウンス。戦いの女神は前回優勝を果たしたELEV角間選手に微笑むのか、打倒角間に燃える選手勢に微笑むのか。筑波シリーズ優勝に向けて左右を決める大事な1戦の火蓋が切って落とされる!!

2024 JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ第4戦

石井大雅選手が猛攻を仕掛けるも無念の惜敗
ELEV角間選手が2戦連続のポールtoウィンを果たす!!

5月5日の第2戦からわずか3週間の期間を置いて開催されたJAF地方選手権スーパーFJ筑波/富士シリーズ第4戦。初戦で優勝したセンドラ船戸アレックス翔太選手は練習中の骨折により急遽欠場と予選直前にアナウンスされた。現在のランキングは第2戦で勝利したELEVレーシングドリームの角間光起選手が1位に立ち、2ポイント差でセンドラ選手が2位。さらにZAPSPEED伊藤駿選手、ファーストガレージ石井大雅選手が続く構図だ。前半戦最後となる今回のレースがシリーズ後半の勢力図に大きく影響する一戦となった。

時刻は午前8時40分、曇り空の下で気温20.9度、路面温度32.1度のドライコンディションの下で予選の20分間がスタート。計測2周目に伊藤選手が58秒802のトップタイムを出すと、スーパーウインズレーシングチーム塚本凛世選手が58秒58秒900、ファーストガレージ津田充輝選手が58秒952と続く。
遅れを取り戻すように角間選手が3周目で58秒709とトップタイムを更新するも、すぐに石井選手が58秒334と上回ってトップに立つ。5分経過時点で互いにタイムを更新するも順位は変化なし。そのすぐ後ろでは津田選手をはじめとする5名の選手が58秒台をマークしてひしめき合っている。角間選手が徐々にセクタータイムを縮めていき、58秒231でトップタイムを記録して1位に躍り出る。この時の石井選手のベストタイムが58秒238なので、2人の差はわずか0.07秒だ。スタートから10分を越えたあたりでピットに入って調整に入る選手も出てくる中、前回2位の伊藤選手が58秒356をマークして3番手の位置から徐々に攻め立てる。しかし全選手が20分間をフルに走り切るも、タイムも構図も大きく変わらずにそのまま予選終了。
「前日にマシントラブルが起きたせいで前夜からチームで夜通しの修理対応に追われたんです」と予選後に舞台裏を明かした角間選手。直前のトラブルも乗り越え、0.007秒を守り切った角間選手がポールポジションを獲得。石井選手は初のフロントロウを獲得した。

決勝は12時35分に開始予定。気温27度、路面温度42.2度と予選に比べて温度が高いコンディションだ。フォーメーションラップを終えて、各車がスターティンググリッドに整列してスタート。ポールポジションの角間選手が飛び出してホールショットを獲得。背後には同じくフロントロウの石井選手がぴったりと付く。その後ろで5番グリッドのファーストガレージ酒井翔太選手が3番グリッド伊藤選手を交わしてイン側に飛び込む。飛び込まれた伊藤選手は1コーナー立ち上がりで冷静にインを絞って3番手をキープする。各車がファーストラップを終え、トップ角間選手、2位石井選手、3位伊藤選手は3周目まで1秒以内の僅かなギャップを保ち続ける。計測4周目から角間選手が石井選手とは0.575秒、3位伊藤選手とは1 .049秒と徐々に差を付け始める。しかしこの日の石井選手は粘り強かった。5周目、6周目、さらに10周目を越えても1位の角間選手と0.5秒差以内を維持。3位の伊藤選手も1秒以内のギャップに抑え、上位3台がわずかな間合いでコントロールラインを越え続ける。レース後半戦の10周目以降も保ったままレースは展開。特に石井選手は15周目で0.419秒、16周目で0.394秒と果敢にその差を縮めようと要所で攻めの奮闘を見せる。
17周目に入ると石井選手が58秒851のファステストタイムを記録。しかし最終ラップでもトップの座は変わらず、角間選手が無事ポールトゥウィン。第2戦に続く2連勝を果たした。
「ずっと攻めましたけど決め手がなかったですね。主に1コーナーを狙ってたんですけど、自分が最終コーナーで速度を乗せられなくて。そこで角間選手と離されたのが敗因だと思います」と準優勝の石井選手は振り返る。
今回で角間選手が20ポイントを獲得し、総合52ポイントの1位を独走状態になった。これで2位の伊藤選手とは14ポイント差を開き、シリーズチャンピオンまで大きく駒を進めた。しかしポールポジション筆頭のセンドラ選手が不在だったのも事実。この試合が次回以降にどう響くのか。筑波シリーズ後半戦の熱い戦いはまだまだ続く。

予選、決勝ともに背後から攻められながらもトップを守り切った角間光起選手

決勝ではフロントロウからホールショットを獲得した角間選手

決勝レースでは終始角間選手をプッシュし続けた石井大雅選手が2番手を獲得

前戦で惜しくも2位だった伊藤駿選手は残念ながら3番手の結果で終えた

Results » 予選 決勝

Winners Interview

優勝

角間光起選手

石井選手が予選から近い位置だったので、決勝も激しいバトルになると予想してました。案の定、後ろにベッタリでプレッシャーを感じてたんですけど、マシンのセットアップがバッチリ決まっていたので差されるチャンスがなかったのが勝利の要因かなと思います。インフィールドでは抑えて、直線では踏んで後半に向けてタイヤの温存を意識しました

2位

石井大雅選手

レース後半で有利になるようにあえてラインを外しながら温存と言うと変ですけど、パワーを貯めて残りの5周で抜こうと考えていました。ただ最終コーナーから1コーナーが上手くいかず、決め切れませんでしたね。ここまで順位が順々に上がってきているので、苦手なところは練習で克服できるようにして勝利を狙います

3位

伊藤駿選手

ミスが多く、特にシフトミスが多くて順当な順位だなと正直感じています。前の相手がミスして近付いた瞬間があったんですけど、そこで自分もミスちゃったり。あとは差を詰めてもエンジンの差でバックストレートに入って離されてしまいました。自分の課題が走り方なのか、そもそものエンジンなのかよく考えたいと思います

Winners Interview ~MASTERS~

MASTERS 1位

秋山健也選手

予選はセクターごとで見ると良いところもあったんですが、1周が上手くまとめ切れなかったなという感じですね。スタートの1ヘアで1台抜かれちゃって少し詰まって何とか抜けたんですけど、前方のグループには追い付けなかったですね。今のマシンになって2戦目ですが段々動きを掴んできました。次は入賞を目指します