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Race Report

TTC Rd.3

EP82型スターレットのワンメイクとなっている筑波ツーリングガーシリーズ。そして混走で争われるヴィッツレースin筑波。ツーリングカーシリーズがSタイヤなのに対し、ヴィッツレースはラジアルタイヤの装着が義務つけられているためタイム差が大きい。開幕から連勝が止まらない丸山翔矢選手を誰が止めるのか⁉!?

2024 筑波ツーリングカーシリーズ第3戦

昨年の第3戦から5連勝を続ける丸山翔矢選手!その勢いに一点の曇りなし!! シリーズチャンピオン確定に向けて破竹の勝利で満点チャンピオンにリーチ!!

今回も6台のスターレットと2台のヴィッツが集まって開催された筑波ツーリングカーシリーズ第3戦。TTC1600クラスには笠間レーシングから鯉渕貴比古選手が参戦。前日に筑波サーキットトライアルシリーズで最終戦を前にCT5クラスシリーズチャンピオンを確定させた鯉渕慶比古選手の実の兄だ。

また、TTC1400はここまでコミネレーシングの丸山翔矢選手が2連勝と頭ひとつ抜きんでる速さを維持。昨年から続く連勝記録を伸ばしている。そんな本シリーズの予選はやはり丸山選手を中心に展開していくこととなる。15分間の予選時間で最初の5分間がTTC1400クラスの優先走行帯に、そして最後の5分はヴィッツの優先走行帯になることから、序盤にタイムを出すほうが圧倒的に有利なこのクラスにおいて、まず車工房リキのませきかつみ選手が3周目に自身のトップタイムを記録する。一方でなかなか納得するタイムが刻めない丸山選手。そんな丸山選手がタイムを記録したのは8周目と、ヴィッツのとの混走時間真っ只中。しかし、それでもませき選手のタイムを大きく上回るポールタイムをマーク。トップグリッドを獲得し、公式予選は終了する。一方、ヴィッツクラスはターマックプロの井上満夫選手が3周目にターゲットタイムを記録し、そのまま逃げ切り。HAYATO選手との勝負を制した。丸山選手は予選後「フロントタイヤほぼニューでアタックをしたんですが、第2ヘアピンをオーバーになったりして、内圧が左右バラバラになってしまって、赤旗中断中にユーズドタイヤに交換して内圧を見直して行ったのが良かったです。きょうは路面温度的にユーズドの方が良かった感じです。この7月の気温で8秒フラットが出たのは凄く嬉しいです。筑波サーキットの講師をやっている蘇武先輩にも誇れるタイムだと思っています(笑)決勝はタイヤ選択に凄く悩んでいます。スタートダッシュを決めるならユーズドだし、でも後半までもつれるならニュー…。どちらで行くかは直前まで迷う感じですね」とコメント。また2番手につけたませき選手は「自分としてはまずまずのドライビングで、セットもまずまずだったんですが、ちょっとトップのタイムは見えませんでした。赤旗後はタイムを上げるのが難しいと思ったので早々に切り上げた感じです。今回タイヤ4本新品を投入したんですが、リアはユーズドの方が良かったかもしれません。決勝はしっかり前についていって、タイヤがダウンしてきたときに、どれだけドライバーで勝負できるかになると思うので最後までしっかり集中して走りたいと思います」と語ってくれた。

そんなTTC1400の決勝。タイヤ選択に悩む選手たちを襲った気温37℃・路面温度52℃というコンディション。山の高いニュータイヤでは序盤苦しむことになるのは明白。しかし、ユーズドではレース後半にゴムが限界を迎えることも予想される。この中、2番手のませき選手は予選のままでのタイヤセットでグリッドへ!一方、最後までタイヤに悩むと語っていた丸山選手はニュータイヤを選択した。そんな中、スタートが切られたこのクラス。スタートはませき選手の方がクラッチのつながりが良く、トラクションをかけて丸山選手に迫る走り。無難なスタートでしたという丸山選手だったがイン側スタートの利を活かして1コーナーはしっかりトップで通過する。もっと熱くなると見越してニューを選択した丸山選手だったが、このバランスが悪く全体的にマシンはアンダー傾向になってしまう。第1ヘアピンや第2ヘアピンなど頭の入りが重要とされるコーナーで苦しむ丸山選手。それでも3周目には本クラスのファーステストラップを刻むことに成功する。ペースの悪い丸山選手に対し、これが好機になるはずだったませき選手だったが、丸山選手に仕掛けるまでのスピードはない。しっかりと丸山選手のバックミラーに車体を映り込ませる距離を保ち続けるが…。終盤に入って徐々に2番手ませき選手との距離を開きはじめた丸山選手が2秒近くませき選手を引き離し今季3勝目をマーク!これでシリーズタイトルに王手をかけた。一方で、最後まで白熱したバトルが繰り広げられたヴィッツクラスはHAYATO選手が井上選手の追撃を振り切りトップチェッカー!

次戦、丸山選手がませき選手に20ポイント差をつけることができれば最終戦をまたずにシリーズチャンピオンを確定させることができる。全戦有効な本シリーズで満点チャンピオンを目指す丸山選手にとっては、残り2戦も気が抜けない大会となりそうだ。

優勝はSPMコミネプロセスEP82をドライブした丸山翔矢選手

序盤、しっかりトップに食らいついたませきかつみ選手が2位

ストレートの伸びに苦しんだ東源夏樹選手が3位入賞

ヴィッツレース優勝はHAYATO AOBA選手

Results » 予選 決勝

Winners Interview TTC1400

優勝

丸山翔矢選手

スタートはまずまずでした。タイヤは暑くなるのを見越して内圧低めのニュー側のタイヤを選択したんですが、全体的にアンダー傾向が強くなってしまい、外から見ている人からも『苦しそうだね』と言われてしまいまいました。思うところまで路面温度が上がらなかった感じです。特に最終コーナーはズルズルで…。次は予選で7秒台に入れて、決勝もしっかり勝ってシリーズチャンピオンを決めたいですね

2位

ませきかつみ選手

スタートは決まったんですが、優勝した7号車が速くて、前半ついていくのがやっとでした。そのせいでタイヤも使いきってしまいました。そのせいもあって、最後は18号車にも迫られてしまいました。自分が思っていた通りのレースにすることはできませんでした。次のレースはなんとか7号車になんとか食らいつけるようにマシンのセットアップも見直してきたいと思います

3位

東源夏樹選手

ストレートが全然遅かったです。コーナーは前を走っていた74号車よりもこっちの方が速かったんですが、ストレートで離されてしまいました。とくに74号車が序盤にタイヤを使ってしまったせいか、後半きつくなってペースが落ちてきたので、ストレートさえ伸びていれば順位も違ったかもしれません。次までにはなんとか改善してきたいですね

Winners Interview Vits RACE

優勝

HAYATO AOBA選手

とにかくコースから飛び出さなかったのが良かったです。シフトミスが多くタイムも良くありませんでした。力み過ぎでした。とにかく気温が高くてタイヤもズルズルでどうしようもなかったです。レースは1コーナーが全てでしたね。とにかく練習不足です。次のレースに向けて練習したいと思います